和子は夫・竹村平助(村田雄浩)とともに「竹村クリーニング店」を営んでおり、住み込みで働くヒロイン・るい(深津絵里)のことを娘のようにかわいがり、その成長をあたたかく見守っている。
新たな“朝ドラ”作品への出演を「ずっと待ってた」という濱田さん。出演への思いや今回演じる和子、そして深津さん、村田さんに感じている印象についてお話しいただきました。
濱田マリ インタビュー
◆出演が決まったときの気持ちを教えてください。
今までに(朝ドラに)2回出演させていただいて、『カーネーション』も『マッサン』も本当に大好きで、すごくすてきなお話で、すごくすてきな役をいただいていて、その後も毎年待ってたんです(笑)。『マッサン』から7年ぶりなので、すごく待ったなぁ…でも、待ったかいがあったなぁというぐらいに本当にまたすてきなお話、すてきな役にめぐりあえて、すごくうれしかったです。
◆和子に対してどんな印象を感じていますか。
オシドリ夫婦ってこういうことやんなぁっていう印象を台本から受けたので、ぜひとも村田雄浩さん演じる平助さんと和子さんの夫婦が、かわいらしくておもしろい夫婦だなと、みなさんに感じていただけたらいいなと思っています。
そして、和子さんは、るいちゃんへの愛がもう計り知れないです。平助さんと和子さんは夫婦2人だけで生活をしているので、ひょんな出会いでるいちゃんのようなかわいらしいお嬢さんを迎えることができて、その喜びと幸せを随所で表現したいなと思います。そういったところを大事にして、しっかり表現したいなと思っています。
◆共演者の方々にはどんな印象を持っていますか。
るい役の深津絵里さんは、もういとおし過ぎる! るいのことがかわいくてしかたがないです。でも、村田さんと深津さんと3人で現場でお話する時は「るいちゃんって、ちょっと変わってるよね」とか「るいちゃんの妄想癖、出た!」とか、るいちゃんというキャラクターいじりを、3人でしています(笑)。
村田さんとは、BSプレミアムの『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』という全く違うテイストのドラマでも夫婦役を演じていて、ずっと夫婦です。台本を読んでいて、平助さんと和子さんのやりとりはにやにやしてしまいますし、いますぐ現場に行ってできるなあと思うぐらいでした。村田さんがいてくれたら安心です。
◆視聴者の方々に向けてメッセージをお願いします。
こういう社会情勢のなか、我慢の日々はまだまだ続くと思いますが、みなさんに一服の安らぎと笑いと、少しの涙をお届けできるすばらしい作品だと思っているので、ぜひ見ていただきたいです。
番組情報
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
NHK総合ほか
毎週月~土曜日 前8・00~8・15ほか
©NHK