2021年1月13日のメジャーCDデビューからシングルリリース、全国ツアー、異色のサンリオキャラクターズとのコラボ、さらに個々では舞台や映画出演、そして現在も昨年から続く全国ツアーの真っ最中と、活躍と進化が止まらない7ORDER。
そして、2022年2月2日(水)に待望の2ndアルバム『Re:ally?』をリリースする7人からのメッセージをお届けします!
◆2ndアルバム『Re:ally?』のメンバー的、注目ポイントを教えてください!
萩谷慧悟:「いろんな方とご一緒できたらうれしいよね」って話をしてたのが実現した形ですね。
真田佑馬:本当にすごい方々とご一緒できて感激してます。
安井謙太郎:「もしも」を提供してくれた阿部真央さんとは、制作前に阿部さんと僕ら全員で話をしましょうという面白い試みもあって。
森田美勇人:全員で恋バナをしました(笑)。
萩谷:“女性目線の恋愛ソングを男が歌う”のをやりたいという話から、じゃあ恋愛の話をしましょうかという流れになって。あらたまって恋愛話をするって緊張しなかった?
全員:した、した(笑)。
阿部顕嵐:メンバーと恋愛の価値観とかそういう話をまじまじとすることって、なかなかないからね。
諸星翔希:なんだかんだ雑談も多かったけど(笑)。
長妻怜央:普通に楽しかったかも(笑)。
安井:そうだね。阿部さん自身の話も聞かせてくれたりしているうちに普通の会話になってたね。おそらく僕たちの人となりは分かってもらえたんじゃないかなと思う。その上で作ってくださった楽曲ですね。
萩谷:よく分かったのは、阿部さんはすごくすてきな人だってことですね。
全員:たしかに(笑)。
安井:その後、僕と森田と諸星でカフェに行った時に阿部さんにばったり出会うというエピソードもあります(笑)。
諸星:こんな偶然あるんだ!って自分たちが驚いた。
森田:サングラスかけたすてきな人がこっちに向かって歩いてきてる気がすると思ったから「こんにちは」って。
長妻:最初はどう思った?
森田:ファンの人にしては第一声が「こんにちは」なのは珍しいなって。そしたら僕たちがファン側だった(笑)。
安井:阿部さんとのお話では、最初に2曲制作していただいてどちらかを選ぶスタイルにする予定だったけど、「これだ!」って曲ができたとスタッフのお墨付きで1曲で決まったのが「もしも」ですね。
萩谷:「Cafe latte」はさなぴー(真田)とPES君が作ったしね。
真田:そう、ヴォーカルレコーディングも来てくれた。最初に美勇人(森田)がレコーディングした時に「ここのラップはこんなふうに…」とか細かいニュアンスまで教えてくれるのを見て、すごくためになるなってオレもワクワクして「よろしくお願いしますっ!」ってブースに入ったら、アドバイスどころかずっとハンバーガーを食べてた。
全員:ははは(笑)。
真田:歌い終わって「どうですか、PES君」って聞いても、今度はポテト食べてて。分かったのはマックはおいしいよねってことくらい(笑)。
森田:PES君がずっとポテトを食べてるのを見て、とうとうさなぴーが独り言で「もうちょいこうした方がいいかな…。すいません、もう1回お願いします」って言いながら、またブースに入っていくっていう。
阿部:全部、自分でやるスタイルなんだ(笑)。
森田:ブースに入っていくさなぴーを見送りつつ、ポテトを食べながら「真田は手間がかからなくていいな」って(笑)。
諸星:すごいじゃん(笑)。
真田:いやいやいや、やってくれないから自分でやっただけだから。オレもいろいろ教えてほしかったの!(笑)。
安井:もう既にラジオ番組「PIZZA WAVE」の企画で2人の関係性が出来てるからね。
諸星:そうなんだよ。さなぴーにだけ対応が違うの。すごい愛されてるなって思った。
森田:さなぴーへの愛着がすごかった。
真田:この曲自体、その流れで出来たところもあるからね。
安井:曲中のサックスはもろ(諸星)がラインを考えたの?
諸星:PES君が考えたところもあるけど、実際に僕がスタジオでフリーでやってみて、みんなの意見を交えてできた部分もある。
長妻:その場で!?
諸星:あえて何も決めずに行って、その場の空気に合わせてやってみようと思って。結構、挑戦ではあったけど面白かった。
真田:録って、聴いて、話して、録って、聴いて、話して…の繰り返し。
諸星:自分的にはすごいいい感じにいけたと思ってみんなの方を見たら、PES君とさなぴーと美勇人でごにょごにょ話してて「あれ、イマイチ?」ってこともあったりね。
萩谷:すごい、頑張ったんだね。
諸星:でも楽しめた!
安井:「カシス」は?
萩谷:なんか最初“がつ(長妻)バージョン”とかあったよね。
阿部:そうそう。井手コウジさんが歌割を決めるからって、それぞれほぼフルコーラスを歌って提出して、そこで初めて歌割が決まる流れだった。
長妻:完成までどのパートを自分が歌うのかが分からなかったっていう異例なパターンだった。一応、パート割の話し合いには参加させてもらってはいたけど。
阿部:ながつも結構決めてくれてたよね。
長妻:うん。「ここの顕嵐は合ってるから、こっちで」とか話してた。
安井:この曲は難しいからって、ながつはレコーディング前の1~2週間ずっとスタジオ入って練習してたよね。もうスタジオに住んでるのかなってくらい。
長妻:住んでたかも(笑)。難しかったけど楽しかったよ。こんなふうに歌詞を考えながら曲に向かうのも面白いなと思ったし。
萩谷:歌詞がいいよね。「2人で選んだソファが…」のくだりが個人的にすごく印象に残ってる。
長妻:あ~、あそこだ。分かる。この曲はライブでも披露していて、“カシス”っていう女性がいて、それはみゅっさん(森田)じゃないかって僕たちの中では話題で(笑)。
全員:三角関係(笑)。
阿部:僕ら2人で歌ってるんだけど、その後ろのセンターでみゅっさんが踊っていて、照明もいい感じに当たっててね(笑)。
長妻:メインの明かりだからね。あれは間違いなく“カシス”だなと(笑)。
安井:旦那さん(湘南乃風の若旦那こと新羅慎二)が提供してくださった「青空と爆弾」もデモを聴いた時から本当にいい曲だねってメンバーが盛り上がってて。最初は美勇人のラップもあったんだけど、それはいろいろ総合した結果なくなっちゃった。
森田:そう。バランスがどうにもはまらなくてなくなっちゃいました。
阿部:ラップを考えてる時に近くにいて、すごい試行錯誤しながらだったのを見てるからなくなったのは残念だなと思ったけど。
森田:そういうこともあるよ。
真田:曲作りってそういうことの繰り返しなのかも。
阿部:だからラップはライブでいつか披露したらいいよ。
諸星:あ~、いいね。できたら面白いかも。
安井:ツアーリハしている時に、たまたま近くのスタジオに旦那さんがいて。作ってくれたご本人の前で披露できたのも、すごくいい時間になったなって。
萩谷:独特の緊張感はあったけど、うれしかった!
真田:新鮮な感じがしたしね。
安井:こんなふうに1曲1曲に思い入れがあってトークが止まらない。全曲解説したいくらい。
森田:いろんな方が作ってくださったから幅広く、良い曲ばかりで。
萩谷:最初は、こんなすごい方々がこんなにすてきな曲が集まるなんて「本当に!? Oh,Really?」ってことからタイトルの流れになっていて。
安井:英語がつい出ちゃったね(笑)。
萩谷:そう、出ちゃった(笑)。でも「Re」で再び、「ally」で味方っていう意味もあって、これいいねってことで。こうしてたくさんの方たちが味方になって助けてくれたからこそ2枚目のアルバムが出せたから。
諸星:いろんなタイトル案が出る中で、最初に出た「Really」が根強く残ってて。謙ちゃんが「Re」の後に「:」を入れたら…って提案があって一気に決まった感じだった。そういう運命だったんだよ。
安井:スタッフの方から「allyは味方って意味もあるからね」って、まるで僕が知ってて区切ったふうに話してたから“知ってましたよ感”は出しておいたけど(笑)。
諸星:「あ~、はいはい。味方ね。知ってた、知ってた」的な(笑)。
安井:もちろん(笑)。