◆コレクションとして飾るのではなく、ちゃんと使ってるんですね。
天城:はい! ごはんがよりおいしくなる感じがして(笑)。
小澤:私はこれまで、シンプルなものばかり使っていたんです。柄も一切なく、真っ白なお茶碗とか。でもたまたま、今回の役を頂く少し前から美濃焼や有田焼にハマりだして。
天城:すごい偶然ですね! どういうきっかけだったのですか?
小澤:お友達から頂いた食器が焼き物だったの。それがすごくきれいで。それまでは焼き物というと渋いデザインのものしかないと勝手に思い込んでいたんですけど、色合いがかわいいものや、女性が好きそうな繊細な薄さのものなど、種類がたくさんあって。それからは、いろいろと調べてはお気に入りのものを見つけて集めるようになったんです。
◆焼き物でいえば、土鍋でご飯を炊くのも流行ってますしね。
小澤:土鍋も買いました! まだ使ってないですけど…(苦笑)。
天城:我が家でも、母がご飯を炊く時に土鍋を使ってました。
小澤:難しそうだけど…。
天城:意外と簡単らしいですよ。しかも早く炊けるみたいで、母が便利だと言ってました。
小澤:よし、じゃあ今度、使ってみます!
◆では、姫乃たちのように、お2人が学生時代にハマっていたものは?
2人:アニメです!
◆即答でしたね(笑)。
天城:めちゃくちゃアニメにハマってました!(笑)
小澤:私もずーっとアニメを見ていましたね。
天城:私が日本のアニメにハマったきっかけが『銀魂』なんです。海外で配信されていたものを中学生のころ、見ていて。翻訳された原作コミックもアメリカの書店に置いてあって、『NARUTO』とかも読んでました。初めて日本語版を読んだ時は、『だってばよ』って書かれているのを見て、驚きました。“えっ、こんな話し方だったんだ!?”って(笑)。
小澤:そんなニュアンス、英語にはないもんね(笑)。
天城:しゃべり方のクセとかは、翻訳だと全部統一されちゃうので。
小澤:ということは、(『銀魂』の)神楽が語尾に「〜ネ」をつけるクセも知らず…?
天城:最初に読んだ時は、“これ、何?”って分からなかったです(笑)。
◆小澤さんはどんなアニメ作品に夢中になっていたんですか?
小澤:私が金銭感覚を一番狂わされたのは(笑)、『魔法先生ネギま』。中学生のころは少ないお小遣いの中で、どうやってキャラソンCDやライブDVDを買おうか考えて、かなり頑張ってやりくりしていました(笑)。高校生になってもそれは変わらずで、今度はコンプリートボックスをどうやって買うかで頭を悩ませて。『ネギま』にはかなりのお金を注ぎましたね(笑)。