◆その“シュタイナー教育”が今のご自身に影響を与えていると感じることはありますか?
そうですね。制限がある中でも自分なりに自分のやりたいことを探して見つけていける、その力を伸ばすことができたと思います。だから、役者をやりたいと思って18歳で上京した時は何にも躊躇することなく自分を発信することができましたし、どんなことにもポジティブに挑戦できるようになったのは幼少期から受けてきたこの教育のおかげかなと。
◆ここ数年はドラマ、映画の出演が続いていますが、振り返ってみていかがですか?
自分の気持ちが追いつく前にいろんなことが決まっていったので、21歳くらいまでは毎日が怒涛の勢いで過ぎていきました。想像していなかったことが起きたり、初めてのことに挑戦したり、戸惑いも多くて。でもそれをワクワクしながら楽しんでいた自分もいました。今は、経験を重ねるごとに視野も広がってきて、1つひとつの現場を楽しむ余裕も生まれてきました。
◆最後に視聴者の方へメッセージを。
まさに“ざわハラ”な作品です。夫婦や友達の人間関係や、恋愛への向き合い方などがテーマとなっているので、皆さん共感できる部分があると思います。思いもしない急展開が待ち受けているので、ぜひ最後まで楽しんでご覧いただきたいです。
PROFILE
坂東龍汰
●ばんどう・りょうた…1997年5月24日生まれ。北海道出身。O型。最近の出演作に『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK総合)など。映画「ハニーレモンソーダ」(2021年7月9日公開)、「犬部!」(2021年7月22日公開)、ドラマ『ソロモンの偽証』(WOWOW 2021年秋放送予定)が待機中。
番組情報
ドラマParavi『にぶんのいち夫婦』
テレビ東京系
毎週(水)深0・40~1・10
※6月30日(水)は深0・10~1・40放送
動画配信サービス「Paravi」で独占先行配信中
(STAFF&CAST)
原作:『にぶんのいち夫婦』 原作:夏川ゆきの(エブリスタ)漫画:黒沢明世(マンガボックス連載中)
主演:比嘉愛未
共演:竹財輝之助、坂東龍汰、瀬戸さおり、小久保寿人、伊藤萌々香、安倍乙・秋元才加、黒川智花 ほか
(6月30日放送 第4話STORY)
和真(竹財)の浮気を確信し、どん底に突き落とされていた文(比嘉)。文は、香住(秋元)から「妊活より和真への浮気疑惑を先に解決すべきだ」と指摘される。翌日、文は樋口(坂東)に誘われスイーツショップに行くことに。すると偶然にも、SNSに映っていたさとみ(伊藤)と一緒にいる和真と遭遇する。
※役名の樋口亮の「樋」の字は正しくは1点しんにょうです。
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/nibunnoichi
©「にぶんのいち夫婦」製作委員会
●text/山村千晴