声優アーティストとして活躍中の富田美憂さんが4枚目のシングル「OveR」を4月20日(水)にリリース。本作は、現在放送中のTVアニメ『デート・ア・ライブIV』のオープニング主題歌にもなっている。本人自ら「成長を感じる」と語るように、これまでのアーティスト性を踏襲しつつ、新たなフェーズへと突入した今回のシングル。その制作秘話をたっぷりうかがいました。
◆富田さんは声優、アーティストとして活躍されていますが、子どもの頃から歌うことやテレビを見ることが好きだったんですか?
はい! 母の話によると、私は生まれる前から音楽を楽しんでいたそうです。母が宇多田ヒカルさんの大ファンで、「Automatic」をかけるとお腹が動いたという話しをよくしていました。“ホントに!?”って疑わしいところもあるんですけど(笑)、おばあちゃんもそれを見て、「この子は将来、音楽に関わる仕事をするかもね」なんて言っていたそうで。でも、本当にその通りになって、びっくりですよね。…まあ、実際はお腹の中で音楽に反応していたわけではなく、しゃっくりをしていただけだそうですが(苦笑)。
◆でも、日常的に音楽がある家庭環境で育ってきたんですね。
そうですね。父もよくギターを弾いていましたし、音楽好きの家庭でした。おかげで私もいろんなジャンルの音楽を聴くようになって。特撮の主題歌やアニソンもたくさん聴きますし、カラオケでもたくさん歌います(笑)。3年前にアーティストデビューしてからも、いろんな方から「幅広く音楽を聞いたほうがいいよ」と言われて、いろいろなライブを観に行っています。普段、自分があまり触れない音楽やライブを見るとたくさんの刺激をもらえるので、これからも、より自分の音楽の幅を広げていくことを目標の一つにしていきたいなと思っています。
◆テレビは、どんな番組を見ていましたか?
こちらもノンジャンルでしたね(笑)。子どもの頃に好きだったドラマは『野ブタ。をプロデュース』や『ごくせん』のシリーズとか。母もドラマ好きで、今でも「あのシーン、キュンキュンしたよね!」っていうやり取りをメールでしています(笑)。
◆学園ドラマが好きなんですね。
ほかにもいろんな作品を見るんですが、たまに自分が演じたことのない職業のドラマだと、仕事目線になってしまうことがあるんです。例えば医療系ドラマでは、「こんな専門用語を噛まずにスラスラと言えるこの女優さん、すごい!」って思ってしまったり(笑)。また、ドラマ以外だと、最近はナレーションのお仕事もさせていただいているので、ニュース番組やバラエティ番組、それに情報番組など、いろんなジャンルを見るようにしています。
◆特にお気に入りという番組はありますか?
家に“こはく”という名前の柴犬がいるんですが、そのこはくもテレビ好きで。中でも、動物番組だと反応がいいので(笑)、よく一緒に見ています。
◆こはくは画面に映る動物に吠えたりしないんですか?
それはないんですが、テレビの中で別の犬が吠えると身構えます(笑)。“おっ、何があった!?”っていう顔をして(笑)。