『100回やったら会いましょう!』生見愛瑠×演出・渡邉美幸×放送作家・堤映月「めるるさん、鎖骨はどうやってケアされていますか?」

特集・インタビュー
2021年06月26日

アンタッチャブルと生見愛瑠が出演する、愚直に同じことを100回繰り返し、そこから見えてきたことや達成できたことをドキュメンタリータッチで描くビフォーアフターバラエティ『100回やったら会いましょう!』(MBSTBS系)が627日(日)に放送。番組収録を終えたばかりの生見さん、演出・渡邉美幸さん、放送作家・映月さんに、収録後の感想から普段聞けない話まで、ちょっと珍しい座組みでお話ししていただきました。

◆この番組の制作経緯を教えてください。

渡邉:もともとは『プレバト!!』の総合演出をしている水野雅之さんと『日曜日の初耳学』のディレクター・山内健太郎さんが会議をされる中で、“何かをやり続けると、意外なことが分かるよね”といった会話から、この企画が生まれました。そこから今回演出として入らせていただくことになり、「どういう100回を見たいかな」というところから番組を作っていきました。

◆生見さんを起用された理由や、収録を終えての生見さんの印象はいかがですか?

生見:(目の前で話されることに)緊張する!

渡邉:番組を作るとなった時に、ネタをどうするかは私たち制作側が試行錯誤しますが、それを視聴者の方に向けて発信してくださるのは出演者さんの皆さんなんですよね。どれだけ熱量を持って取り組んでくださるか、番組の面白さが伝わるかとなった時に、めるる(生見)さんはどんな番組でも素直に楽しんでくださるイメージだったので、ぜひご出演いただきたいと考えました。実際に収録前の打ち合わせから前のめりに参加してくださり、収録もめるるさんのおかげで大変盛り上がりまして、とてもありがたかったです。

:南青山の美容院やTikTokといった若者向けのネタも多かったので、きっとめるるさんなら応えてくださるだろうなって想像しながら台本を書きました。実際にプレビューを見て、興味を持ってもらえたようでうれしかったです。

生見:ありがとうございます。こうして直接感想を聞くことは、マネージャーさん以外ないので、あらためてとてもうれしいです。とても番組が面白かったので前のめりになっちゃいました(笑)。

◆4本の企画が放送されます。生見さんが印象に残っている企画を教えてください。また、渡邉さん、堤さんが特に力を入れた企画は何でしょうか?

生見:親子のツーショット写真の企画は感動しました。私はお父さんと仲良しで一緒に写真を撮ったりするんですけど、世間の女子高生からしたら、そういうお年ごろだよなって思いました。それがお父さんと恋の話をしたり、ニコニコでツーショットを撮ったりするなんてすてきでした。

:私もお父さんと娘の企画が大好きで、最初にネタ案を出した時はご年配の夫婦で出したんですけど、スタッフの皆さんと話していくうちに、娘と父でやってみようとなったんです。すごくいい結果になったので、いろんな組み合わせで今後できたらいいなと思いましたし、もっと見たいなって思いました。

生見:私も見たいなって思いました!

渡邉:私は66歳の小倉久寛さんが挑戦された「TikTok100回」を担当したのですが、NiziUのダンスを1つ撮るのに1時間も練習する小倉さんの頑張りを間近で見ていました。小倉さんには大変申し訳ないのですが、編集の中でそういった練習風景はキュッと(短く)してしまったので、この番組が放送されて小倉さんのTikTokがバズったらいいなと思っています。

生見:本当に小倉さん、すごかったですよね!

◆今回は、番組に出る側と作る側の皆さんでの座談会になりますが、それぞれお聞きしたいことはありますか?

渡邉:めるるさんがやりたいロケとか、こういう番組やってみたいなどがあれば、ぜひ教えてほしいです!

生見:私、ロケが特に好きなんです。原宿とかも好きなんですけど、おじいちゃんおばあちゃんが好きなので、町の皆さんと触れ合えるようなゆったりしたロケがしたいです。それに、自分が普段やれない料理などをロケでやってみたいですし、車の免許も取れたらいいなと思っています。体を動かすことも好きなので、アクティビティーみたいなこともしたいです!

渡邉:ありがとうございます。ぜひ機会があったらお願いします!

:作家っぽいことではないんですけど…。めるるさんの鎖骨がとてもきれいで、どうやってケアされているのか気になります!

生見:恥ずかしい、ありがとうございます(笑)。大したことはしていないですけど、化粧水を塗ったり、終わった後のパックを鎖骨に置いたりしていますね。

:勉強になります!

生見:まさかの質問でビックリしました(笑)。

◆短時間ではありましたがお話をされて、どんな印象を持たれましたか?

生見:ここまで女性のスタッフさんだけとお話する機会があまりなかったので、すごく話しやすかったですし、楽しいです。

渡邉:めるるさんはテレビで見ているままですし、テレビで見ているよりも優しいというか親身な方だなと思いました。

:すごく華やかな雰囲気を感じました。

◆皆さんが実際に100回やって成長したいことは?

渡邉:小倉さんのTikTokをきっかけに、私も匿名でTikTokを始めました。会社にはSNSでバズっていらっしゃる先輩方がたくさんいるので、私もTikTokで一度はバズりというものを経験してみたいなと思います。

生見:料理はめっちゃやりたいですね。今19歳なんですけど、20歳になるまでに絶対に料理ができるようにしておきたくて。最近、番組の企画でオムライスを作ったら、とん平焼きみたいになっちゃって(苦笑)。100回やったらどれだけ上手になるのか、はやっているドレスオムライスを作れるようになりたいです。

:私は仕事でずっと書いていたり、リモート会議で縮こまってしまう生活が続いたりしていたので、最近キックボクシングを初めたんです。

生見:すごい!

:なので、100回続けて強くなりたいです(笑)。

生見:カッコいい!

◆生見さんから見たこの番組の魅力をお願いします。

生見:ありそうでなかった企画なので、新しいなと思いました。収録も会議室でグリーンバックだけっていうのも珍しいんですけど、逆に私はそのほうがリラックスして臨めたので、すごくやりやすかったです。あとは、アンタッチャブルのお二人が楽しい方々なので、一緒になるととてもうれしいんですよ!だから今日も面白かったです。

渡邉:よかったです。

生見:これまでたくさんの出演者さんがいる中での共演はあったんですけど、アンタッチャブルさんと私の3人だけっていうのはなくて。それがすごくうれしかったですし、すごく盛り上がりました。

PROFILE

生見愛瑠
●ぬくみ・める…200236日生まれ。愛知県出身。O型。ファッション誌「CanCam」の専属モデル。『ヒルナンデス!』(日本テレビ/木曜レギュラー)などTVCM、雑誌と幅広く活躍中。

渡邉美幸
●わたなべ・みゆき…2016年にMBSへ入社。現在『プレバト!!』(MBS/TBS系)のディレクターを担当。『100回やったら会いましょう!』で初めて演出を務める。

堤 映月
●つつみ・はづき…2019年から放送作家として活動。これまで担当した番組は『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系)、『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)、ラジオ『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)など。

番組情報

100回やったら会いましょう!』
MBSTBS
2021627日(日)後4・00~4・54

©MBS

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