木曜劇場『SUPER RICH』(フジテレビ系 毎週(木) 後10・00~)で、第5話より「スリースターブックス」のアルバイトとして新たに登場した城戸密(きど・ひそか)を演じる結木滉星さん。実は、物語の鍵を握る重要な役どころなのだが、そんな城戸を結木さんはどのように演じているのか。役作りから撮影エピソードまで、結木さんに聞きました。
◆第5話から登場した城戸密はとても親しみやすいキャラクターですが、どのように役作りをされましたか。
城戸は仕事ができるハイスペック男子ですが、「本当にこんなバイトくんがいたらいいな」と思ってもらえるよう、明るく接しやすい感じの芝居を意識しました。
◆城戸は、フランス語とタガログ語を操るトリリンガルという意味でもハイスペックです。その部分はどのように表現を?
実際にフランス語を喋るシーンはなかったので、城戸がこれまでの人生で経験してきたことを僕の中で意識して演じました。なので、皆さんにその部分がちょっとでも伝わっていたらいいなと思います。
◆実際に城戸を演じる上で、特に意識した点は?
彼の真の部分はまだ分らないんですが、仕事ができて真面目で、皆さんからの信頼を得ているポジションなので、「スリースターブックス」メンバーとの距離感を大事にしましたね。
◆城戸は、プレゼン先の社内事情を冷静に見極める観察眼を持っていましたが、結木さんご自身はいかがですか?
僕も結構まわりを見るタイプで、わりと気も遣えるほうだと思います。気を遣うのが好きなんですよね。
◆途中からの参加でしたが、現場にはすんなり馴染めましたか?
出演者の皆さんが優しく声をかけてくださったので、すんなり馴染むことができました。長ぜりふのシーンの後なんかは「今、もう気が抜けてるでしょ」といじってもらえたり(笑)。
◆撮影現場はいかがでしたか。
僕は本番の時、どうしても力んじゃうんですが、江口さんが本当にナチュラルにお芝居をされていて。なんていうか、せりふじゃない感じなんですよね。衛さんがそこにいて、衛さんとして喋っている。他の共演者のお芝居を見ていても、「そういう言い方をするんだ」とか「そういうアプローチでいくんだ」など、自分には思いつかない部分が多くあったので、とても勉強になりましたね。