◆ボッチ飯の醍醐味は何だと思いますか?
1人でご飯を食べていると自然と周りの人の声が聞こえてくるじゃないですか。それで「あ、今日は節分なんだ」とか「そっか、もうすぐクリスマスだよね」とか、世の中の流れを知ることができること(笑)。あとは1人だとご飯の味にしっかり集中できますよね。「お米甘いな~」とか。友達とおしゃべりしながら一緒にご飯を食べることも大好きですが、1人だからこそ見える景色もたくさんあって、それがボッチ飯ならではの醍醐味なのかなと思います。
◆ “ひねくれ女”を演じることについては?
普段は口が悪い役を演じることがあまりないので新境地でした。でも、つぐみは口に出して暴言を吐かないので誰かを傷付けることもないですし、心の中で躊躇なく妄想で膨らませているのでそれはそれで良いんじゃないかなと思います。
◆飯豊さんご自身は、“陰キャラ”と“陽キャラ”どちら寄りだと思いますか?
周りの人からは明るいイメージを持たれることが多いですし、私自身も根明な“陽キャラ”だと思っています。でもどうだろう。私、暗い性格の役を演じることが多いんですよ。頑張っても報われない役とか、好きな人が出来ても結ばれない役とか、心に闇を抱えている役とか(笑)。
◆つぐみを演じてみていかがでしたか?
今回のつぐみの「どうせ~なんでしょ」みたいなひねくれぶりは、私の中にはない感覚だったので、演じるのは楽しかったです(笑)。
◆いよいよ始まる第1話では「町中華のカツカレー」、第2話では「大衆食堂のしょうが焼き定食」が登場します。実際のお店での撮影はいかがでしたか?
カツカレーもしょうが焼き定食もすっごくおいしかったです! 女子1人だとなかなか入りづらいようなお店だったんですが、実際にお邪魔してみたら大将さんもスタッフさんも本当に優しくて。撮影を通して、今までは1人で入るのに勇気が必要だったお店にも挑戦したいなと思うようになりました。