BLUE ENCOUNTインタビュー「悩んでいたり、不安を持っていたりする今だからこそ、僕たちの音楽が必要なはず」

特集・インタビュー
2021年09月11日

◆では楽曲のテーマにちなんで、メンバー内で最も正義感の強い人を教えてください。

辻村:「正義」はさ、田邊っちじゃないの?

田邊:そう? 俺なんかヒールでしかないじゃん?

高村:でも、正義一貫な人っていないと思うんですよね。

江口:うん。少なくともうちにはいない(笑)。

高村:正義という言葉を無理やり使うなら、正義が見えている後ろでダークな部分が同時に見えている感覚なんですよ。僕も含めてなんですけど。

辻村:全員アクが強いですからね(笑)。

高村:だからこそ、僕はヒロアカ(『僕のヒーローアカデミア』)のデク(緑谷出久)みたいなタイプに憧れたりするんですけど。

田邊:すごい、深い話になった気がする(笑)。

◆では、“悪”ノリな人は?

田邊:これはもう、僕ですね。

辻村:自己申告(笑)。

高村:ダントツですね。

田邊:悪ノリができないと曲が書けないというか。常に面白いことを探しています。

高村:それでいいと思うよ。いろんな色を知ってないと、曲は作っていけなくなっちゃうから。

田邊:ありがと…なんか、すごいフォローしてくれるじゃん(笑)。

江口:アーティストって悪ノリというか、どこかしらネジが外れている人のほうが、ある意味魅力的だったりするんですよね。

田邊:メンバーの誰しも、ふとした瞬間に突然、何かに引っかかる感覚を持っている気がする。「ん? どうした?」っていうタイミングがあるんですよ。

辻村:そう。江口は飯食うの遅いしね。

高村:それ、関係ある!?

田邊:だってさ、あんなに食いたいって言ってたアツアツご飯を半分くらい食べてちょっと休憩しだすのは引っかからない?

江口:ラーメンだけは別なんだけどね。

田邊:なぜかラーメンだけはおいしく食おうとするんですよ! ほかのご飯もアツアツのうちに食べてよ!

辻村:弁当とかもすごいタイミングで一旦残すんだよね。休憩挟んで、時間たってからまた食べたりしてる。

高村:ラスト一口だけとかね。

田邊:一番いいところじゃん!

辻村:…っていう感じで、ネジが外れています(笑)。

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