1月6日(木)から放送されるMBSドラマ特区『たびくらげ探偵日記』にW主演する荒牧慶彦さんと水江建太さんにインタビュー。撮影中のエピソードやドラマの見どころを聞きました。
本作は、荒牧さんと水江さんによる期間限定ユニット「まっきーとけんた」の楽曲「Calling…」のDRAMA CLIPで描かれた物語「探し屋たびくらげ」の別時間軸のストーリーが展開されるオリジナルドラマ。キャンピングカーで放浪しながら捜し物の依頼を引き受けるという、一風変わった探偵バディ物語で、捜し物専門探偵事務所「探し屋たびくらげ」の所長・坂牧洋平役を荒牧さん、デジタル面の強さで坂牧を支える頼れる相棒・滝本謙太役を水江さんが演じる。
◆ドラマの撮影を終えての感想、現場の雰囲気はいかがでしたか?
荒牧:『たびくらげ探偵日記』のストーリーがそもそもすごく面白くて。やっていて楽しかったですし、何より、スタッフさんの年齢層が若かったんですよね。みんなすごくノリが良くて、和気あいあいとしていました。だからこそ僕らにより寄り添ってくれるというか…。このせりふはこういう感情で言って、など明確に伝えてくださったので、すごくやりやすかったです。
水江:まっきーさんが言ったとおり、もともと撮影を始める前から脚本の面白さにびっくりしていて。実際現場に入って撮り終わるまで、本当に現場の空気が良くて居心地が良かったです。演じている時も演じていない時も。楽しい現場でした。
◆一番印象的だったシーンは?
荒牧:印象的なシーン…キャンピングカー、運転しやすいな~(笑)。乗ったことなかったんですけど、すごく運転しやすかったです。
水江:まっきーさんのアクションシーンを見てて、かっけーなぁって思ってました(笑)。僕は、出演させていただいている作品ではアクションが多い方だと思うんですけど、それをせずにまっきーさんのアクションを見ているのが新鮮だったし、勉強になりました。
◆お2人は舞台などでも共演されていると思いますが、今回の作品にその関係の影響はありましたか?
荒牧:「まっきーとけんた」で今まで作り上げてきた2人の関係値ゆえの脚本でもありますし、実際も結構仲も良いんですけど、やりやすさは明確にありましたね。演技じゃなくじゃれ合いができる。そういう意味では、今までやってきた関係値も大いに役立ったんじゃないかと思います。
◆今回演じられて、難しかったところや意識して演じられたところはありますか?
水江:わりとナチュラルに演じられたかなと思います。それができたのもこの関係値だからだと思うし。脚本自体も、「ここから2人の会話が続く」とかせりふの無い脚本があったりして、それを難なくナチュラルに演じられたのが印象的だったというか。難しかったというよりは、そういうこともナチュラルにできたのが良かったなという印象です。
荒牧:テイクを重ねたシーンがありまして。クラゲという俳優が、定位置にとどまってくれないんですよ(笑)。クラゲを眺めるシーンとか、クラゲ越しのシーンとかで、クラゲさんがぷよぷよ画面の外にいったら、もう1回いこうかってなるので。
水江:やつ、NG連発してましたね(笑)。
荒牧:あいつはちょっとNG俳優でしたね(笑)。クラゲさん大変でした。
◆共演者の津田健次郎さんとのやりとりなどはいかがでしたか?
荒牧:なんか…ダンディー。
水江:ダンディーですね~。
荒牧:むちゃくちゃ渋い声だし、ご本人もお顔もすごく端正で、あの声にぴったりはまってるというか…。あの声で生まれてきたのかな?…って思うくらい(笑)。
水江:それはやばいです(笑)。最初に津田さんが出てくるシーンは、まっきーさんより僕の方が絡みが多いんですよね。津田さんの声は、アニメとかでもずっと聞いてて大好きだったので、津田さんと役者としてやりとりをするのが新鮮でしたし、めちゃめちゃ楽しかったですね。
荒牧:もともと舞台もやられていた方だったので、表現力が無限にあるなと思いました。ふんだんに詰め込まれていましたね。
水江:僕も、いい意味で裏切られたというか。想像もしていないようなアプローチをしてきたりとか。演じていてとても楽しかったですし、楽しんで演じてらっしゃるんだろうなっていうのも伝わってきました。楽しかったです。
◆予想外のアプローチに、水江さんも動かされるものもありました?
水江:そうですね。その場で生まれる感情も全然違うものになりましたし、演じている僕もワクワクしたので、見てくださる皆さんもすごくワクワクしながら見れると思います。
◆今回お2人が演じられた役で、自分と近い部分はありましたか?
荒牧:僕はピンときてないんですけど…、しっかりしている中にも抜けてる部分があるっていうのが坂牧としての役どころにもあるので、そこがリンクしてたのかなとぼんやり思います。
水江:僕は結構重なるところが多いかなと思うんですけど、自由奔放というか。わりとまっきーさんに対する感じとか、自分の在り方とか。まっきーさんの役は、しっかりめの堅い印象があると思うんですけど、それに比べると僕は自分に近いナチュラルさがあるかなと思っています。
◆第1話の冒頭のナレーションで「毎日決まった会社に行き、決まった家に帰る。そういう生き方ができない奴らもいる」という言葉がありますが、俳優というお仕事も決まった会社に行き…という生活ではないと思います。そんな生き方をお2人としてはどう思いますか?
荒牧:学校があった時はそういう生活をしてたので、それも楽しかったですね。
◆お仕事として決まった場所に行き…っていうのも、苦じゃなくできるタイプですか?
荒牧:想像してみたこともたくさんあるんですよ。就職活動の時期にそういうこともすごく考えましたし、なんならちゃんと会社員になろうと思った時期もあったので、そういう生活はそういう生活なりの自分の中の楽しさだったり生き方を見つけてやっていくんだろうなと思いますね。できるとは思います。ただ、朝が苦手なので、昼出社の会社がいいなと思います(笑)。
水江:(笑)。僕は、今まっきーさんが例えに出した会社員とか、僕らの仕事って結構違うことがあると思うんですけど…どっちが正解とかは絶対ないと思うんですけど、僕はどちらかというとこのせりふにある「そういう生き方ができない奴らもいる」っていう側だと思いますね。面白いことを探し続けてた方が、僕自身は楽しいかなと思うので、そういう性格なんだろうなと思います。
◆撮影で面白かったエピソードなどはありますか?
荒牧:久しぶりに2ケツしたよね。
水江:2ケツした~!
荒牧:そういうシーンがあったんですけど、2人乗りしました。建太が前で。
水江:あれは面白かったですね、たしかに。大クセの自転車で。
荒牧:ヤンキー自転車。乗りにくくて乗りにくくて。
水江:運転したの俺ですよ(笑)。
荒牧:はは(笑)。いや、俺も一応ね、運転はしてるから。
水江:あ、そっか(笑)。あれ難しかったですよね。
◆ほかの共演者の方とのエピソードはありますか?
荒牧:ちょっとガラの悪い格好をしているエキストラの方がいて。3、4人のヤンキーと絡むみたいなシーンがあるんですけど、1番貫禄あって、この人絶対俺よりも年上だーと思ってた人が15歳だったのがびっくりしました(笑)。うそやろ!?と思って(笑)。
◆本人として旅をしているとして、伝えておきたい自分のトリセツみたいなものはありますか?
水江:話を聞いてる感じを出して、全く頭に入ってないっていうのはあります(笑)。
荒牧:(笑)。でも俺も同じ…似たようなところがあるから、居心地いいんでしょうね。俺もそうなんですよ。適当な相づちを打って、だいたいなんだっけ?って言う。
水江:言ってますね(笑)。
荒牧:何か考え事してるんだよね。それかぼーっとしてるか。俺は…小ボケをかましまくるから、適度に流してくれれば(笑)。
◆ドラマの見どころは?
荒牧:まっきーとけんたの関係値を感じ取れるシーンが多いんですよね。DRAMA CLIPでは明確には描かれなかった2人の関係の始まりだったり。そういうものがドラマで見られるので、ぜひそれを楽しみにしていてください。
水江:まっきーとけんたの出会いや、スタートの話になります。それぞれの人格を深堀りして、僕らの関係値がどういう風に始まって深まっていくのか、スタートを見られるので、DRAMA CLIPを見ていない方も楽しめると思います。
PROFILE
●荒牧慶彦(あらまき・よしひこ)…1990年2月5日生まれ。東京都出身。AB型。
●水江建太(みずえ・けんた)…1995年11月2日生まれ。東京都出身。B型。
番組情報
ドラマ特区『たびくらげ探偵日記』
MBS
2022年1月6日スタート
毎週木曜 深0・59~
※初回は深2・00~
テレビ神奈川
2022年1月6日スタート
毎週木曜 後11・00~
チバテレ
2022年1月7日スタート
毎週金曜 後11・00~
とちテレ
2022年1月13日スタート
毎週木曜 後10・30~
テレ玉
2022年1月13日スタート
毎週木曜 後11・30~
群馬テレビ
2022年1月13日スタート
毎週木曜 後11・30~
配信情報
無料見逃し配信
TVer・GYAO!・MBS動画イズム MBS放送後配信開始
この記事の写真
©「たびくらげ探偵日記」製作委員会・MBS