“文通もできる”総合アイドルプロジェクト『Prince Letter(s)! フロムアイドル』。メインキャラクターは、亜月アキト(CV:土田玲央)、yuzu(CV:堀江瞬)、冥王院シン(CV:土岐隼一)からなるユニット・STAr(s)!だ。先月、最終話が配信された「Prince Letter(s)! フロム 亜月アキト」では、アキトの過去や葛藤が描かれ、大きな話題に。満を持して、10月24日(日)より「Prince Letter(s)! フロム yuzu」の配信が開始となる。
そしてこの度、yuzu役を演じる堀江さんがTV LIFE webに初登場。自身が演じるyuzuの魅力や「Prince Letter(s)! フロム yuzu」の見どころ、堀江さんにとっての“ファンレター”の存在についてもお聞きました。
◆先日、STAr(s)!の皆さんが登場しての生配信ライブ「ノヴァ」が開催されました。朗読劇に加え、デビュー曲「STAr(s)!」の初お披露目なども行われましたが、感想をお聞かせいただけますか?
ライブは無観客でやらせていただいたのですが、カメラワークや振り付けなど、無観客ならではの良さを活かせた公演だったなと思っています。もちろん、有観客でやらせていただけることが一番望ましいことではあるのですが、このご時世を逆手に取った挑戦的な公演ができたなと。
◆確かに、とてもバラエティに富んでいて、拝見していて楽しかったです。
ファンの皆さんも、きっとあそこまでの内容は想定していなかったのではないかなと思います。朗読に加えて、歌やダンスもがっつりとやらせていただいて。朗読中に回想シーンを実演しながら歌に入ったりと、“朗読”と“歌”とパートが区切られているようには感じなかったというか。
◆そうですね。まるでひとつのエンターテインメントのように感じました。
はい。ひとつの演劇を見ているような感覚になれる構成になっていて、そういう意味でも見ごたえのある公演になったんじゃないかなと感じています。見て下さった皆さんにも満足していただけていたらうれしいです。
◆yuzuを演じる上で意識されていることはありますか?
きっと“二面性”という言葉が、彼の第一印象や表面的な魅力を表すのにはぴったりな言葉だと思うのですが、僕としてはあまりその部分をわざとらしく見せるような形では演じないようにしようと考えながらやっていますね。
◆「Prince Letter(s)! フロム yuzu」では、yuzuの新たな一面も見えてきたり…?
はい。まさに「Prince Letter(s)! フロム yuzu」で明かされていくことも多いんです。なので、「yuzuはこういう子」と固めて演じるのではなく、毎回いただく台本から少しずつyuzuという人物に肉付けをしていくという感じで向き合っているので、きっと彼の印象や人物像というのはこれからも変わっていくのだろうなと。
◆堀江さんの思う「Prince Letter(s)! フロム yuzu」の見どころを教えてください。
yuzuの過去が明らかになるということはもちろん、彼はなぜアイドルを目指したのか、どのように今の考えが形成されていったのか、ということが何となく知れると思います。きっと皆さんの中にある“yuzu”というパズルのピースがいくつも出揃う気がするので、ぜひ聴いていただきたいです。
◆それはとても興味深いですね。
さらに彼に対する解釈の範囲が広がり、「この子はどういう子なのだろう?」と皆さんに想像していただける余白がまた新たに生まれたと思います。そして、これだけでは終わらなさそうだぞ、という予感も感じる物語になっているんじゃないかなって。