かまいたち、『かまいガチ』2度目のSP放送へ!下積み時代は「貧しい思いをしたくなくて借金してでもええもんを食べていた」

特集・インタビュー
2021年12月18日

かまいたちインタビュー

かまいたちの冠番組『かまいガチ』(テレビ朝日系 毎週(木)深0・15ほか)の1時間SPが、12月18日(土)後9・55から放送される一部地域を除く。この日の企画は、芸人たちが初心に戻り下積み時代に食べていた料理を再現する“オレの下積みメシ” の第2弾。収録直後の山内健司さんと濱家隆一さんに、見どころをお聞きしました。

 

◆お2人のテレビレギュラーは、個々も含めると現在12本と引っ張りだこですが、関東での最初の冠レギュラーがこの『かまいガチ』だったんですよね。9月からは同じテレビ朝日系でゴールデン帯初レギュラーMCとなる『ウラ撮れちゃいました』(毎週(木)後7・00)もスタートして。

濱家隆一:テレビ朝日さんには感謝しています。許されるならテレビ朝日に家族で住みたいくらいです。

山内健司:許されないでしょ(笑)。

濱家:『かまいガチ』の前に、『ピン様×キリ様』っていう単発番組のMCもやらせてもらったんですけど。あの時点でかまいたちにMCを任せるのって、だいぶ冒険やったと思うんです。当時はほんまに僕ら、何にもなかったんで。それもあって、恩に感じています。

山内:『ピン様×キリ様』のゲストにはchelmicoもいて。そっからchelmicoもめっちゃ出てますからね。スマホのCMとか。

濱家:余談ですけど、chelmicoとは「今度ご飯行こな」って話しています(笑)。

◆『かまいガチ』が勢いに乗ってきたという感覚はありますか?

濱家:よりかまいたちに寄った企画ができているんじゃないかなと。2人が楽しめることをやらせてもらっているので。

山内:毎回変な企画ばっかりですからね。でもそれがいいな、と。

濱家:番組として、だいぶかまいたちの形ができてきたなと思いますね。

◆スペシャルは今回が2度目。ケンドーコバヤシさん、オズワルドさん、ヒコロヒーさんらを迎えての“オレの下積みメシ”でしたが、収録はいかがでしたか?

濱家:面白かったです。めっちゃええ飯ではないですけど、アイデア飯というか。慣れ親しんだ、分かりやすいうまさがある。だから、みんなテンションが上がるんですよね。「こんなんあったんや!」「ええなあ!」みたいな。オズワルド・伊藤(俊介)君の下積みメシは、それを食べるなんて自分では絶対に考えつかへんかったですね。

山内:それぞれの下積み時代の話を聞いているのも楽しいです。「この人にもそんなことがあったんや」っていう。今回でいうと、コバさん(ケンドーコバヤシ)なんて下積み時代があったっていうイメージが全然なくて。あのコバさんが貧しい思いをしていたなんて、想像したことすらなかったですから。

濱家:収録中に山内が言っていたんですけど。僕らは貧しい思いをしたくなくて、借金してでもええもんを食べていたんです。これから僕らどうなんのやろうかとか、そういう生きるか死ぬかみたいな状況には直面したことがなくて。

山内:「やばい! 芸人続けられない!」みたいなほどではなかったんです。困ったら親にお金をもらっていましたし。

濱家:だから、ヒコロヒーとかオズワルド・畠中(悠)君とかの、ほんまに貧しかった話を聞くと、「すっごい頑張ったんやなぁ」って。2人は社長の前で物まねしてお金をもらうことが嫌だったみたいですけど、僕らはそれを余裕でやってましたからね。何なら「こっち(社長)のほうが僕らのことをしっかり評価してくれてるんちゃうんか」とか思いながら(笑)。

山内:お金もちゃんとくれるしね(笑)。

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