◆現在も絶賛ツアー中ですが、ファンの方から届いた声で印象的だった内容はありますか?
上杉:「良い1日が作れて良かった。ありがとうございました」という言葉ですね。僕たちが感じていることと皆さんが感じていることは同じだったんだなと思いました。こちらこそ本当にありがとう、と思っています。
渋谷:「迷ったけど、ライブ行って良かった」とかもね。見に来てくださる方々は、その時々によって抱えている状況、テンション、気持ち、皆さんそれぞれ違うと思うんです。だからいかなる状況であっても、僕たちはライブに来てくださった方に100点満点以上のものをしっかり届けられるようにと今も日々頑張っています。
藤原:ライブが終わった後に、お客さんから「めっちゃ良かったです」「これでまた明日から生きていけます」という言葉を頂くんですけど、皆さんのおかげでこうやって僕らはステージに立つことができているので、僕らこそ皆さんに感謝の気持ちを伝えたいですね。
◆映画「東京リベンジャーズ」の主題歌に書き下ろされた「名前を呼ぶよ」は、まさに感謝の伝え合いや人との出会いがテーマに描かれていますよね。
柳沢:映画「東京リベンジャーズ」の主題歌ということで、作品に寄り添える楽曲にしたいという点はもちろんなんですが、それ以前に、僕たちSUPER BEAVERの歩んできた軌跡が、男の友情を描いたこの作品に非常にリンクしているなと思って。今までの活動を振り返ってみても、やっぱり僕たちは1人で生きてきたわけではなかったので。たくさんの人と助け合うことを繰り返してきて今年で17年目なんですけど、僕たちはまだまだ「もっと良いライブをやりたい」とか「もっと良い楽曲を作って届けたい」と思っているんですよ。常にスタート地点にいる気持ちでいられるのは、人との出会いがあるからだと思っているので、あらためて出会いから生まれてくる喜びみたいなものを素直に楽曲にできたらなと思いました。