瀬戸康史「不安なことやつらいことも多いけれど、その分小さな幸せに気づける」『男コピーライター、育休をとる。』

特集・インタビュー
2021年07月09日

◆他に、撮影で大変だったことはありますか?

撮影している途中で場面が急に飛んだり、カメラ目線になったり、普段あまりやらないような演出が多かったので、最初は切り替えが難しかったです。心の声のシーンも多かったので、その場では言ってないけど言ってる感じを出すのが難しかったりとか…。撮影3日目くらいで長回しのシーンがあったんですが、それも舞台っぽいというか、テレビではなかなかやらない演出で。僕と愛ちゃんが監督になって、モニターの中の「理想の育児スケジュール」みたいなものを見ているんだけど、現実は全然違って…みたいな、劇中劇のようなシーンなんですが。僕というよりも場を回すADさん役の石田剛太さんが、一人でたくさんの人とタイミングを合わせて演じないといけなくて、大変そうでした。言葉じゃ説明が難しいので、ぜひ本編を見てください(笑)。

◆ところで、物語の中で魚返は「コピーライターとして、映画などをたくさんインプットしたい」という不純(?)な動機で育休取得を決意しますが、もしも瀬戸さんご自身が今、長いお休みをもらえるとしたら、何をしたいですか?

自然が好きなので、どこか自然に触れられるところに行きたいですね。キャンプとかしてみたいです。キャンプ用品のお店に行って、いろいろグッズを見るのも好きなんですよ。見るだけじゃなくて買えよって話ですけど(笑)。でも、今はなかなかご時世的にも行けるような状況ではないので…。家の中で自然に触れられるように、たくさん植物を育てています。名前も分からないような植物が家にたくさんあるんですよ(笑)。

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