![岡村明美&石田彰『平穏世代の韋駄天達』インタビュー](https://www.tvlife.jp/wps/wp-content/uploads/2021/09/402337_05.jpg)
![岡村明美&石田彰『平穏世代の韋駄天達』インタビュー](https://www.tvlife.jp/wps/wp-content/uploads/2021/09/402337_05.jpg)
◆キャスト同士の掛け合いも見どころですが、今回の収録はどのようにされていったのですか?
石田:今は全員揃って収録ということができませんので、話数ごとに掛け合いの多い役者だけが一緒にブースに入る感じでした。僕はイースリイと一緒が多かったですね。緒方さんが演じるイースリイは本当に安心して聞いていられるので、すごくやりやすかったです。ほかの皆さんも気心知れた方が多いので、あまり構えずに演じることができました。
岡村:リンとプロンテアは第七話で一緒になりましたよね。2人が久々に再会する場面で『プロンテア、久しぶりだのう』というせりふがあったんですが、私にとっても石田さんとの共演が久々でしたので、あまりのうれしさに「石田さん、お久しぶりです!!!」みたいなテンションで演じてしまって(笑)。声に喜びと明るさが乗リ過ぎてしまったので、“いかん、いかん”と思って、本番では威厳を加えました(笑)。
◆リンは主人公・ハヤトとの絡みが多いですよね。特に修行のシーンはいつも壮絶です。
岡村:(ハヤト役の)朴ちゃんはねぇ…ホントにびっくりしますよ。せりふに“くそ”が増し増しです(笑)。アドリブで、どんどん「クソババア」のせりふをぶっ込んできますから(笑)。それで私、調べてみたんです。リンちゃんはハヤトから何を言われた時にキレるのかを。そしたら「幼児体型」と言われるのがイヤみたいでした(笑)。「クソババア」は案外許しているんです。でも、私は私で、“そんなの台本に書かれてないのに!”と思ったりして(笑)。朴ちゃんは楽しんでるみたいですけどね。「堂々と“クソババア”っていう汚い言葉が言える!」って喜んでましたから(笑)。私としては、朴ちゃんが楽しそうならそれでじゅうぶんです。
![岡村明美&石田彰『平穏世代の韋駄天達』インタビュー](https://www.tvlife.jp/wps/wp-content/uploads/2021/09/402337_03.jpg)
![岡村明美&石田彰『平穏世代の韋駄天達』インタビュー](https://www.tvlife.jp/wps/wp-content/uploads/2021/09/402337_03.jpg)
◆では、魔族側のキャスティングで気になる方は?
石田:印象的だったのは、宮本(充)さんが演じていらっしゃるタケシタですね。われがわれがというキャラクターばかりが出てくる作品の中で、タケシタの引いた芝居がすごく目立っていて。さすが宮本さん、って思いました。
岡村:私が気になっていたのは、バコードさんですね。台本で役名を見た時はずっとバーコードだと思っていて(笑)。しかも、完成した映像を拝見したら、龍田(直樹)さんが本当に素晴らしくって! 聞いた瞬間、“すてきーっ!”と思いましたし、登場される時はいつも気にしてます。