ライブ終了直後、“リアルスフィア”にインタビューを実施。今回のバーチャルライブについて感想を聞いた。
◆初のバーチャルライブはいかがでしたか?
戸松:すごく楽しかったです! やってみて、ライブとイベントと生配信の“いいとこ取り”みたいな感覚がありました。
寿:仮想空間でのライブということで、準備段階からすごくワクワクしていたんですが、始まるまでどれぐらいの方がどんな感じで盛り上がってくれるのか、いまいち想像できないところがあって。でも、ライブがスタートした瞬間から皆さんのコメントがバーッと流れてきたり、(アプリ機能を使って)花束がたくさん届けられたり、みんながすごい盛り上がりを見せてくれて感動しました。
豊崎:ホントに“新しい扉を開いたな”って感じだよね。バーチャルの世界だと距離感も近いし、お客さんも、周りを見渡すと同じTシャツを着た“同志”がたくさんいるし。みんなでライブを作っている雰囲気に満ちた素敵な空間だなって思いました。
高垣:(寿)美菜子がイギリスにいて、世の中的にもみんなが集まるのが難しいこの時期に、バーチャルという形でライブをやらせてもらえたのは本当に幸せなことだと思います。スフィアでライブをやりたい! みんなに会いたい!という想いが膨らんでいたので、自分の気持ちも救われた気がしました。
◆バーチャルながら、普段のスフィアのライブそのままの雰囲気がありました。
寿:そう言ってもらえるとうれしいです!
戸松:自分でもライブをやりながら、“私たちはバーチャルになってもスフィアなんだな”と思いました。やっぱり長年一緒にやってきているメンバーなので、あうんの呼吸みたいなものがあるんでしょうね。4人でMCをやっていても、自然とスフィアの雰囲気になっているのが実感できて。
寿:バーチャルならではの演出もたくさん取り入れつつ、でも“スフィアらしさ”はなくさないようにしたいと思っていて。実際、歌声はもちろん、踊りとかMCとか、ちょっとしたしぐさにも私たちの個性が出ていたかなと思うので、すごく自信になりました。
豊崎:今回はバーチャル世界での“デビューライブ”だったので、MCでのあいさつをアイドルっぽくしてみたり、個人的にはフレッシュな感じを出そうと思っていたんです。でも、実際始まったら、デビューからの12年という時間を感じさせるMCになってしまって……(笑)。結果的にすごくスフィアらしい雰囲気になって、それはそれで良かったのかなと思います。
高垣:このライブに関わったスタッフさんたちが細部にまでこだわって、“スフィアのライブらしさ”を追求してくださったので、自分でも“まさにスフィアのライブだ!”という感動がありました。ライブ中、皆さんからのコメントを見ていても、スフィアのバーチャルライブをちゃんと届けられていることが実感できて、“良かった、これは大丈夫だ!”という気持ちで楽しく最後までやりきることができました。