昔話「桃太郎」をモチーフとしたスーパー戦隊シリーズ最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)で、オニシスター/鬼頭はるか役に抜擢された志田こはくさん。「映像のお仕事は初めて」と語る現役高校生の志田さんに本作についてはもちろん、プライベートにまつわるお話も伺いました。
◆『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のオーディションでのエピソードを教えてください。
自己PRの時に、地上で2回転しました。くるくるっと回ったら「おお、すごいね!」と言っていただけて。実は、小学5年生から中学2年生までフィギュアスケートをやっていたんです。お芝居の中でも体で表現したり、顔の表情をつけたりするので、フィギュアの経験が役立っているなって思います。
◆制作発表会見で披露したドンブラダンスもキレキレでしたが、ダンスにもその経験が活きているのでしょうか?
はい。でもドンブラダンスは激しいので、最初はすごく難しかったです。キャストの皆さんと練習を重ね、自主練もしました。みんなで「間違えたー!」とか奇声を発しながら頑張りました(笑)。
◆改めて、スーパー戦隊シリーズへの出演が決まった時の心境はいかがでしたか?
うれしさと驚きでいっぱいでした。そして選んでいただいたからには「頑張るぞ!」という強い気持ちになりました。
◆ヒーローサイドでは、紅一点で最年少の志田さん。その環境についてはどう感じていますか?
最初に聞いた時は、仲良くできるかな、ちゃんとお話できるかなと心配でした。でも皆さんやさしくてフレンドリーで、コミュニケーションをたくさん取ってくださるので、毎日楽しいです!
◆撮影中、大変だなと思っていることは?
田﨑(竜太)監督から「ただ台本を読むだけではなく、ちゃんと気持ちを作り、相手からもらったものを自分でも受け止めてせりふにするんだよ」とアドバイスをいただきました。現場でいざやろうとすると、それが難しくて。演技経験が浅く、映像のお仕事も初めてなので、日々学ぶことがたくさんあります。それから、しっかり睡眠を取ること。集合時間が朝早いので、夜はすぐに寝られるんですが、移動中の車内とかでは寝つけないんです。あと、はるかの私服のシーンは、足を出しているので、すごく寒くて。実はカイロをいろんなところに貼っています(笑)。