桃月なしこやアンジェラ芽衣など人気タレントが所属する芸能事務所・ゼロイチファミリアから生まれた、7人組アイドルグループ・＃ババババンビ。
昨年3月27日に予定されていたデビューライブが新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止というハプニングに見舞われながらも、自らを「令和2年デビュー出来ないアイドル」と名乗り、どんな時も前向きに歩き続けてきた。
新メンバーとなる宇咲さん＆近藤沙瑛子さんの加入を経て現体制となり、今年3月27日には1年越しのデビューライブを開催。その後は1stフルアルバム『強く儚い大馬鹿者たち』を7月27日にリリース、8月8日にはKT Zepp Yokohamaでのワンマンライブも成功に収め、9月からは初の全国ツアーが待ち受けている。
そんな快進撃を続ける＃ババババンビから、岸みゆさん＆池田メルダさん＆宇咲さんがTV LIFE webでのインタビューに初登場。グループにかける思いや今までのこと、アルバムや全国ツアーについてもお話をお聞きしました。
◆TV LIFE web初登場ということで、まず自己紹介をお願いします！
岸：赤色担当、145cm、岸みゆこと“岸みゆ”です！
宇咲：桃色担当、グループ最年少18歳の宇咲です！
池田：インドネシアと日本のハーフ＆ハーフ、緑色担当、池田メルダです！
◆「TV LIFE」ということで、皆さんの好きなテレビ番組を教えてもらえますか？
岸：私は『相席食堂』がめっちゃ好きです。
池田：分かる！
岸：千鳥さんが大好きなので、バラエティ番組をよく見ますね。
宇咲：私は『ウチのガヤがすみません！』が好きです！
岸：面白いよね。私も好き〜！
◆皆さん、バラエティ番組がお好きなんですね。
宇咲：朝起きて、用意しながら録画を見てて遅れちゃう、みたいな（笑）。
池田：ある、ある！ 私も『全力！脱力タイムズ』だったり『テレビ千鳥』『アメトーーク!』、『ロンドンハーツ』とか、バラエティ全般は見てますね。あと『相席食堂』も！（笑）
宇咲：ずっとテレビ見てそうだもんね。
岸：確かに〜。
池田：笑うことが大好きなんです！
◆そうなると、やはりグループ内は普段から明るい雰囲気ですか？
宇咲：はい。メルダちゃんがメンバーの中で一番のおしゃべりで、もうずっとしゃべってます（笑）。
池田：そうだね（笑）。今年の「キングオブコント」にも（吉沢）朱音と一緒に挑戦したんですが、惜しくも初戦敗退で…。
宇咲・岸：惜しくも？（笑）
池田：いや、全然惜しくはないかもしれないけど（笑）。でもまた来年も挑戦したいですし、いつかバラエティ番組に出られるように頑張ります！
◆そんな皆さんですが、昨年3月27日に予定されていたデビューライブが中止になってしまったんですよね。今年の同日に開催したやり直しデビューライブまでの1年間はどのような心境で過ごされましたか？
岸：あの時はライブの数日前に「コロナの影響で開催できなくなった」ということを運営さんから知らされたんですが、泣いていたメンバーもいましたし、私もこのままフェードアウトしちゃうんじゃないかってすごく不安でした。アイドルになることを決めた時から、ずっとこのために頑張ってきていたので…。でも今できることをしていこうって切り替えて、それぞれお家から配信をやってみたり、自粛中だからこそできたこともたくさんあったなって思います。
池田：みんなレッスンに加えて家でも何時間も自主練するくらい、初めてのお披露目ライブだから気合いの入れ方が違ってたもんね。
岸：すごかったよね。
池田：でも、中止になってしまったのは誰も悪くないし仕方がないことなので、岸みゆが言ってくれたように配信をやったりSNSの更新を頑張ったりして…。その後、初めてライブに出たのが7月？
岸：7月かな。その後、初めてお客さんを前にしたのが8月。
池田：そうだよね。最初のライブが無観客で配信だったから、なんとも言えない気持ちになったし、緊張したなあ。
岸：うん。お客さんじゃなくて、まずカメラを相手にライブをするっていうのが難しかったよね。
「“この2人は絶対＃ババババンビに必要な存在だ”って思った」（池田）
◆今年3月には宇咲さんと近藤沙瑛子さんが加わって、7人体制でやり直しデビューライブを迎えたわけですが。
池田：そうやってライブに何本か出させていただいた後に宇咲とさえちゃん（近藤）が加わって、無事に今年デビューライブを開催することができました！ 宇咲はあの頃どうだった？
宇咲：きっと5人はあの1年間、いろいろな感情があったと思うんです。そんな今まで努力してきたみんなの足を引っ張りたくないというのと、7人での新たなスタートをお客さんにも認めてもらえたらいいなって思いでデビューライブに臨みました。ドキドキしたなあ…。
池田：本当に7人になれて良かった！
岸：ね！ なれて良かったよね。
◆池田さんと岸さんは、最初に2人が加入すると聞いた時はどう感じられましたか？
池田：最初に7人になるって聞いた時は正直びっくりしたんですけど、宇咲とさえちゃんと初めてしゃべった時に「この2人は絶対＃ババババンビに必要な存在だ」って思ったんです。この2人じゃないとだめだって。
宇咲：え、うれしい…。
池田：あんまり言わないけどね、そういうこと！（笑）
岸：私も最初に2人が入ると聞いた時はびっくりしたんですけど、宇咲もさえちゃんもやり直しデビューライブのためにたくさん自主練をして、曲や振りを全部覚えてきてくれて…。7人だったから成功できたなって思うし、お客さんも7人という新しい形をあたたかく迎え入れてくれたので、すごくうれしかったです。
◆宇咲さんは加入してもうすぐ5か月が経ちますね。
岸：まだ5か月！？
宇咲：そうです！
池田：え！？ もっと前からいる気がする、私。こわい、こわい！ 記憶が…（笑）。
宇咲：みんなとずっと一緒にいたから、もっと長く一緒にいる気がするよね。はじめは元々できているグループに入るので緊張してたんですけど、しっかり話を聞いてくれたり、分からないことを教えてくれたりと5人とも本当に優しくて。おかげですぐに馴染めましたし、活動するのも楽しくなって。みんなが大好きです！
岸：え〜、ニコニコになっちゃう！ 大好きですって言われた！
池田：うれしい！
◆素敵な関係性ですね…！ ちなみに池田さんと岸さんから見て、宇咲さんはどんな人ですか？
池田：私、5人の誰よりも先に宇咲に会ったんですけど、最初の頃は人見知りしていたのか全然話さなくて、無口な子なのかなと思ってたんですよ。
岸：確かに！
池田：でも、今では人懐っこさとか甘えん坊な部分が出てきて、ライブ前に「ギューして」って言ってきたりするんです！ そういうかわいい一面もあるのに、ダンスのキレは半端なかったりして、そのギャップがいいんですよね。
岸：ね！ 最年少だけどすごくしっかりしてるし、もう褒めたたえたい！ って思うよ（笑）。
池田・宇咲：（笑）
「もう5人バージョンのほうにいい意味で違和感を感じるくらい」（岸）
◆そんな宇咲さんも加わった7人体制で完成させた初のフルアルバム『強く儚い大馬鹿者たち』についてお話をお聞きしたいのですが、まず皆さんがこだわった点を教えてください。
岸：やっぱり、今まで5人バージョンで配信されていた音源を、7人でレコーディングし直したというところです！
池田：サブスクリプションなどでの配信もまだされていなくて、このアルバムだけでしか聞けないので、ぜひCDを買って堪能していただきたいです。
岸：たくさん聞いてほしいですね！
◆7人でレコーディングし直したものを聞かれて、お2人はどう感じられましたか？
岸：もう5人バージョンのほうにいい意味で違和感を感じるくらい、しっくり来てます。
池田：5人バージョンも好きだったけど、7人のほうが迫力が出てるし、みんな声質も違うから聞いていて楽しいんです。
岸：確かに！ 宇咲とさえちゃんが加わって、絶対にレベルアップしたよね！
宇咲：「ばばばばんびずむ〜！」は自己紹介の歌なんですが、元々は5人の歌詞だったところに私たちを追加してもらえたのがすごくうれしくて。
池田：偏見自己紹介だけどね（笑）。作詞を吉沢朱音っていう魔物がやってるんですけど…。
宇咲：「スパルタ子役ド天然毒りんご」って言われてます！（笑）。
◆なぜそんな紹介に…？
宇咲：まだ全然話したことない状態で歌詞を作らなきゃいけなくて、朱音ちゃんと一緒にご飯に行こうってなったんです。それで「どんな子？」って聞かれて、「好きな食べ物はりんごです」って答えたら「毒りんご」になってました。
池田：なんで普通のりんごじゃないんだろう（笑）。
宇咲：私、毒ないよね…？
池田・岸：ない、全然ない（笑）。
◆（笑）。それぞれお気に入りの曲を挙げるとしたら、どれですか？
宇咲：私は「ハナビガタリ」が好きです。曲中にみんなで手を振る振り付けがあるんですけど、そこでお客さんとの一体感を感じられるし、ライブでこの曲が最後のほうにあると雰囲気がすごくいいなって思ってて。
池田：最後にそれぞれが「君が好き」って言うところもすごく可愛いよね。私は「ー私心伝心ー」かな。普段から＃ババババンビの曲ではラップをたくさんやらせていただいてるんですけど、その中でも一番ラップを練習した思い出のある曲です。
岸：私は「青春ギルティ」。歌詞が深くて、私たちと応援してくださる皆さんの青春を表しているような世界観が描かれていて。あと、サビの振り付けも初めて見てくださった方でも真似しやすいので、ライブで一緒に盛り上がれるところも好きですね。
◆どの楽曲も魅力的ですが、ジャケットもインパクト大ですよね。
池田：本当にびっくりしました。私、CDのジャケットってアーティストさんの顔が写っているものだとばかり思っていたので、このジャケットの画像が送られてきた時に「顔は…？」って！（笑）
岸：鹿と馬しかいない！ ってね（笑）。
池田：最初は「あれ？」って思ったんですけど、あの雰囲気もすごく好きですね。顔は写ってないけど、名前は書いてあるし（笑）。
岸：名前は壁に書いてあるからね。
宇咲：「あ、これ自分なんだ！」って思ったよね（笑）。
「生で見てもらったほうが絶対可愛いので！」（宇咲）
◆そんなアルバムを引っさげて、9月4日（土）からは初となる全国ツアー「全国道中膝栗毛2021-2022」の開催も発表されました。今のお気持ちはいかがですか？
宇咲：公演の内容についてまだ詳しいことは決まってないんですが、初の全国ツアーなのでみんな気合いが入っていますし、やると聞いた時は本当にうれしかったです。
池田・岸：うれしかったよね〜！
宇咲：今まで行ったことのないところもあるのでどんな公演になるのか楽しみですし、これをきっかけにもっといろいろな方に知ってもらえたらなって思います。
池田：まだ行ったことないのが、北海道と静岡と…。
岸：熊本もないね。
宇咲：私、沖縄もないから楽しみ。
池田：あ、そっか。7人ではまだ沖縄に行ってない！ お土産買って帰ろうね！（笑）
◆このツアーでやってみたいことや楽しみにしていることがあれば教えてください。
岸：おいしいものをいっぱい食べたいっていうのと、行かせていただいた地域をちょっとでも盛り上げられるようなことをSNSで発信していきたいです。
池田：ね！ 私は、ライブの時にいつも自己紹介するんですけど、地方ではいつもそこの方言でやるんですよ。例えば、大阪だったら「池田メルダやで〜！」みたいな感じで（笑）。なので、今まで行ったことのない地方の方言を披露するのも楽しみだなって。
宇咲：あと、地方でライブをする時はその土地伝統の衣装をお借りしたりもしているので、今回もそういうのがあるのかな。
池田：もしかしたらそういうのがあるのかもしれないので、お楽しみにですね。
◆最後に、TV LIFE web読者の皆さんに一言お願いします！
岸：今回初めて私たちのことを見ていただく方とか、名前も初めて聞いたっていう方もいらっしゃると思うんですけど、ライブに来ていただけたら絶対に楽しんでもらえる自信があるので、ちょっとでも興味を持ってもらえたら会いに来てくれたらうれしいですし、名前と顔だけでも覚えてもらえたらと思います。そして、いつも応援してくださる方！ 皆さんのおかげでこうして取材をしていただけているので、本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします！
宇咲：私たち目当てで見たわけではなく、たまたまこのページを見てくださった方も多いと思うんですが、そんな方にもぜひ一度ライブを見に来てほしいです。公式YouTubeにライブ映像も上がっているので、それを見て、ちょっとでも気になった方は会いに来てもらえたらなって思います。みんなSNSもやっていますが、生で見てもらったほうが絶対可愛いので！（笑）
池田：この機会に私たちのことを知ったという方もいらっしゃると思うのですが、まずは公式YouTubeを見たり、気になったらアルバムを聞いたりしていただけたらうれしいです。ライブイベントにも出ていたりしますし、これから全国ツアーも始まるので、もし興味を持ってもらえたらぜひ会いに来てください。絶対に後悔させないライブをします！
PROFILE
＃ババババンビ
●ばばばばんび…ゼロイチファミリア所属。吉沢朱音、岸みゆ、小鳥遊るい、池田メルダ、水湊みおの5人で、2020年より活動開始。グループ名の由来は漢字で「馬馬馬小鹿」を意味する造語で、コンセプトは「馬鹿騒ぎ」。2021年に近藤沙瑛子と宇咲が加入し、現在の7人体制となった。
岸みゆ
●きし・みゆ…2001年2月13日生まれ。埼玉県出身。メンバーカラーは赤。
池田メルダ
●いけだ・めるだ…2000年2月6日生まれ。埼玉県出身。メンバーカラーは緑。
宇咲
●うさ…2003年4月27日生まれ。神奈川県出身。メンバーカラーは桃色。
リリース情報
1st Full Album『強く儚い大馬鹿者たち』
2021年7月27日（火）発売
定価：3,300円（税込）
ライブ情報
「＃ババババンビ 全国ツアー 全国道中膝栗毛 2021-2022」
2021年9月4日（土）京都府・KYOTO MUSE
2021年9月5日（日）大阪府・梅田CLUB QUATTRO
2021年9月23日（木・祝）愛知県・THE BOTTOM LINE
2021年9月25日（土）福岡県・DRUM LOGOS
2021年10月23日（土）宮城県・SENDAI GIGS
2021年11月14日（日）高知県・BAY5 SQUARE
2021年11月28日（日）北海道・サッポロファクトリーホール
2021年12月5日（日）熊本県・熊本B.9 V1
2022年1月23日（日）沖縄県・Output
2022年2月11日（金・祝）愛知県・THE BOTTOM LINE
2022年2月13日（日）大阪府・味園ユニバース
2022年2月26日（土）静岡県・Live House 浜松 窓枠
2022年3月27日（日）東京・会場未定
WEB
公式サイト：https://babababambi.com/
公式Twitter：https://twitter.com/babababambi01
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●photo／YOSHIHITO_SASAKI text／片岡聡恵
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