◆では、まもなく開催される『M-1グランプリ2021』についてもお話を伺いたいと思います。まずは2年連続の決勝進出、おめでとうございます!
長谷川・渡辺:ありがとうございます!
◆予選の手応えはいかがでしたか?
渡辺:準決勝はみんなウケてましたからね。正直、緊張しました。
長谷川:そうだったね。
渡辺:僕らも手応えはあったんです。でも、みんなもあったと思います。
長谷川:現場もいい感じであったまっていて、みんな面白くって。ほんと、どうなるか分からなかったなぁ。
◆昨年も予選を勝ち抜いた経験をしていることで、多少の心の余裕があったんでしょうか?
長谷川・渡辺:(2人とも無言で首を振る)
渡辺:全然ないです。M-1に関しては、そうした“慣れ”は全くないですね。だって、僕らよりも慣れている芸人たちが予選落ちしてるぐらいですから。だから、思いっきりやるだけでした。周りを見ても、明らかにみんな、ほかの現場で会う時とは目の色が違いますし。
長谷川:本気で獲りにいってるのが伝わってくるもんね。
渡辺:そうそう。人間の欲が一番出る大会なので(笑)。
◆(笑)。決勝でやるネタ選びに関してはどのような対策を練っていらっしゃるんですか?
渡辺:対策なんてできるわけがないです(笑)。当日の空気がどうなるのかなんて、それこそ自分たちの出番が来るまで分かりませんから。
◆出順やその時々の会場の空気でネタを変えたりは?
渡辺:ムリです、ムリです(笑)。僕らの対策は、考えて選んできたネタを思いっきりやる。これだけです。あとはどうなるか本当に分からない。昨年はパチンコのネタを決勝でやったんですが、バイきんぐの小峠(英二)さんに「なんであのネタをやったんだ!?」って普通に怒られて(笑)。本当に難しいですよ。
長谷川:ネタ選びに関していえば、東京ダイナマイトのハチミツ二郎さんが言ってたんです。「周りはよく、『もっといいネタあったじゃん』って言うけども、でも自分たちで考えて最終的に決めているんだから、それは決して間違いではないんだ」って。確かにそうで。いろんなことを言われるだろうなってことも分かった上で選んでますからね。振り返れば、もちろんたくさん反省はありますよ。けど昨年については、あの時点での選択肢はボクらにとって、あれしかなかったということなんですよね。
渡辺:うん。いろんな人に怒られましたけど(笑)、間違ったとは思ってないですね。
◆ちなみに、今年のネタはもう決めているんでしょうか?
渡辺:何本かは候補を決めてます。
長谷川:今年は二回戦、三回戦、準々決勝、準決勝と全部ネタを変えてるんです。それを踏まえた上で、決勝をどのネタにするかで悩んでいて。これからじっくり話し合って決めていきますので、放送を楽しみにしていてください!
PROFILE
錦鯉
●にしきごい…長谷川雅紀(1971年7月30日生まれ。北海道出身/ボケ担当)と、渡辺隆(1978年4月15日生まれ。東京都出身/ツッコミ担当)によって2012年に結成。2020・21年には『M-1グランプリ』で決勝進出をはたした。昨年からテレビ番組の出演数が急上昇し、ネクストブレイクのタレントとして注目を集めている。今年10月には初の単独ライブ『錦鯉独演会「こんにちわ」』を成功させた。
書籍情報
錦鯉・著
「くすぶり中年の逆襲」
発売中
価格:1430円(税込)
発行元:新潮社
●photo/干川 修 text/倉田モトキ
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2021年12月25日(土)23:59