カミングフレーバーMIYO・HINANO・MIZUKIインタビュー【前編】1stシングル「カメリア」リリース

特集・インタビュー
2021年12月22日

カミングフレーバーMIYO・HINANO・MIZUKIインタビュー

名古屋を中心に活動するSKE48発の次世代アイドルユニット「カミングフレーバー」が、グループ初となる1stシングル「カメリア」を12月29日(水)リリース。そこで、リーダーのMIYO(野村実代)さんのほか、MIZUKI(田辺美月)さん、HINANO(青海ひな乃)さんの3人のインタビューを2週連続でお届けします。今回は、“初めての「カミフレ」”についていろいろ教えてくれました!

◆皆さんTV LIFE web初登場ということで、まずはこのユニットについて教えてください!

MIYO:SKE48の次世代ユニットとして結成した7人組で、ユニット名の意味は「次に来る味」です。ももいろクローバーZのあーりん(佐々木彩夏)さんが主催するアイドルイベント「AYAKARNIVAL 2019」への出演をきっかけに、たくさん活動するようになりました。最近はSKE48としての活動とは別に、「カミングフレーバー」というアーティストとしても活動させてもらっています。

HINANO:フレーバーという名前ですが、メンバーそれぞれが“○○味担当”というわけではなくて。リーダーのMIYOが赤、MIZUKIが水色、私HINANOが青というように、“色担当”になっています。

MIZUKI:SKE48の8期生、9期生、ドラフト3期生の近い世代で構成されたメンバーなので、みんな集まるともっとわちゃわちゃしています。そんな私たちを「カミフレ」として覚えていただきたいです。

カミングフレーバーMIYO・HINANO・MIZUKIインタビュー

◆SKE48とは違う「カミフレ」の特徴は?

HINANO:少人数で活動していることもあって、7人全員が目標ややりたいことなど、同じベクトルを向いていると思います。あと、SKE48は未来に向かって戦っているのに対して、「カミフレ」は常に今戦っている感じです。生々しい話、スタッフさんからも「今回はCDをこれだけ売ってください」と言われているんです。いつなくなってもおかしくないユニットなので、崖っぷちの中で毎日必死に頑張っています!

◆そんな「カミフレ」の強みは何ですか?

MIZUKI:メンバーみんなで作詞した「We are カミフレ!!!!!!!」という曲を聴いていただけると分かると思うのですが、みんな個性の豊かなんです。陽キャもいれば、陰キャもいて。しかも表現の仕方や歌い方、踊り方もそれぞれ違う。私たち自身もお互いを見ているだけで楽しくて、いろいろ参考になります。なのでファンの方々も見ていて飽きないと思いますし、“この子いいな”と思える子が見つかるユニットなのではと思っています。

◆その中で皆さんはメンバー内でどんなことを担当していますか? 自分以外の2人の印象も教えてください。まずはMIYOさんから。

MIYO:私は“オン・オフ激しい落差担当”です! ステージ上の自分とステージを降りたときの自分があまりに違いすぎるんです。ステージ上ではキラキラしたアイドルとして、“カミフレのリーダーとして引っ張っていくぞ!”という気持ちでやらせていただいていて。でも一歩降りてしまうとすぐアニメオタクに戻ります(笑)。

HINANO:さらにMIYOは頭の中がお花畑なので、妄想がひどいんです。東京のホテルで初めて一緒の部屋になった時、アニメを見ながらずっと「…ヤバっ!」とか独り言を言っていたんです。アニメのキャラクターがカッコよかったみたいなのですが、私はほぼ初対面に近い状態だったのでドン引きしました(笑)。

MIZUKI:SKE48の在籍歴で言うと、MIYOさんはHINANOと私より2年半ぐらい先輩なのですが、年齢に関しては3歳ぐらい年下なんです。なので先輩として接していて、「年齢のわりに大人ってぽくて落ち着いているな」と思っていたんです。でも、カミフレとして一緒に活動しているうちに、子供っぽさが目立つようになってきて…(笑)。食べ物も好き嫌いが多いし、一般常識というか知らないことが多くて。今では“意外と年相応なんだな”と思っています。

◆続いて、HINANOさんは何担当ですか?

HINANO:私は“ガチ陽キャ担当”です。喋り方がちょっとガツガツしているというか、行き過ぎると口が悪くなります(笑)。みんなを盛り上げることも多いので、楽しいノリの人と見られがちです。よく言えば、ポジティブということですね!

MIYO:HINANOちゃんは私よりもリーダーみたいな存在で、私ができないことも一緒にやってくれます。言ってみればカミフレの裏リーダーです。サブじゃなくて、あくまでも裏!(笑)

MIZUKI:HINANOはメンバーみんなにムチャぶりしたり、ツッコミを入れたりするんです。それがスゴいなぁって。その時その時のメンバーの反応がいちいち面白いので、私はこっそり見守っています(笑)。

カミングフレーバーMIYO・HINANO・MIZUKIインタビュー

◆では、MIZUKIさんは何担当ですか?

MIZUKI:私は“ゆっくり時差担当”になっています。基本的に他人に興味がないからかあまり話を聞いていません。ツーンと耳の中を突き抜けてしまうんです。例えば、メンバー同士が会話しているところに入っていっても、終わった後に「で、それ何だったの?」と聞いちゃうとか。受け答えものんびりしている…みたいです(笑)。

MIYO:マイペースというよりは、つかめない子です。普段は大人しいのに、時々何を考えているか分からないこともあって。思い立ったら爆発するんです。何も振ってないのに、いきなり「ちょっと面白い話してもいいですか?」と言ってきたりして。自分でハードル上げておいて、全然面白くないっていう(笑)。それがまた面白いんですけどね!

HINANO:私は同じ9期なのでだいぶ前から知っているんですが、確実にヘンな子の一人です(笑)。リハーサルの時に私が「何か、ご飯食べられない」と話したら、MIZUKIが「分かる。私も全然食べられないから」と言っておいて、しっかり間食していたんですよ。さすがに“あなたの言動は何なの?”と思いましたね(笑)。これだけ体が細いのに胃に関しては異次元です! みんなでご飯に行って、料理を頼みすぎちゃった時も「それもらっていい?」って、全部食べてくれました。

◆皆さんのキャラクターが分かったところで、1stシングル「カメリア」についてのお話を。まずはタイトルの意味について教えてください。

MIYO:寒い冬でも美しい花を咲かせるツバキの別名です。「謙虚な美徳」という花言葉があるように、散るときには花びらが落ちるのではなく、そのままボトッと落ちるんです。その潔さがカミフレにぴったりだということで、このタイトルになりました。

◆最初に楽曲を聴いた時の感想は?

MIYO:歌詞を頂いて、どこか重い印象を受けました。でもよく読んだら、奥深い意味があることに気づいて。歌詞の中の主人公と自分たちがリンクする部分を見つけたりして、歌っていて泣きそうになるぐらい感情移入できました。カッコいいイントロから、ファンの皆さんを魅了できるような気がしています。

HINANO:ドーン、ドン、ドーンといった重低音から始まるイントロが48秒もあるんです! ライブで披露させていただく時も、会場の雰囲気がガラッと変わります。また、「目の前の壁をみんなで力を合わせて登っていく。一緒に戦っていく」というような前向きな歌詞も、カミフレに合っていると思います。

楽曲情報

カミングフレーバー1stシングル「カメリア」@LoppiHMV盤
「カメリア」@LoppiHMV盤

カミングフレーバー 1stシングル
「カメリア」
12.29 Release

通常盤:1100円(税込)
@Loppi・HMV限定盤:1599円(税込)

カミングフレーバー公式サイト:http://comingflavor.com/

●photo/関根和弘 text/くれい響

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カミングフレーバー

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2022年1月4日(火)23:59

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