8月3日(水)に4thシングル「す、好きじゃない!」をリリースした≠ME。本作は現在放送中のアニメ『最近雇ったメイドが怪しい』(テレビ朝日系)のオープニング主題歌としても起用されている。今回はメンバーを代表して尾木波菜さん、蟹沢萌子さん、谷崎早耶さん、冨田菜々風さんの4人に本作の印象やMVの見どころなどについてたっぷりと聞きました。
◆まず初めに「す、好きじゃない!」を聴いたときの印象から教えてください。
谷崎早耶:これまでは爽やかでアップテンポな楽曲が多かったのですが、「す、好きじゃない!」は今までとはまた違ったかわいらしさを感じる楽曲だなと思いました。胸がキュンキュンするような主人公のピュアな気持ちが描かれていて、歌詞を読みながら私自身もキュンの連続でした。
冨田菜々風:私もです!「す、好きじゃない」って言っているけど、「いや、好きじゃん!」ってツッコみたくなるような(笑)。自分の気持ちとは裏腹なことを言ってしまう複雑な心情が表されていて、キュンを超えて“ドキュン”と来ました。この曲、“す、好きです”!
蟹沢萌子:うまくタイトルにかけたね(笑)。私は予想と違って、とてもかわいらしい曲でびっくりしました。一般的な楽曲はまずイントロが流れたりサビからスタートする形が多いと思うんですが、この曲は「ねえ、待って! え?」というせりふのようなフレーズから始まって。デモを聴いたときに、どんな曲なんだろう? と胸が高鳴ったことを覚えています。あと、歌詞や曲調からアニメの主題歌のような楽曲だなと思っていたら、本当にアニメ『最近雇ったメイドが怪しい』のオープニング主題歌に起用していただけて…。すごくうれしかったですし、タイアップは夢の一つだったので思い出に残る一曲になりそうだなと思いました。
尾木波菜:私もレコーディングをしているときから、二次元っぽさを感じていました。アニメソングにありそうなかわいらしさとキャッチーさが魅力的だなと思いましたし、今までに歌ったことのない明るい曲調もすごく気に入っています。
冨田:“す、好きです”ってことだね!
冨田以外:(笑)
◆先程アニメのタイアップというお話がありましたが、MVにもアニメーションの演出が施されていてかわいらしい仕上がりになっていましたね。
蟹沢:そうなんです! 中でも私は「蟹沢、ハンカチ落としたぜ」と言われてときめくシーンが好きです。“Fall in Love”というアニメーションと共に12人それぞれが恋に落ちる瞬間の表情をしているのですが、一人ひとり表現の仕方が違っていて。とてもかわいく仕上がっているんじゃないかなって思います。
◆舞台 ≠ME ACT LIVE「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」で身に付けた表現力が生きているのでしょうか?
谷崎:そうですね。舞台をやらせていただいたことによって演じる楽しさに気づいて。今回のMVはお芝居の要素を含んだ内容になっていたので、シーンごとに心境を考えながら演じることができたと思います。
冨田:でも、私は撮影中、舞台で演じていたキャラが抜けていなかったみたいで…。好きな男の子に手紙を渡そうとした瞬間にメンバーが横に来て「え、みんなも?」と驚くシーンで、驚きすぎてNGになってしまったんです(笑)。舞台では常にオーバーリアクションを意識しすぎていたからか、口や目を大きく開けすぎてしまって。曲の雰囲気にあった表情にするにはどうすればいいのかなと悩んでいたら、隣にいた波菜が「口の開け方はこのくらいにしたら?」と提案してくれました。
谷崎:指導入ってる!(笑)
尾木:だって本当に驚いた顔してたんだもん(笑)。
冨田:そのアドバイスのおかげで、自分で言うのもなんですが、驚きすぎず程よくかわいい表情ができたと思います!
冨田以外:かわいかったよ~♡
尾木:表情の面で言えば、私もいつも以上に考えながら演じました。片思いの曲なので、ファンの方に恋をしている自分をイメージしたのですが、見てくださる皆さんにも私の「好き!」という気持ちが伝わっていたらいいなと思います。
蟹沢:(歌詞にちなんで)教科書に載ってないから、恋をしたときってどんなふうになるのか想像がつかなくて難しいもんね。
尾木:うまい! あと、恋文部のイメージシーンを撮った時に状況説明はしていただいたんですが、誰がどんなふうに演じるかは決まっていなくて。隣に座っていた(菅波)美玲とは対照的にしたいなと思って鼻と口の間にペンを挟んでみたりしたんです。実際に採用されていてうれしかったです。
谷崎:あれすごくかわいかった! 私は個人的にリップシーンが気に入っています。実は、普段からリップシーンではできるだけ瞬きをしないように気をつけていて。
蟹沢:確かに早耶ちゃんはあんまりしてないかも。
谷崎:もちろん目線を外したりウィンクをしたりするのもいいと思うんですけど、「届け!」っていう気持ちを目からも伝えたくて。TikTokで一人ひとりのリップシーンが投稿されているんですが、それを見たファンの方が「さややん(谷崎)瞬き少ないね!」「目力がすごい!」と気づいてくださってうれしかったです。
◆ちなみに本作では「す、好きじゃない!」と強がってしまう主人公の気持ちが表現されていますが、皆さんは好きな人に好きと言えるタイプですか?
4人:えー!(照)
尾木:私はファンの人や家族、メンバーにも普段から好きと言うタイプなので言えると思います。もちろん照れるけど、自分の気持ちは素直に伝えたほうがいいんじゃないかなって。
蟹沢:波菜はいつも「好き~♡」って言ってくれるよね!
冨田:確かに言ってる!
尾木:メンバーからは「軽いよ!」って言われるけどね(笑)。
谷崎:私も言えるタイプだと思います。“好き”って気持ちは直接伝えないと相手に届かないと思うし、私も言ってもらいたいのでそこはお互い様で(笑)。いつもファンの方からいただく「好きだよ」「応援してるよ」という言葉がすごくうれしいんです。だからこそ私も自分の気持ちを伝えたいと思うし、後悔のないようにしたいなって思います。
蟹沢:私は自分が言えるかは分からないけど、相手に言ってほしい派です! でも、最近気づいたんですが「好き」って気持ちは伝えても減るものではないじゃないですか? 一緒にいられる時間は永遠ではないし、こういったご時世もあって直接伝える機会も限られてしまう。だからこそ、思ったときに伝えないともったいないし、メンバーやファンの皆さんには今まで以上に好きって気持ちを伝えていきたいなと思いました。
谷崎:すてきな考えだね。
冨田:私は言えないです…。仮に好きだと思っても、内に秘めておくタイプだと思います。
谷崎:菜々風は周りの友達とかに「言いなよ~」って言われてそう!
尾木:確かに~!(笑)
冨田:言葉にするのも恥ずかしいし、行動にもできないです。運命に導かれるようにいつかうまくいったらいいな~って思っちゃう。だから一生片思いだと思います!
谷崎:ノイミーは片思いの曲が多いから、そこはリンクしてパフォーマンスには生きるかもしれないね(笑)。
◆メンバーの皆さんにも伝えることはないですか?
谷崎:あんまり言っている印象がないような…。
冨田:でしょ? 私本当に言えないんですよね。
尾木:(指ハートしながら)待ってるよ~?
冨田:え~、恥ずかしい! 「好き」と言われるのも照れくさくて…。軽い感じだったら全然いいんですけど…。
尾木:(両手で指ハートを作りながら)「ラブ~♡」みたいな?
冨田:そうそう! それだったら私も返せる! 本気で「好きです」って言われたりしたら、多分その場から逃げちゃうと思う(笑)。言える派のみんながすごいなって思いました。
◆今回のMVの中でラブレターがキーになることにちなんで、この4人の中で誰か一人にラブレターを渡すとしたら誰に渡しますか?
尾木:迷う…!
谷崎:私はみんなにあげたいな~。
冨田:私も選べない。紙が一枚しかなかったら三等分したいくらいです(笑)。
蟹沢:私も選べないし、みんなからもらいたい(笑)。
冨田:でもどうしても一人しか選べないとなったら萌子。リーダーとして常にグループを引っ張ってくれているから、「いつも感謝しています!」っていう気持ちも込めて。
谷崎:それなら私も萌ちゃん!
尾木:じゃあ波菜も~♡
蟹沢:え! やったー! 私モテモテだ!(笑)
冨田:萌子はいつもメンバーのことを第一に思ってくれていて、日々愛を感じるので手紙でお返ししたいなって。
◆手紙なら「好き」と伝えられる?
冨田:書くのは…多分できると思います…!
谷崎:すごくシャイなんだね!(笑)萌ちゃんは?
蟹沢:うーん…リーダーは博愛なのでみんなに書きたいと思います! みんなからもらった愛をそれぞれに返したいです。
蟹沢以外:さすがリーダー!
◆7月には=LOVEさん、≒JOYさんとの合同コンサート「イコノイジョイ 2022」も開催されました。ステージを終えていかがでしたか?
4人:(声をそろえて)すごく楽しかったです!
谷崎:さっきも「もう一回今からやりたいね」と話していたくらい楽しくて。昼公演と夜公演で内容が違って覚えることがたくさんあったので大変だったんですが、その分得るものもすごく多かったんです。先輩の=LOVEさんからは圧倒的なオーラを感じて「私もこうなりたい! こうなれるように頑張らなきゃ!」と思いましたし、後輩の≒JOYのみんなには初心を思い出させてもらいました。先輩からも後輩からも刺激をもらえるのは、中間の立場だからこその特権ですね。
蟹沢:豪華なセットと演出の中で大きなステージに立たせていただいて、本当にすてきな夏の思い出になりました。イコラブ(=LOVE)さんが私たちの曲をカバーしてくださったのも本当にうれしかったです。しかも完成度がものすごく高くて…。「お忙しいのに覚えてくださってありがとうございます」と伝えたら、皆さん口をそろえて「こちらこそ教えてくれてありがとう」と言ってくださって、あらためてイコラブさんは人としてもアイドルとしても尊敬できる部分がたくさんあるなと感じました。ニアジョイ(≒JOY)ちゃんたちは、初めてのステージとは思えないくらいの完成度が高くて。一生懸命さに胸を打たれましたし、こんなにも刺激を与えてくれる後輩がいることで私たちも頑張らなきゃと身が引き締まる思いでした。
冨田:人数が増えたことで立ち位置の番号も増えて、リハーサルのときは「もう数字は見たくない~!」と思ったこともありました(笑)。でもいざステージに立って、1万人近い方々が応援してくださっている光景を見たら、その大変さが一気に吹き飛んで。「今まで頑張って練習してきてよかった!」と心から思いました。
尾木:3グループがそろって同じステージに立つ機会は限られているので、私たちにとっても貴重な時間でした。=LOVEさんとも今まで以上に距離が縮まりましたし、ニアジョイちゃんたちとも交流することができたのですごく楽しかったです。普段ノイミー(≠ME)だけでライブをするときも周りのメンバーのすごさと自分の実力不足に焦ることがあるのですが、今回は36人も魅力的なメンバーがいたのでどうやったらより多くの人に自分のことを見てもらえるのか、すごく考えました。もっともっと頑張らなきゃと努力するための良いきっかけにもなったので、ありがたい期間だったなと思います。
◆では最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
谷崎:この夏もこの秋も、ノイミーのことを応援してくださっている全ての方々のことを幸せにできる自信があります。夏、秋だけと言わず、その先もずっとずっと私たちについてきてください!
尾木:時も季節もどんどん移り変わっていきますが、それでもずっと一緒にいたいと思っていただけるような存在で居続けられるように12人で頑張っていきます。「す、好きじゃない!」なんて言わずに、「好きだ!」と思っていてもらえたらうれしいです。
冨田:私たちは日本一、そして世界一、明るくハッピーなグループとして、応援してくださる皆さんのこともハッピーにできるグループでありたいと思っています。秋からは全国ツアーも始まります。そこでも全力で幸せをお届けできるように頑張っていきたいなと思っていますので、よろしくお願いします!
蟹沢:アイドルを応援する中での“ときめき”や“好き”という気持ち、今しか味わえない“青春”や夢をかなえるための“約束”といったものを皆さんと一緒に共有していきたいと思っています。少しでも≠MEのことを気になってくださったのであれば、ぜひ私たちと手をつないでください。後悔はさせません。皆さんと一緒に物語を作っていきたいですし、物語には応援してくださる皆さん一人ひとりが必要です。私たちは前だけを見て走って行きたいと思っています。夢への道のりを一緒に駆け抜けていただけたらうれしいです!
PROFILE
尾木波菜
●おぎ・はな…2003年5月8日生まれ。千葉県出身。B型。
蟹沢萌子
●かにさわ・もえこ…1999年10月25日生まれ。神奈川県出身。B型。
谷崎早耶
●たにざき・さや…1999年10月7日生まれ。熊本県出身。B型。
冨田菜々風
●とみた・ななか…2000年7月17日生まれ。鹿児島県出身。A型。
リリース情報
4thシングル「す、好きじゃない!」
好評発売中
●photo/中村 功 text/矢嶋咲良
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当選者には、TV LIFE公式TwitterアカウントよりDMでお知らせいたします。
TV LIFE公式Twitter(@tv_life):https://twitter.com/tv_life
<応募締切>
2022年8月12日(金)午後11時59分
※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。