◆新曲のタイトルにちなみ“○○な世界”を妄想するとして、お2人はどんな世界があったらうれしいですか?
かれん:私は“瞬間移動ができる世界”かな。どこに行くにもラクでいいですよね。現代も交通の便は発達してますけど、もっと便利になったらいいのになって。
◆飛行機が苦手とかではなくてですか?
かれん:それは全然ないです! コロナ禍で旅行に行けてないので、瞬間移動でいろんな場所に行きたいです。
アサヒ:私は空の旅を楽しんでみたいので、“空飛ぶじゅうたんのある世界”がいいですね。雲の近くまで行ってみたいし、じゅうたんの上なら移動の間もいろんなことができそう(笑)。
◆なるほど(笑)。それなら移動時間も楽しめそうですね。「透明な世界」のカップリング「Hurry up!!」は一転してファンキーな曲です。
かれん:これはライブでみんなで一緒に盛り上がれる曲ができたらいいねと話して作りました。長いコロナ禍を経て、“もうすぐ純粋に音楽を楽しめる日がくるよ”という気持ちを込めた歌詞になっています。タオルを回しながら盛り上がれる、すごく楽しい曲ですね。
アサヒ:久しぶりに元気な曲だよね。ラップパートという新たな挑戦もあるので、ライブで歌うのが楽しみです!
◆ライブといえば、現在もツアー中ですよね。ツアー先の楽屋ではどんなふうに過ごされているのでしょうか?
かれん:本番前はメンバーそれぞれのタイミングで各々が声出しをしたり、メイクをしたりといった感じです。楽しみはご当地の物が提供されるケータリングですかね。新潟で違う味のお団子が5本用意されていた時は、誰がどれを食べるかでじゃんけんをしました。
アサヒ:楽屋に入って、まず「じゃんけんだね!」って言ったよね(笑)。何が人気だったかな?
かれん:ずんだとゴマが人気だったような…。あんこが苦手なメンバーが多いから、私はあんこを選んだけど…。
アサヒ:私は醤油味が好きでそれを選んだ! だから私たちは初めから競争に参加してなかったわけだ(笑)。
かれん:ね(笑)。やっぱりおいしいものが食べられるとみんなテンションが上がるし、それがライブへのパワーにもなっている気がします。
◆年明けの1月5日(水)、6日(木)には中野サンプラザホールで「Little Glee Monster “BRIGHT NEW WORLD PARTY 2022”」が開催されます。こちらの見どころを教えてください。
かれん:現在進行中のツアーのアフターパーティーみたいなイメージで、少しだけ年末までの公演とは内容を変えられたらいいねと話しています。
アサヒ:2日目の公演は配信することも決まって、全国の方に見ていただけるからね。
かれん:そうだね。よりたくさんの人たちにライブを体感してもらえるから、内容もそれに沿ったものにできればなと。会場で参加してくださる方たちは声は出せないですが、ノリのいい曲の時は手に持ったタオルを全力で回して盛り上がってもらいたいです!
◆コロナ禍で規制がありますからね。そうやってライブで観客の皆さんが声が出せない状況をお2人はどんなふうに見ているのでしょう。
かれん:やっぱり多少の寂しさは感じますよね。特にMCの時に返答がないので、私たちも皆さんの反応が分からず戸惑ってしまったりすることもあったので、早く何も気にすることなく声が出せる状況になったらいいなとは思います。ただ、たとえマスクをしていても、その下の皆さんの笑顔は充分に伝わってきています。
◆お互いに思いを察していこうという気持ちが働きそうですね。
かれん:確かに、これまで以上に気持ちを汲み取ろうとする感じは私たちにもお客さんにもあると思います。
アサヒ:そうやって、みなさんとライブで気持ちを共有できること自体がすごくありがたいよね。年明け一発目のライブになるので、楽しい時間を共有して皆さんと2022年のいいスタートをきれたらいいなと思います。
PROFILE
アサヒ
●あさひ…1999年5月13日生まれ。北海道出身。
かれん
●かれん…1998年6月8日生まれ。静岡県出身。
リリース情報
ニューシングル「透明な世界」
発売中
この記事の写真
text/土屋華夏