◆太田さんのこれまでについてもお伺いしたいです。太田さんが芸能界に入ったきっかけを教えていただけますか?
小さいころから女優に憧れがありつつも普通に地元で学生をしてたんですが、1度あるオーディションを受けたらファイナリストまで残ることができて。そこで演技のレッスンを受けて、やっぱり演技って楽しいなと思ったんです。その気持ちが忘れられないまま就職活動の時期になった時、父に相談したらチーム8のオーディションがあることを教えてくれました。「AKB48は卒業して女優として活動してる先輩もいるし、こういう道もありなんじゃない?」って。
◆すてきなお父さんですね。
本当にありがたいです。保育の学校に通っていたので、あの時父が背中を押してくれていなかったら、今ごろ幼稚園の先生になっていたと思います。
◆その後、夢に向かってチーム8を卒業し、女優として独立されたんですね。上京して1年半ほどと伺いましたが、東京での生活には慣れましたか?
だいぶ慣れました!でも、方言には苦労しています。チーム8の時は“京都代表”として活動していたので、方言はなるべく消さずにそのままでいてほしいって言われていたんです。なので標準語に染まりそうになっても耐えて(笑)。でも今は逆にお芝居で標準語を話す機会が増えたので…。イントネーションが分からないところはマネージャーさんに聞いたり、今回の『漂着者』では杏花ちゃんが神奈川県出身なので、「間違ってたら教えてね」って約束しています(笑)。
◆昨年は京都府文化観光大使にも任命されました。京都の魅力は?
街並みがきれいで落ち着くところですね。普通の街の中にいきなりお寺が建っているような光景って、他の都道府県ではあまりない、京都ならでは魅力なのかなと思います。私が特に好きなのは清水寺です。紅葉が有名だと思うんですが、実は四季によっていろんな顔があるんですよ。道中にもご飯屋さんがたくさんあって食べ歩きも楽しめますし。実家に帰った時は、頻繁に行ってました。
◆逆に、東京で好きなスポットはありますか?
カフェが好きなので、インスタでかわいいカフェを検索してチェックしています。お休みの日は「#表参道ランチ」みたいな感じで検索して、雰囲気がかわいいなーとか、ドーナツがおいしそうとかいろいろ調べてます。