◆3人の空気感を作るために、現場で大事にしたことは?
桜井:あまり意識せずに、すぐに打ち解けられました。これといって何をしたというのがないんですよね。2人とも懐が深いし。いっぱい話しましたし、甘えました(笑)。
岡崎:確かに、すぐに打ち解けられましたね。撮影現場が学校というのも大きかったんじゃないかと思います。控え室も教室だったので、学生時代を思い返しながらいろんな話ができたことで、距離感が近くなったと思います。
三戸:緊張して現場に入ったんですけど、2人とも優しいし、めっちゃ気さくで。こっちが気を張らずにいられる空気感が、自然にできあがってました。
◆そんな和気あいあいとした現場で、盛り上がったことはありますか?
桜井:写真をいっぱい撮りました。それをグループラインで送り合って。
岡崎:空き時間にお菓子をつまみながら、占いだったり、美容だったり、女子っぽい話で盛り上がりましたね。
三戸:差し入れのみかんがおいしかった(笑)。
◆現場での穐山監督とのやりとりで印象深かったことは?
桜井:監督とは、最初から最後まで演技について相談していました。特に、まりりんからもらった音声レターを1人で聞くシーンは私の中でもこだわりがあったので、気持ち作りから十分な時間をとってくださったのを覚えています。
岡崎:例えば、美玲とぶつかり合うシーンで、冷たい感じだったり、強すぎないようにと、そのシーンごとの温度感についてよく話し合いました。
三戸:美玲と待ち合わせする最初のシーンで、久しぶりに友だちに会う時のテンションについて、「元気よく『美玲!』と現れるよりは、そそそそと現れる方がアンディらしい」とか、常に「アンディだったら、どんな動きしますかね?」というやりとりをしました。