◆今後番組でやってみたいことはありますか。
みうら:僕らは従っているだけなので、企画は1つも出していないんです。身を委ねているだけなんですよ。
安齋:委ねることもだんだん快感になってきました。最初は「何とかしよう」と思っていましたけど。
みうら:反逆する気持ちもあったんですけど、従うほうが楽だと分かったんです。
◆台本がないこの番組はお2人がひたすら“駄弁る”というスタイルですが、だからこそやりやすかったり、楽しかったりするのでしょうか。
みうら:この番組をやるために安齋さんと30年以上前から友達になったようなものなので。
安齋:本当にそうですよね。そして何が来ようと好きに話をしていていいというスタンスは、他のどこにもないですからね。
みうら:でも、一つだけ悔しいのは(トークを)切られていることですよね。切らないでください。これがこちらからのお願いです。
安齋:でも、今回は長いので結構入っていると思いますよ。
みうら:ビデオに被るようにしゃべりましたからね、わざと。もちろんこっちはプロなので、切れないようにしてやりますので。
安齋:ただ、向こうもプロなのでそこを切っていくんですよね。
みうら:そのせめぎ合いの中、合戦しているんです。
◆番組の魅力はどんなところにあると思いますか。
みうら:僕たちのルックスだと思います。ペアのほうがおかしいということには気が付いたんです。でも、この番組のためにこの状態を続けているので、終わるなら終わるって言って欲しいんですよね。その時はもうヒゲとか剃りますから。
安齋:最大の魅力はそこですよね。あとは、自分たちがしゃべっているのを見ていてもつっこんだりできるので、参加できるという楽しさがあるかもしれないですね。昔、友達の家でビデオを見せてもらっていたときの感覚がちょっとよみがえってくるというか。タイムスリップをするような感じもあります。
みうら:その頃はビデオを見ながらビデオとは全然関係ない話をしていたじゃないですか。だから音楽ビデオを見て音楽ビデオの話をしなければならないことが逆に不思議で。昔、友達と見ていた時のようなことをしたいんですよね。安齋さんと2人で見ている感じが良いんです。
番組情報
『コロナに負けないで 笑う洋楽展 年末SP ~第4回紅白ビデオ合戦~』
BSプレミアム
2021年12月28日(火)後11・15~深0・29