SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー 超ピュアな学生時代の恋愛を告白!ソロアルバム「more」2・16リリース

特集・インタビュー
2022年02月03日

SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー

SUPERNOVA(超新星)のユナクさんが、2月16日(水)に約4年ぶりとなるソロアルバム「more」をリリース。2021年10月末に来日し、12月にはソンジェさんとのボーカルユニット・Double Aceのライブ、そして今年1月にはソロライブを開催するなど、久しぶりに日本活動を再開させたユナクさん。新作の聴きどころから、「スーパーピュアだった」という過去の恋愛話まで赤裸々に語ってくれました!

SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー

◆約2年ぶりに有観客ライブが実現しましたが、いかがでしたか?

まずは無事に開催できてすごくうれしかったです。ただ、ファンの方たちは声を出せないから、ちょっと寂しい気持ちはありますよね。僕らはMilky(SUPERNOVAのファン)の皆さんからもらえる声援や掛け合いを大切にしてきたので。もちろん、マスク越しでも皆さんが楽しんでくださってることは伝わりました。これからどんどん時代が変わるから、そこに合わせていかなきゃいけないのかなとは思いますけど、会えてよかったっていう気持ちが一番です。

◆2月には待望のソロアルバム「more」がリリースされます。大半の楽曲を手掛けているBIG DATAについて教えてください。

BIG DATAは、僕とSUNHEE(ソニ)とアベンジャンスンの3人で作り上げた会社です。「アベンジャーズ」っていう映画があるじゃないですか。「アベンジャーズ」をコミカルに変えたのが“アベンジャンスン”。“スン”は韓国語で“勝ち”を意味する言葉。優秀な人たちが集まって、“絶対に勝つ”“無敵”という願いを込めました。曲を作るに当たって、ソースや歌詞、流れ、テーマ、メロディを決めるのが僕で、トラックの制作や全体的に形にしてくれるのが彼ら2人。今回のアルバムは映画をモチーフにした曲もあるんですよ。映画やドラマを見て僕が感じたことを歌詞にして、トップラインを書いて。それを彼らが素晴らしいものにしてくれる。本当に無敵のチームだと思います(笑)。

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◆今作には、全10曲の新曲が収録されています。

今の僕にできることをすべて詰め込みました! アルバムのために作った曲が6曲、それ以外の4曲はいつか歌おうと思ってキープしていた曲です。推し曲は「Time ~流れていく時間にすべて消されるなら~」と「Message」。あと「Cleaned up my room」もおすすめですね。「Message」はほぼ一発録りでレコーディングしました。少し声がかすれてるところもあるけど、これは気持ちで歌おうと思って。ファンの皆さんが好きそうな“ユナクのカラー”が一番強く出ているのが「Time ~」。以前からキープしていた曲で、ラッパーとして(自身がプロデュースする)NIKの太一とテフンも参加しています。最初はベーシックなバラードだったけど、もっと曲に深みを出したくて。それでラップパートを追加しました。

◆「Tokyo Tower Romance~」はどういうきっかけで生まれた歌なんですか?

BIG DATAのメンバーとカラオケに行ったとき、僕が歌っていたのが(韓国バンドの)Busker Buskerさんの曲で。その曲が僕にすごく合ってるからこういう曲を1曲作ろうと言われて。 “日本”や“東京”と聞いてパッと思い浮かぶものをテーマにしたいなと思い、東京タワーに決めました。もともと、1人でよく行ってたんです。コンビニで買ったお茶を飲みながら、東京タワーを眺めるのが好きで。あそこで恋愛する人、デートする人、告白する人も多いと思うし、東京タワーを見たときに「あの曲を聴こう」と思ってくれるMilkyがいてくれたらいいなって。ソンジェ君にも「Time ~」や「Tokyo Tower Romance~」は聴いてもらいました。「めっちゃいい」って言ってくれたし、僕の応援団です(笑)。

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◆収録曲のタイトルを見て、真っ先に気になったのが「ナポリタン(Napolitan)」でした。

スパゲッティの歌ではないですよ~(笑)。昔、ウォンビンさん主演の「アジョシ」という韓国映画を見た時に作った曲です。タイトルを決めたのは僕ではないんですが、韓国の怪談話から取ったと聞きました(笑)。レコーディングは楽しくて、一番気持ちよく歌えた曲ですね。

◆「Blind Love」は、中毒性の高いアップテンポなメロディとユナクさんのハイトーンボイスが魅力的ですね。

何曲か候補を頂いた中で、「これは絶対歌いたい!」と思って選びました。(過去にリリースしたソロ曲の)「ドラドラCrazy Love~」「★ナルシスターラブ★」に続いて、「Blind Love」があったら最強だ! と思って、この3曲を1つのパッケージとして歌いたくて今回のソロライブでも披露しました。もともとガイドボーカルの方はもっとポップに歌っていたけど、僕はちょっとエロく歌ってます(笑)。

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◆全体を通して切ない恋愛ソング多いですが、片思いではなく、一度は幸せな時間があったことを想像させる曲が多いなと感じました。ご自身の実体験が反映されている歌詞はありますか?

僕の経験に一番近いのは…(しばらく考えて)「期間限定」。「愛って期間限定なの?」ってよく思ってたから(笑)。それと僕、片思いはあまり好きじゃないんです。つらいじゃないですか~。実際に小学5年生から高校3年生までずっと同じ人を好きで。変わっていく彼女をずっと見ていたけど、高校1年生の時に一度勇気を出して告白したんですよ! 雨の降る日に彼女の家に行って、その子の帰りをずっと待ってて。彼女が来て、「君が好きだ。オレのことを好きじゃないのは分かるけど、これあげる」ってアクセサリーを渡したんです。同じスクールに通ってた子だから、「オレと付き合ってくれるなら、明日これを着けてきて」って。次の日、教室の小さい窓から「着けてるかなぁ…」って覗いてみたら着けてて! そしたら、逆に怖くなっちゃったんです。あのころの僕は経験不足でめっちゃシャイだったから、どうすればいいんだろうって。何も言えずに、3日間スクールにも行けなくて。友達もみんな恋愛経験のないスポーツマンばかりで相談できなかったから(笑)。結局話しかけられないまま、結果的に逃げてしまった。そしたらその子は怒っちゃって、その後僕の友達と付き合ってました…。

◆それはもったいない…!

あの時は、着けてきてくれたことに満足しちゃったのかも…。怖かったんです、恋愛するのが。スーパーピュアだったから(笑)。もしあの時に戻ったら、今なら「映画行こうぜ!」「マック行こうぜ!」って誘ってると思います。当時、マクドナルドがハヤってたから(笑)。

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