◆撮影の合間はどのような話をしていたんですか?
森崎さんは私と同い年で、グループから個人になったところも共通していて。それは水野一秀役の田中俊介さんもそうなんですが、ホントに今回は同年代の人が多かったので、「自分たちの世代で頑張っていこう!」みたいな話をしたり(笑)。あと、森崎さんにはミャンマー語を教えてもらったりもしました。
◆しゃべれるようになりました?
とりあえず自己紹介の仕方を教えてもらったんですが…忘れてしまったので、次に会う機会があったら、あらためて教えてもらおうと思います(笑)。
◆息子役の佐藤一和くんとは?
お絵かきをしたり、『鬼滅の刃』トークで盛り上がったり(笑)。いっちゃんが『鬼滅の刃』のクイズを出してくれたんです。そんな感じで、現場はずっと和やかでしたね。
◆あらためて今回の撮影を振り返ると、どんなことが印象に残っていますか?
今回は豊田市と恵那市の方々に全面協力していただいて、約1か月間撮影しました。遠方でこれだけ長期間の撮影というのはなかなかなくて。その分、みんなとの絆も深まりましたし、自然が豊かで空気はおいしいし、地元の方たちも温かいしで、ホントにリラックスした状態で撮影できて良かったなと思います。あと、私の地元の静岡県磐田市からそう遠くない場所なので、セリフの中に出てくるちょっとした方言も似ているところがあったりして。しゃべっていて、地元にいるような感覚になってましたね(笑)。
◆深川さんは、映画撮影の時に必ずするルーティーンなどはあるんですか?
撮影前にみんなで行くお祓いとは別に、ひとりで近所の神社にお参りに行きます。あと、今回のように遠方での撮影の時は、絶対に自分のパジャマを持っていくんです(笑)。ホテルにあるパジャマだと、寝ている間に裾がめくれ上がったりして落ち着かないので、自分のパジャマを持っていくというのは、遠征の時のこだわりですね。今回の撮影は空気が乾燥している時季だったので、風邪をひかないように小さめの加湿器も持っていったりして、ホテルだけど自宅のように快適なお部屋作りを心がけました(笑)。
◆さっき“地元愛”の話がありましたが、深川さんは地元に戻りたいと思うことはありますか?
今は“東京で頑張ろう!”と思っているので、仕事から離れるという意味で地元に戻りたいとは、今のところ思っていません。でも、地元はホントに居心地が良くて、自分にとっては唯一無二の場所なんです。ちょっと疲れたなぁという時とか、家族に会いたい時には頻繁に帰りたくなる場所ではあるので、いろいろと落ち着いたら、また帰る時間が作れたらいいなと思っています。
◆そんな磐田市のいいところを挙げるなら?
お茶がすごくおいしい! お茶どころなので茶畑もたくさんありますし、自分も幼いころからずっと急須で淹れるお茶で育ってきているので、そこは外せないですね。それと海が近いので、海の幸もおいしいんです。カツオとか、シラスとか。あと、メロンもすごくおいしいんですよ!