◆もしまた『アンパンマン』に出演できるとなったら、どんな役を演じてみたいですか?
こういった取材は、僕自身、『アンパンマン』を見つめ直す機会にもなっていて。そうして自分なりに『アンパンマン』を解釈していった時、結局一番好きなのはばいきんまんだなというところにたどり着くんです。なので、願わくばばいきんまんと掛け合いができるキャラクターを演じられたら、楽しそうでいいなと思いますね。
◆今回の映画は“絆と大冒険の物語”となっています。山崎さん自身、最近大冒険したことはありますか?
子供を二人連れて外に出かけると、それだけでもう大冒険なんです。上の子は走り回って言うことを聞かないし、下の子は泣きわめくし。下の子がベビーカーに乗れば、上の子も乗りたがっちゃって(苦笑)。そろそろキャンプにでも行けたらいいんですけどね。家族でバーベキューとかあまりやったことがないので。そういう大冒険もしてみたいです。
◆お子さんが生まれてから、ご自身の中で変化したことはありますか?
どんな人にも親がいて、子供時代もあるんだよなぁと思うようになりました。例えば怒られている人がいたとして、前はその人だけにしか目が行きませんでしたけど、今は“この人にもお父さんがいて、お母さんがいて…”と家系図が頭の中に思い浮かぶようになって。で、“その人も赤ちゃんだった時があるんだよなぁ”って。みんなそうなんですよね。かわいい、かわいいって言われていたはずなんです。そう考えると不思議だなぁ。カンニング竹山さんだって、別におじさんの姿のまま生まれてきたわけじゃない。あの人にもかわいい赤ちゃんだった時があるはずなんですよ(笑)。
◆より愛おしく感じますか?(笑)
ちょっと抱っこしてあげたい。頭ポンポンしてあやしてあげたいですね、寝る前に(笑)。