指原莉乃がプロデュースする12人組アイドルグループ「≠ME」(ノットイコールミー)が、7月14日(水)にメジャー1stシングル「君はこの夏、恋をする」をリリース。今回はメンバーを代表して、尾木波菜さん、蟹沢萌子さん、谷崎早耶さん、冨田菜々風さんに発売が決まった時の思いや衝撃の結末が待っているMVの裏話について伺いました。さらに、タイトルにかけて“私はこの夏○○をする!”というムチャ振り質問も!
◆ミニアルバム「超特急 ≠ME行き」の発売からわずか3か月という“超特急”で、メジャー1stシングルを発売すると聞いた時の気持ちはいかがでしたか?
谷崎早耶:最初はコンサートのコメント撮りをすると言われて集められたんですが、そこでいきなり「1stシングルを発売します」と発表されて。サプライズすぎてビックリしました!
蟹沢萌子:4月にメジャーデビューをしてからこんなにも早いペースでシングルをリリースできると思っていなかったので、余計に驚きましたし、「超特急 ≠ME行き」の勢いを止めることなく、むしろ急加速させていく気持ちで1stシングルの活動も頑張りたいと思いました。
谷崎:いまだに発表された瞬間は忘れられないです。3か月という短い期間でリリースをさせてもらえることは当たり前じゃないので、応援してくださっているファンの皆さんや支えてくださっているスタッフの皆さんへ感謝しながら頑張りたいと思います。
尾木波菜:私はこんなにも早くシングルを発売させていただけることはすごくありがたいな思う半面、自分自身が成長する時間としては少し短いのかなとも感じたりして。ちょっぴり焦る部分もありました。ミニアルバムと1stシングルでまた違った一面を見せることができるのかな? という不安があったんです。でも、この期間にコンサートがあって、自分の中での見せ方や、歌、パフォーマンスを学ぶことができたし、バラエティにも挑戦させていただく中で、少しずつ成長できているのかなと感じられるようになりました。
冨田菜々風:私もこのお話を聞いてすごくビックリしたんですけど、ミニアルバムの発売時に“超特急で進んでいけるように”という願いが込められていたとおり、私たちの勢いを止めずに進んでいくことができてうれしいなと思っています。このシングルでまた私たちの新たな部分が見せられると思うとワクワクが止まらないです!
◆表題曲の「君はこの夏、恋をする」はどんな楽曲ですか?
冨田:タイトルどおり、夏の雰囲気や恋のドキドキ感をたくさん味わえる楽曲になっています。恋をした時って、世界が変わったかのように当たり前だった毎日が急にキラキラしたり、気になっていなかったものが急に気になったり、ちょっとしたことに喜びを感じたり、逆に落ち込んだりすると思うんです。恋をしている方はそんな気分にぴったりな1曲だと思いますし、今恋をしていない方もこの曲を聞くと恋がしたくなるんじゃないかなって。
◆確かにそうですね。皆さんは1人ひとりの声が個性豊かですが、レコーディング時に意識したことはありましたか?
谷崎:私はどの曲にも共通しているんですけど、テンションが低いと言われることが多くて。歌声自体も低くてイメージと違うとよく言われるので、“この曲は明るい楽曲だから、いつも以上にテンションを高くして歌うぞ!”と楽しくレコーディングをさせていただきました。
尾木:私は技術的にはまだまだなんですけど、1つひとつどういうふうに歌ったら良いかを頭を使って考えながら歌いました。例えば言葉の終わりを“きれいに締めるように”“投げ飛ばさずにちょっと余韻を残す”とか…。独学なんですけど、聴き心地のいい歌を目指してレコーディングしました。
蟹沢:すごい! 本格的だね。私は今回の曲は盛り上がるところと静かなところとのメリハリがあって、主人公の心情に合わせて波がある曲調だなと思ったので、その波に自分の気持ちを乗せるように歌いました。
冨田:それは私も同じ! 疾走感が感じられる曲だし、歌詞にも“全力で”とあったので、それが出せたらいいなと思って。初期ころのストレートな歌い方を意識して歌いました。
◆今作も歌詞はプロデューサーの指原莉乃さんが作詞されたんですよね。情景を想像しやすい歌詞が印象的ですが、皆さんが共感できたフレーズはありますか?
一同:(悩む)
冨田:いっぱいありすぎて…どうしよう~。
尾木:じゃあ、私からいきます! 私は2番の頭のところ。私は自習室を思い浮かべたんですが、男の子でなくても仲良くなりたい女の子が今日もいるなって思ったら、2つぐらい席を空けて座って、その子をさりげなく見たりして。でも自分が見ている時は視線が合わなくて、視線を外した途端に相手がこっちを見てるみたいな…。
尾木以外:わ~♡
尾木:自習室だから話しちゃいけないんだけど、気になるからずっと視線で追ってるっていう、ちょっともどかしい恋のドキドキ感が表されてるところにすごくキュンとしました。
蟹沢:私は“カッコつけて~”と“~22時”です。学生の時はミルクティーってちょっと大人な飲み物のイメージがありましたし、確かに学生が悩んだりモヤモヤしたりする時間は22時だなって。
蟹沢以外:分かる~!
蟹沢:部活とかで疲れてるし、明日も朝早いからそろそろ寝なくちゃいけないんだけど、まだ寝たくない時間っていうか…。
尾木:絶妙な時間だよね(笑)。
蟹沢:ベットに入るんだけど、寝れないからいろいろ考えちゃうっていう、学生らしい繊細な部分が表現されていて、本当にすごいなって思いましたね。
冨田:私はラスサビのところ! 夏の暑さが蝉の鳴く声を急がせると同時に、今気持ちを言わないとっていう恋心も急がせる。この描写がまさに“夏の恋!”って感じがして好きです。
谷崎:私は“僕の秋~”かな。この夏に恋をしたのに、さらにその先の秋のことも言っていると気づいた瞬間に、すごくエモいなと思って。グッときちゃいましたね。
◆ちなみに歌詞の中に占いについてのフレーズもありますが、皆さんは普段から占いを気にするタイプですか?
谷崎:(前のめりになって)めちゃくちゃ気にします!! 占いでこういうことをしたほうがいいよと言われると素直に従っちゃいますね。今日もテレビの占いを見てきたんですけど、私の星座は5位でまずまずの結果でした(笑)。
冨田:私も気にするタイプです。自分でどうしたらいいか決められない時は、占いに頼ったりしちゃいます。
谷崎:私もそう! メジャーデビューのタイミングで、いろいろ不安があったりしたので占ってもらったんですが、1か所だけでは物足りなくて2か所行きました(笑)。
◆ちなみに結果は…?
谷崎:同じ部分もあれば、全く違う部分もありました(苦笑)。なので、全てを信じるというよりは、自分が前向きになれるように、都合のいいことだけを受け入れるようにしています!
冨田:迷った時に後押ししてもらえるもんね。私は特に星ひとみさんの占いが好き。いつか私たちがもっと大きくなったら、ぜひテレビ番組で占ってほしいです。あと、私はスピリチュアルなことを結構信じるタイプで、パワーストーンや神社も好きです。
尾木:パワーストーンいいよね~!
蟹沢:私は当たっている部分だけ信じるタイプですね。個人的にしいたけ.さんのしいたけ占いが好きで毎週欠かさず見ているんですけど、たまたま見れなかった週があって。週終わりにしいたけ.さんの占いを見たら、「確かにこの1週間こうだったな」ってことが書いてあったんですよ。あまりにも共感することばかりだから、ほかの星座でも共感しちゃうのかも? と気になって他の星座を見てみたら、自分の1週間と全然違っていて。「もしかして、私のことどこかで見てる⁉」ってくらい当たっていてびっくりしました。
尾木:私はみんなと違って全く気にしないです。まず占いに行ったこともないし、テレビで今日の運勢を調べたりもしないですね(笑)。
◆占い自体に興味がない?
尾木:影響されやすいタイプなので、そもそも占いを見ないようにしているというか…。一度ハマるとずっとそれだけになっちゃうから、情報に左右されることなく、なるようになるだろうっていう考え方のほうがいいのかなって。
冨田:確かにはまったら早耶と一緒に占い巡りしてそうだね(笑)。
谷崎:萌ちゃん(蟹沢)と一緒にしいたけ占い見てたり。
蟹沢:菜々風とおそろいのパワーストーン買ってたり!?
尾木:…うん、全部やってそう(笑)。想像できちゃった(笑)。だから、今は自分の直感を何よりも信じるようにしています。
谷崎:大事なことだね。
◆また、MVはかわいらしいだけでなく衝撃的な展開となっていますが…。
一同:きゃーーー!!!
蟹沢:私自身、ラストのシーンで何をするのか教えていただいたのは撮影の前日で。
冨田:そうそう。前日に言われて、どうしよう~ってなったよね。
蟹沢:なので、2人で練習したんです。
谷崎&尾木:キャーー♡
冨田:でも、そんなガチな感じじゃないよ!?
蟹沢:そうそう! どんな感じなんだろうねって何となくで! でも、本番の距離より70歩手前ぐらいでお互い照れちゃった(笑)。
冨田:しかも、撮影は2日間あったのに、いきなり2人のキスシーンが初日で。次の日に萌子に会った時、なんか気まずかった…。
谷崎&尾木:やめてーー!(笑) 聞いてるこっちが恥ずかしい!(照)
蟹沢:違う違う! 変な意味じゃないよ! 自分たちでもうまく説明できないんですけど、このシーンがMVの要になるんだろうなっていう認識はお互いにあって。初めての挑戦ですごく戸惑っていたし、照れもあったけど、とにかくすてきな作品になるように絶対にやりきろうって覚悟を決めたというか。とにかく頑張ったので、今は率直にファンの皆さんの反応が気になっています。
冨田:ぜひ最後まで見逃さないようにしてほしいです!
◆ではタイトルの「君はこの夏、恋をする」にかけて「私はこの夏、〇〇をする」ということを教えてください!
冨田:“私はこの夏、寝落ちをやめる”。
尾木:するじゃなくて、やめるなんだ(笑)。
冨田:あっ本当だ! ごめんなさい、大丈夫ですか?
◆大丈夫ですよ。
尾木:本当にひどいんですよ、この子。家に帰ってきて、リビングでバタンキューしちゃうことがあるらしくて。
冨田:ベットまでたどり着けなくて、床で寝てます。
谷崎:床は体が痛くならない?
冨田:夏は冷たくて気持ちいいし、最近体がバキバキにならない寝方を見つけたから大丈夫!(と全身を使って細かく体勢を説明)
冨田以外:えーそれ本当!?(疑いの眼差し)
冨田:本当! でも、寝落ちはやっぱりよくないから、この夏卒業したいです。早耶は?
谷崎:“私は、この夏バク転をする”。
谷崎以外:おぉーー!
谷崎:昔、ダンスを習っている時にアクロバットを教えてもらっていて。当時ちょっとできたこともあったんですけど、一度顔から落ちてしまったことがあって、そこからトラウマでできなくなってしまったんです。でも、アクロバットが特技ですと公言しているので、バク転ができたらカッコいいなと思って。時間がある時に教室に通ってさらっとできるようになりたいです。萌ちゃんは?
蟹沢:“私は、この夏音楽をする”。これまで楽器をちゃんとやってきたことがなくて、音符も読めなくて。何がどの音で、どのキーなのかとかも分からず、感覚だけでここまできてしまったんです。だから、歌っていても絶妙に音が違ったりして(笑)。
尾木:本当に? 歌上手じゃん!
蟹沢:昨年、自粛時間中にギターを始めて。マスターしたいですと言ってから、何だかんだ1年たってしまったんですけど、今もあんまり実力が上がってなくて…。これまでの人生の中で一番音楽に触れている時間が≠MEになってからだから、ちゃんと学んで、いつかステージで披露したいですし、自分で曲が作れるぐらいまでマスターしたいです。
蟹沢以外:おぉーー! 楽しみ!
尾木:“私は、この夏日焼け対策をする”!
尾木以外:あぁ~(納得)。
尾木:ノイミーに入る前までは、日焼けしてもオッケーみたいなわんぱくな感じで。何も気にせず海に行ったり、アスレチックに行ったりしてたんです。なので今年は日傘をさして日焼け対策をしたいなって思います。…と言いつつ、1stシングルのジャケ写撮影が海で、楽しくなっちゃって、日焼けのことを忘れて外でずっと走り回ってたんですけど…。ももきゅん(櫻井もも)はずっと日傘の中にいたのに(汗)。なので、この夏は私も日傘をさして日焼け対策をします!
◆個性豊かなお答えですね。ありがとうございます! 9月にはファンの方たちとオフラインで会える待望の1stツアー「やっぱり、恋をした」も決定しています。最後に意気込みを教えてください。
全員:誰が言う??(顔を見合う)
蟹沢:じゃあ…はい! 念願の1stツアーをさせていただけることになり、本当にすっごくすっごくうれしくて、12人全員気合もバッチリです! 今まではファンの皆さんが、遠方や東京までわざわざ会いに来てくださっていたんですけど、今回は全国7会場ということで、私たちが皆さんの近くに行かせていただくので、よりノイミーの愛でノイミー輪を一緒に広げていけるようなツアーにしたいなと思っています。私たちの大きな目標である東京ドーム公演が実現できるように、何倍も何倍も成長して、どんどん大きくなっていきたいです。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
PROFILE
≠ME
●ノットイコールミー…「=LOVE」の姉妹グループとして2019年に結成。2021年4月に1stミニアルバム「超特急≠ME行き」をリリース。グループ名には「今までとは違う自分を経験してほしい」という意味が込められている。
(写真左から)
谷崎早耶
●たにざき・さや…1999年10月7日生まれ。熊本県出身。B型。
尾木波菜
●おぎ・はな…2003年5月8日生まれ。千葉県出身。B型。
冨田菜々風
●とみた・ななか…2000年7月17日生まれ。鹿児島県出身。A型。
蟹沢萌子
●かにさわ・もえこ…1999年10月25日生まれ。神奈川県出身。B型。
リリース情報
「君はこの夏、恋をする」
2021年7月14日(水)発売
●photo/市川秀明 text/星野彩乃
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2021年7月27日(火)23:59