◆楽しみにしています! では、皆さんが感じるTEAM SHACHIのライブの強みは何だと思いますか?
坂本:一番はやっぱり、がむしゃらにパフォーマンスをする私たちの姿を見てもらって、皆さんに元気を届けられるところですね。
秋本・咲良・大黒:うん!
坂本:それに、私たちはチームしゃちほこの時代から数えて来年の4月でデビュー10年を迎えるんです。そうした時間を経て、TEAM SHACHIに改名してからの2年間は“ラウドで、ポップで、ブラス”という世界観を築き上げてきました。また同時に、ダンスミュージックやゲームミュージックを取り入れて、さらなる変化も表現してきました。でも、3年目となるこの1年はチームしゃちほこ時代の強みだったアッパーチューンを再び融合させた音楽にも挑戦し、それらを引っさげて7月までツアーをしていたんです。そこで経験したことや学んだことはすごく多かったですし、新たなTEAM SHACHIの一面も見えてきました。そうした新旧の世界観をミックスさせたのが次のパシフィコ横浜のライブになりますので、まさに集大成であり、さらに強くなったTEAM SHACHIの姿をお届けしたいなと思っています!
◆ちなみに、皆さんの中で普段とライブでキャラが変わるメンバーはいますか?
咲良:みんな、結構化けるタイプかも(笑)。
大黒:豹変の仕方も、4人それぞれだし。
秋本:うん。しかも、全員がカッコいい方向に変化するよね。
坂本:例えば「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」という曲では、曲中にヘドバンをするんですが、4人とも頭が取れそうになってたりして(笑)。その時はみんなから、体に炎をまとっているようなアツさを感じますし、いつもそれを見て“あ、加減しないとヤバいぞ”って思ってます(笑)。
大黒:ホント、みんな激しいよね。戦闘能力、めっちゃ高そうだし(笑)。フェスに出させてもらってる時は特に、“どこに負けてないぞ!”って思える。
咲良:そう! 無敵モードというか、無双状態になってる(笑)。
大黒:あくまで自分たちの中だけで、なんですけどね(笑)。
◆先ほど豹変の仕方が4人バラバラだとおっしゃってましたが、具体的には?
坂本:なおは、ボイスが大きく変わります。
咲良:えっ、ボイス!?
◆それは、デスボイスになるみたいなことですか?
秋本:そういう感じの時もあります(笑)。
坂本:なおはいろんな声の表情を持っているし、特にライブになると力強さが出るんです。
秋本:グーで殴られてるような強さだよね。言葉で例えると、お客さんに向かって、「盛り上がれよ!」って煽ってるような(笑)。
咲良:待って、それは誤解を招きそう(笑)。あくまでイメージでしょ? 実際はそんなふうになんて全く思ってないから。
秋本:そうだね(笑)。でも、本当に圧倒されちゃう。ただのグーじゃなく、両手で殴られてるような声の塊が飛んでくるもん。だから、名前をつけるなら「グーパンチ」です!
咲良:え〜、それはちょっとダサい…(苦笑)。