細田佳央太×大友花恋「それぞれの立場、視点に立って、何回見ても面白いんじゃないかな」『初情事まであと1時間』

特集・インタビュー
2021年09月01日

細田佳央太&大友花恋インタビュー

脚本・演出を映画監督の橋口亮輔、三浦大輔、大九明子、谷口恒平といったそうそうたるメンバーが務めるMBSドラマ特区『初情事まであと1時間』。TVer見逃し配信の再生数ランキングでゴールデン・プライム帯全国ネットドラマと並びトップ3にランクインするなど話題沸騰中だ。9月9日(木)放送の最終話「鍋の中」に出演する細田佳央太さん、大友花恋さんに撮影が終わっての感想や、役との共通点を語ってもらいました。

◆お2人が出演する「鍋の中」は橋口亮輔監督が演出を務められました。橋口監督との撮影はいかがでしたか?

細田佳央太:細かく丁寧に演出や、その人の心情を教えてくださいました。撮影前に1度だけリハーサルをしたんですが、僕が演じる相良君には、熱量がありすぎて思いがあふれてしまうようなせりふがあるんです。そういうせりふは「こういう感じで」と具体的に、何を伝えたらいいのかを教えてくださって。怒涛の撮影期間だったんですが、大事なシーンはかみ砕いて説明してくださいました。

大友花恋:橋口監督ご自身がまみ子ちゃん、相良君を実際に演じてくれるんです。いつも「監督のまみ子ちゃんが一番すてきなのに! 私にもできるかな」とドキドキしながら挑戦していました。また、演出のことだけではなく、お芝居のことも一から教えてくださったので、「あ、お芝居ってこんなに楽しいものなんだ」とあらためて思いました。

◆演出以外のお芝居のこととはどんなことだったんですか?

大友:例えば「びっくりした時にすぐに反応しないのは、自分の中で一回かみ砕くからだよ」といった基本に立ち返ったところから、いろいろ教えていただきました。今回は5人での会話のシーンがとても多かったので、「会話のテンポがゆっくりにならないように」といった監督からのアドバイスもありました。

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