◆グループのことについてもお話を聞いていきたいのですが、結成してから今まで、皆さんにとってこの約1年半はどんな年月でしたか?
古屋:あっという間でしたね。もうそんなに経ったんだって。でも、歌もダンスもどんどん上手くなってきているのを実感できたし、楽しかったし、いい期間でしたね。
青木:ね、早かった。
髙野:僕は、最初6人集まった時に今まであまり話したことのない子も多かったので、馴染めるかなって正直不安な思いもあって。でも、この1年半でみんなのいろいろな部分を知れましたし、なにより一番うれしかったのはみんなのクセを見つけられたこと。今では歩く音だけで誰が来るなっていうのが分かりますね。
古屋:そうなの!?(笑)。
青木:愛犬じゃん!(笑)。
髙野:愛犬だね(笑)。でも、そこまでみんなと仲良くなれたのが本当に幸せだなって。
◆結成当時は苦労したこともあったのではないでしょうか。
青木:そうですね。最初はみんな歌もダンスもレベルがバラバラででこぼこな感じだったので、それをそろえていくのが大変でした。でも、それはずっと今でもみんなそれぞれが努力をしているし、今後も続けていかなきゃなと。
西尾:僕はメンバーから「忘れ物が多い」ってよく言われるんですが、一番最初にアー写を撮った時も携帯をどこかに置き忘れて集合時間に遅れてしまって、みんなに迷惑をかけてしまったんです。特に、ひで(長橋)はその時が初対面だったのに、初めからこんな感じでどう思われてるんだろうって不安で…。
長橋:(笑)。
西尾:でも、NVRLNDはみんな本当に温かくてフレンドリーなので、それまで僕らのことをよく知らなかったひでも、きっとその時に安心してもらえたんじゃないかなって思っています。
◆それを受けて、長橋さんはその時の5人の印象というのはいかがでしたか?
長橋:うーん、今のNVRLNDメンバーはそこにはいなかったですね(笑)。
全員:(笑)。
長橋:だって、年下組(青木、古屋、髙野)なんて、最初の頃はそれはもう可愛かったんですよ! 「ひで君、ひで君」って来てくれて、まるで子犬のようだったのに、今ではすっかり大型犬になっちゃって(笑)。
古屋:成長した!
長橋:そうだね(笑)。今となっては「生意気なやつらだな」と感じることもあるんですけど(笑)、それもメンバーの絆が深まった証だと思うのでうれしいなって。
◆岡田さんも、当初は不安な思いもあったとお聞きしました。
岡田:はい。僕の中で、ユニット活動をしていくというのは、どこか猫を被るというか、素の自分を隠しながら活動していくものというイメージを持っていたんです。でも、クセが強いメンバーが多いので(笑)、僕もすぐに素を出せるようになって。最初はまさ(青木)が言っていたように、それぞれのレベルがバラバラだったりと大変だったこともあったんですが、その当時に受けたレッスンやリハーサルを思い出して「早かったな」と懐かしく思うように、来年も今日のインタビューのことを思い出して「早かったな」と思えるくらい、みんなで充実した楽しい時間を過ごしていきたいです。