all at onceインタビュー「プロデューサーの亀田誠治さんからは‟誰よりも楽しんで歌って“と言われました」

特集・インタビュー
2021年06月28日

◆「マカロン」のレコーディング時のエピソードや制作秘話を教えてください。

NARITO:僕は今まで触れてこなかったジャンルの曲だったこともあり、ハネ感のあるノリに苦戦しました。特に、サビ前のリズムが独特で。そこだけで何テイクしたか分からないほど、1時間以上レコーディングをしていたので、スタッフさんも失笑していたと思います(笑)。でも、個人的にはその部分が一番聴かせたいところでもあったので、妥協せずに頑張りました!

ITSUKI:逆に、僕はハネ感のある楽曲が好きで普段から聴いているジャンルでもあったので、最初から最後まで楽しかったです(笑)。今回はコーラスの割合も多く、自分の声を重ねていくに連れて楽曲が華やかになっていく流れを身をもって実感できたので、歌っていてワクワクしましたね。

NARITO:僕も、集中した1時間だったということで(笑)。苦労した分、この楽曲にはいろいろな思いを込めたので、受け取っていただけたらうれしいです。

◆普段からレコーティング中にアドバイスし合うことはあるんですか?

ITSUKI:あります。僕は細かいところまで気にしてしまうタイプなので、リズムとかが少しでもズレていると納得がいかなくて…。

NARITO:怒号が飛んでくるんですよ(笑)。

ITSUKI:「何回同じことやるの~」みたいなね(笑)。

NARITO:そうそう(笑)。お互い楽曲への向き合い方が全く違っているんですよね。僕は楽曲を雰囲気で捉えるタイプ、ITSUKIは単語の意味を一つずつ考えていくタイプなので、お互いに見えない部分を補い合いながらやっています。

◆ずばり「マカロン」の聴きどころはどのような部分でしょうか?

NARITO:サビに英詞と日本詞で韻を踏んでいる部分があるんですが、そこがすごくキャッチーなんです。最初に歌詞を見ずに聴いたら「え、何て言ってるの?」と思われる方が多いんじゃないかなと思います。このパートはとにかく韻を重視して歌っているのでそこは注目して聴いていただきたいですし、ぜひまねして歌ってほしいです。

ITSUKI:僕は、2番のサビが終わってBメロに入るまでのお互いのソロパートですね。あと、落ちサビのNARITOの歌声がまさにマカロンの崩れやすいところを表現しているので、そこもとても好きな部分です。自分が歌っているところじゃないんですけど(笑)。

NARITO:そう言ってもらえてうれしいよ。ありがとう(笑)。

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