堀田真由、映画「ブルーサーマル」で声優初挑戦「この作品が空を見上げるきっかけになったら」

特集・インタビュー
2022年03月05日

「ブルーサーマル」堀田真由インタビュー

◆今作は体育会航空部を舞台にしていますが、その青春模様についてはどう感じましたか?

私自身は大学生活の経験がないので、もし大学に通っていたらこんな日常を送っていたのかなと想像しちゃいました。劇中に出てくる“学食”や“合宿”というワードが、すごく学生っぽくて。たまきが(先輩の)空知とこっそり部屋を抜け出して雲海を見るシーンとかも、青春だなーとうらやましくなりました。

◆堀田さん自身は“空”や“グライダー”に興味はありますか?

空を見るのは大好きです! たまに家族から地元の空の画像を送られてくると、“あぁ、同じ空の下にいるんだな”と温かい気持ちになります。グライダーは飛行機とはまた違うので、“上空ってどんな状態になるんだろう”というのはすごく興味があります。でも、上空で安定してしまえばきっと気持ちいいんでしょうけど、そうなるまでは怖そうですよね。なので、安全に操縦できる人と同乗させていただけるなら、ぜひ体験してみたいです(笑)。私、実は高いところがそんなに得意ではなくて。飛行機とかから景色を見下ろすのは大丈夫なのですが、東京タワーや東京スカイツリーの展望台で床がガラスになっている部分があるじゃないですか。あそこに立つと足がすくんでしまうんです(笑)。

◆ちなみに、堀田さん自身は学生時代に部活動に打ち込んだ思い出はありますか?

中学ではバスケットボール部でした。小学校から(バスケを)やっている子たちもいるようなチームで。特に後輩の代がものすごく強かったんです。だから、外周を走るタイムも後輩のほうが早くて。後輩に負けたら外周をもう1周しなければいけないという決まりがあったので、先生にバレないように後輩たちに「ゆっくり走って!」とこっそりお願いしていました(笑)。

◆では最後に、読者の皆様へメッセージをお願いします。

これから春を迎えると、環境が変わってドキドキワクワクすることが多い半面、きっと前向きになれないこともあると思います。私も悩みがあると下を向きがちですが、空を見上げると気持ちが晴れるんです。去年末に実家に帰った時、父と琵琶湖までドライブしたら偶然虹を見つけて。あまりのきれいさに感動して、それからよく空を見上げるようになったんです。そんなふうに、この作品が皆さんにとって空を見上げるきっかけになったらうれしいです。

PROFILE

「ブルーサーマル」堀田真由インタビュー

堀田真由
●ほった・まゆ…1998年4月2日生まれ。滋賀県出身。ドラマ『正体』(WOWOWプライム)が3月12日(土)に、『クロステイル~探偵教室~』(フジテレビ系)が4月9日(土)にそれぞれスタート。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)にも出演する。雑誌「non-no」の専属モデルも務める。

作品情報

映画「ブルーサーマル」
公開中

原作:小沢かな
脚本:橘正紀、高橋ナツコ
監督:橘正紀
キャラクターデザイン&作画総監督:谷野美穂
声の出演:堀田真由、島﨑信長、榎木淳弥ほか

 

photo/中村功 text/林桃

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