◆ファンの人にはどんなところを見てほしいですか?
やっぱりお尻ですね!(笑) 今回は、今まであまりなかったバックショットが盛りだくさんで、フォトグラファーさんからも「これからはお尻をどんどん見せていったほうがいいよ」と言っていただいたり。以前から、コアなファンの方たちからは「もっとお尻を写してほしい」と言われていたんですけど、自分であまりお尻の良さを分かっていなかったのもあって、積極的ではなかったんです。今回の写真集は、自分のお尻の魅力が前面に出ているので、ぜひ注目してください!
◆この写真集に自分で点数を付けるとしたら?
私、今年自分のカレンダーを出した時は130点と言ったんですが、今回は200点でお願いします!(笑)
◆どのあたりがプラス70点になったんでしょう?
どちらかというと、これまでの写真集は男性に好まれる作品だったと思うんです。けど、今回は女性にも楽しんでもらえる写真集なんじゃないかと思っていて。オシャレでありながら、インパクトも強くて。新しい見せ方ができたかなと思っています。
◆ちなみにデビューからこれまでを振り返ると、どんな10年でした?
なかなかに波乱の10年だったと思います。苦労がたくさんありましたし、同じぐらい楽しいこともあった。本当に濃い10年間でしたね。私、デビューして6年目に入るぐらいまでは、お休みの希望を1日も出したことがなかったんです。お仕事がしたくてしたくて仕方がなくて、“休みなんて取っていられない!”って。それでがむしゃらに頑張りすぎて、たまに疲れちゃうこともあったんですけど、今はプライベートも充実させつつ、いいバランスでお仕事ができるようになったので、われながら“ちょっとは大人になったな”と思います(笑)。
◆ほかに、この10年で成長したなと思う部分は?
もともと私はネガティブな性格で、自己肯定感みたいなものがめちゃくちゃ低かったんです。自分の足りない部分にばかり目がいってしまって、コンプレックスの塊みたいなところがあったんですけど、この10年間、グラビアのお仕事を通して、少しずつ自信を持てるようになった気がします。今は、「お尻、いいですよ!」って自分で言えちゃうぐらいですからね(笑)。でも、ホントに最初の頃は「スタイルいいですね」と褒めてもらっても、「いやいや、そんなことないです…」みたいな感じで、謙遜しすぎて怒られたりしていたぐらい(笑)。そこから少しずつ自信を持てるようになったし、考え方もプラス思考になってきて、ホントに人生そのものが変わった感じがします。
◆プラス思考に変わったのは、何かきっかけがあったんですか?
ありました。22歳のまだ“謙遜期”だった頃に、尊敬している先輩に「そんなネガティブ思考じゃダメ! 最低限の自信は持たないと、周りの人になめられるよ!」って言われたことがあって。その時は反発する気持ちもあったんですけど、考えれば考えるほど“確かにそうかもな…”と思って。そこから自信を持てない自分と向き合い始めたんです。最初はホントに無理やり自信を持つようにしていって、25歳をすぎたぐらいからかな? 自分のやりたいお仕事がどんどん実現するようになって。それで、少しずつ本当の自信を持てるようになっていきました。