◆アフレコではどのようなディレクションがありましたか。
日高:最初に自分が思ったままを演じたところ、スタッフさんから「それでいきましょう」と言っていただけました。ここまでローラと一緒に歩んできたから、シナリオを読んだ時の私の感情とローラの感情がシンクロしたのかもしれません。
ファイルーズ:まなつは、いい意味でいつも通りなので、テレビアニメと同じくリラックスした状態で演じました。
◆テレビアニメとは異なる、映画ならではと思う魅力を教えてください。
日高:やっぱり迫力ある大画面と音響の中で作品を見られるのが、映画ならではだと思います。あと、私は映画を見終わった後に感想を言い合うのが好きなんです。一緒に観た人と「あのシーンが良かった」「このシーンが好き」と、ぜひ語り合っていただきたいです。私にもその感想を聞かせてください(笑)。
ファイルーズ:みんなが一つの空間で同じ作品を見るのが、映画ならではだと思います。私は中学生のころに『Yes!プリキュア5』の映画を見に行って、劇中にも登場した「ミラクルライト」を入場者プレゼントとしてもらったんです。それでプリキュアへ光と共にエールを送っていました。応援が届く気がしていたんです。きっと、劇場内にいる多くの方が同じ気持ちだったのではないかと。実際にプリキュアを演じるようになってから、あの応援がちゃんとプリキュアの力になっているということが分かりました。今の情勢ではなかなか声を出しての応援は難しいですが、心の中でプリキュアを応援していただきたいです。
◆今回は入場者プレゼントとして、劇中に登場する「スノーハートクルリング」が中学生以下の方々に配られます。
日高:作品の中に登場するアイテムを実際に身に付けられるって、それだけでテンション上がりますよね。デザインもすごくかわいいんです。子供たちも気に入ってくれるのではないかと。
ファイルーズ:かわいいですよね! これまで“常夏”をイメージしたデザインのアイテムが多かったので、冬モチーフのアクセサリーが登場してうれしいです。私も付けたいなぁ(笑)。