◆では最後に、完成作を観ての感想を教えてください。
今のご時世、自分の地元に帰るというのは特別感が強いなと思っていて。この映画を観て、純粋に僕も故郷に帰りたくなりました。映画の中で大河が故郷に戻った当初はアウェー感が強かったですけど、その感じもすごく分かるんです。僕も久しぶりにミャンマーに帰ると、地元のはずなのに1枚も2枚も壁があるような感覚があって、見えているのに何かが届かない…みたいな感じ。だけど2〜3日いると、自然とその壁が溶けて消えていくんですよね。今は、あの感覚を味わいたくても簡単に味わえないのが、僕にとっては大きくて。そんなことを考えつつ、純粋に自分の故郷を重ねながら観られたのは良かったですし、皆さんにも自分の家族と重ねながら観ていただけたらなと思っています。
PROFILE
森崎ウィン
●もりさき・うぃん…1990年8月20日生まれ。ミャンマー出身。10歳の時に来日し、2008年より芸能活動をスタート。映画、ドラマ、舞台などで活躍する傍ら、アーティストとしても活動中。2022年夏、主演ミュージカル「ピピン」が東京・大阪で上演予定。
作品情報
「僕と彼女とラリーと」
10月1日(金)全国ロードショー
(STAFF&CAST)
監督・脚本:塚本連平
出演:森崎ウィン、深川麻衣/佐藤隆太、田中俊介、小林きな子、有福正志、小林涼子、よしこ(ガンバレルーヤ)、竹内力、西村まさ彦 ほか
主題歌:「JOYRIDE」加藤ミリヤ
配給:イオンエンターテイメント / スターキャット
(STORY)
大学進学を機に上京し、役者を目指していた北村大河(森崎ウィン)はある日突然、大河の地元で暮らす幼馴染の上地美帆(深川麻衣)から、大河の父(西村まさ彦)が急死したことを知らされる。父はラリーで数々の栄誉に輝いたメカニックで、今は「北村ワークス」を営んでいた。優秀なメカニックの父なしに経営存続は難しいと考え、兄(佐藤隆太)が「北村ワークス」を畳もうとするが、遺品整理をする中で父の過去に触れ、父の残した本当の思いに気づいた大河は、自分自身と仲間たちの再起をかけてラリーにチャレンジすることを決意する。
公式サイト:https://bokukano-rally.com
公式Twitter:@bokukano_rally
©️2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会
photo/映美 text/水上じろう hair&make/KEIKO(Sublimation) styling/森田晃嘉
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当選者には、TV LIFE公式TwitterアカウントよりDMでお知らせいたします。
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<応募締切>
2021年10月8日(金)23:59