◆「仮面ライダーセイバー」と「機界戦隊ゼンカイジャー」、それぞれの作品の魅力はどんなところだと思いますか?
「仮面ライダーセイバー」はたくさん仮面ライダーが登場して、一人ひとりに物語があり、それぞれキャラも強いところ。そして剣で戦う「仮面ライダー」はいるけれど、ベルトの剣を抜いて変身する「仮面ライダー」はいなかったと思うので、そこもすごいと思っています。「ゼンカイジャー」は見ていて元気が出るようなキラキラした感じの作品。過去のいろんなスーパー戦隊が出てきて、その解説もしてくれるので、面白いと思いながら見ています。
◆もし自分で「仮面ライダー」をプロデュースするならどんなモチーフにしたいですか?
小学3、4年生まで「仮面ライダーピザ」…ピザライダーというのを考えました。ピザで変身して、ピザの具材で戦うんです。でも大きくなってダサイなってことに気がついて(笑)。
◆面白い! 思いついたきっかけは覚えてます?
ピザが大好きで(笑)。単純に好きなものを合わせちゃえ! って発想です。小さいころ、ピザ屋さんになりたくて、なぜかというとバイクに乗りたいから。だったら「仮面ライダー」もバイクに乗るし、“ピザライダー”っていいよねと。ガチャンとピザを入れたら、ぐるるるんってピザが回ってカッターで切れるピザカッターとか、ピザ手裏剣とか考えました。ソーセージパンチ! っていうのもあったな。その後、星座で変身する仮面ライダーいいなって考えました。いろいろ構想はあったんです。でも最近は現実的になってしまって、全然思い浮かばない(笑)。
◆子供のころと今、「仮面ライダー」と「スーパー戦隊」の見方は変わりました?
子供のころは戦うシーンやバイクに乗るシーンを単純にカッコいいと思って見ていましたが、今はドラマとして面白いと感じるようになりました。今回の映画も前半はわちゃわちゃしている感じだけど、後半はドラマが濃くなっていきます。作品の伝えたいものがはっきり出てくるシーンもあって、感動する脚本になっていたので、そこがうまく表現できていればいいなって思いながら演じました。もちろん小さい子供たちも「ヒーローがこんなに集まって戦うんだ!」って楽しめると思います。