◆日本に帰ってきたのは、いつごろだったんですか?
日本に帰ってきたのは、中国映画が決まる前だったので、2〜3年前ですね。吉本興業に所属することになったのは今年に入ってからです。それもちょっとしたミラクルがきっかけだったんですが、知り合いの方に母と私がお誘いいただいた場に、たまたま吉本の関係者の方がいらっしゃって。そこでごあいさつがてら少しお話させていただけたので、「今度、中国映画で主演するんです」ということを言ったら、後日あらためてお会いする時間を作ってくださったんです。いろいろな話をさせていただいた後に「うちにも女優部門があるので一緒にやりませんか?」と声を掛けてくださり、所属させていただくことになりました。
◆それは、確かにミラクルですね!(笑)
ホントにミラクル続きで、自分でもすごく幸運だなと思います(笑)。
◆これから、どんな女優を目指していこうと考えているんですか?
私は、いろんな人に笑顔や元気、愛を届けるのが自分の使命だと思っていて。もっとたくさんの方に幸せを届けられる存在になりたいですし、中国語が話せることだったり武術やアクションができることも自分の武器だと思っているので、そういう自分ならではの特技を生かして、日本でも海外でも、もっともっと活躍できる女優になりたいと思ってます!
PROFILE
中西悠綺
●なかにし・ゆうき…1997年2月25日生まれ。三重県出身。アイドルグループで活動後、台湾に留学。北京、香港で演劇やアクションを学び、2019年に中国映画「神奇旅行社」(2021年公開予定)の主演に抜擢される。2021年は出演した映画「ある家族」「僕が君の耳になる」が公開されたほか、7年ぶりに開催された「週刊ヤングジャンプ」主催のオーディション「ギャルコン2021」でグランプリを獲得。
photo/松下茜(エントランス) text/水上じろう hair&make/島田聖香 styling/杉浦優