鈴木仁&吉田仁人、5年ぶり共演で感じたお互いの魅力とは dTV版『モトカレ←リトライ』インタビュー

特集・インタビュー
2022年06月02日

dTVオリジナルドラマ『モトカレ←リトライ~カノジョが知らない僕たちの本音~』

サウナ、卓球、カラオケ…dTV版の撮影秘話

◆dTVオリジナルドラマは、地上波版と並行して撮影を?

鈴木:並行して撮らきゃいけないシーンは撮りつつ、メインとなる部分は、地上波版の合間に3日間で撮りました。

◆dTV版の脚本を読まれての感想はいかがでしたか?

鈴木:地上波版では平静を装っていた楓の、もがき、苦しみ、悩みみたいなものが描かれていて面白いなって。あと、「楓はここでこういう感情になっていたから、地上波版ではこうなっているのか」と明らかになる部分が多々あって。「だったら、地上波版はこう演じておかないといけないな」と参考になったりしました。

吉田:dTV版には、原作にはないオリジナルエピソードや、カッコイイとかキラキラだけじゃない、人間味あふれるシーンもたくさんある。魅力的な脚本だなと思いました。

鈴木:サウナのシーンに出てくるオリジナルキャラクター「熱波師・一二三」が楽しみでしたね。キャストは誰になるのかなと思っていたら…。

吉田:前野朋哉さんに決まって。

鈴木:「え、前野さん、出てくださるの!?」って(笑)。

吉田:豪華だよね~。

◆前野さんと共演されたことは?

鈴木:初めましてです。

吉田:てっきり、どこかで共演してるのかと思ってた。

鈴木:え、初めましてでしょ?

吉田:めちゃくちゃ初めまして。

鈴木:「初めまして」にめちゃくちゃとかないから(笑)。

◆実際に前野さんと共演されていかがでしたか?

鈴木:俺も前野さんもサウナ好きなので、待ち時間はサウナの話ばっかりしてました。

吉田:「どんな休日を過ごせたら幸せですか?」って前野さんに聞いたら、「映画見て、寿司食って、サウナに入れれば最高の一日だよね」って(笑)。

鈴木:言ってたね。

吉田:そして芝居が始まると、本物の熱波師みたいで。控室の前を温泉のスタッフさんが通りかかったなーと思ったら前野さんだったことがあって、溶け込み方がすごいなと思いました(笑)。

dTVオリジナルドラマ『モトカレ←リトライ~カノジョが知らない僕たちの本音~』
吉田仁人

◆dTV版の撮影で大変だったシーンは?

吉田:楓との卓球のシーンが難しかったです。ラリーをしながらせりふの掛け合いをするんですけど、そもそもラリーができないものですから(笑)。まずは打つ練習して、次に打ちながらせりふを言う練習、という感じで、仁にも付き合ってもらいながら、ひたすら練習しました。

鈴木:自分も、せりふを言いながらラリーするのは難しかったです。

◆サウナのシーンも、熱くて大変だったのでは?

鈴木:実は熱くないんです。実際にサウナを借りて撮影してるんですけど、高温だとカメラが壊れてしまうこともあって、換気をしながらやっていたので。だから汗も、実は全部シュシュシュッと(霧吹きの動作)付けたものなんですよ。汗を作るメークさんたちの方が大変そうでした。

吉田:そうだったね。

◆高校時代のシーンには、女子2人とカラオケに行くシーンもありました。

吉田:楽しかったね!

鈴木:…………。

◆M!LKで音楽活動をされている吉田さんらしく、歌のうまさが際立っていました。

鈴木:そうなんですよ。仁人がね、(うまさを)見せてくるんですよ。

吉田:見せてないよ!僕は完全に和葉として歌ってますから!

鈴木:あれはちょっと和葉じゃない部分がありましたねぇ。ズルいです(笑)。

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