テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第39回は「劇場版 ねこ物件」に出演する金子隼也さんが登場です。
「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」金子隼也
◆「劇場版 ねこ物件」への出演が決まったときはどんなお気持ちでしたか?
率直に映画に出られることがすごくうれしかったです。それと同時に、ドラマで既に出来上がっている雰囲気の中に入っていくことへの不安もありました。何より台本を読んだときに難しい役柄だなと感じたので、どう演じるべきか悩む部分もあって。でも、綾部(真弥)監督といろいろお話をさせていただいたり、共演者の方やスタッフの方たちが温かく迎えてくださったのでマイナスな気持ちはすぐに吹き飛びました。
◆今回金子さんが演じられた加納直人という役柄について、ご自身との共通点や演じる上で意識していたことは?
正直、共通点がなかなか見いだせなくて…。演じ方については、直人は自分の素性を隠して二星ハウスに入居するので、ミステリアスな雰囲気を出すために声のトーンを抑えめにしたり、あえて共演者の方たちと深く絡まないように意識しました。特に(上村)海成君とは、僕が中学生のときに雑誌で一緒にお仕事したことがあって。親戚に会うような感じで顔を見たときにホッとしましたし、久々の再会でいろいろと話したいこともあったのですが、撮影が終わるまでは役柄のことを考えてできるだけ距離感を保つように意識しました。
◆ネコが登場する作品ということで、癒やされた部分や大変だった部分もありましたか?
直人は自分の本音を表に出さない難しい役どころだったこともあり、撮影の合間はいつもネコたちと戯れながら癒やされていました。特にネコが食事をするシーンは、かわいすぎてモニターを見ながら終始デレデレしていたと思います(笑)。
◆物語の中でネコは人を見抜くと言われていましたが、金子さんに対してはすぐに心を開いてくれましたか?
開いてくれた…と信じたいです(笑)。自分から近寄ってくれるときもあるのですが、逆に僕が近づくとそっぽを向かれたりして。でもそれがまたネコらしいなと思いました。
◆もし、実際にネコのいるシェアハウスがあったら住んでみたいですか?
うーん…。実は僕、意外と潔癖症な部分があるのでシェアハウス自体は向いていないと思うんです。
◆そこは役柄と真逆ですね。
そうですね。なので、見知らぬ人と住むのは難しいと思うんですけど、気心の知れた友達と一緒だったり、そこにネコがいてくれるのであればきっと癒やしの日々が送れると思うので、住んでみたいなと思います。
◆ご自身がネコっぽいなと感じる部分はありますか?
先輩方からよく言われていたのが、僕からぐいぐい話しかけたりするわりには気分じゃないと時々そっぽを向くことがあるみたいで(笑)。言われるまで自分では全く気づかなかったんですが、そこはネコっぽいような気がします。でも、ベースはイヌなのかな?
◆イヌとネコ、それぞれの要素はどれぐらいの割合?
接する人やそのときどきの状況によって、“イヌっぽい”と言われるときもあれば“ネコっぽい”と言われるときもあるので、ちょうど半々な気がしますね。打ち解けるまでの時間は早いほうだと思いますけど、最初は人見知りをしてしまうので。
◆ご自身の性格をひと言で表すと?
負けず嫌いです。あと、ハマったらそこしか見えなくなってしまうぐらい、とことん追求したくなってしまうところがありますね。
◆ちなみに今、ハマっているものは?
いっぱいあるんですけど、最近だと韓国ドラマとアニメです! アニメは『呪術廻戦』と『僕のヒーローアカデミア』、韓国ドラマは女優のペ・スジさんが好きなのでスジさんの出演作を見ています。ハマり出すとグッズまで集めたくなるし、韓国ドラマも一度見始めたら止まらなくて朝まで見て寝不足になってしまうことも結構ありますね(笑)。
◆お話を聞いていると、インドア派のように見受けられますが…。
完全にインドア派です。基本的には自分から積極的に外に出るタイプではないので、休みの日は家でTVや配信番組を見たり、小説を読んだりしていることが多いですね。
◆今後出演してみたい作品や演じたい役柄、挑戦したいことはありますか?
出演してみたいのは大河ドラマです。役者としての一つの目標でもあるので、役の幅を広げられるように今は日々いろんなことを吸収していけたらいいなと思います。あと、いつかまた出川(哲朗)さんと一緒にバラエティ番組で共演したいです。
◆かなり過酷なロケになりそうですね。
出川さんと一緒なら大丈夫です! 以前『天才てれびくん』で共演させていただいていて。10年越しに成長した姿をお見せしたいなと思うので、ぜひご一緒できたらうれしいです。
◆金子さんにとって出川さんは憧れの人であると。
はい。僕の憧れは出川さんと古坂大魔王さんですね。お二人とも『天才てれびくん』で共演させていただいたんですが、中学生の思春期のときに、MCの鈴木あきえさん含めすてきな先輩方と一緒にお仕事できたことが今の自分に大きな影響を及ぼしていると思います。皆さん頭の回転が速いですし、僕たちを面白くしてくださるユーモアと愛にあふれた器の大きな方なので、僕も愛を持って人と接して寛大な人になれたらいいなと思います。
◆最後に、あらためて本作の見どころをお願いします。
二星ハウスに住んでいる一人ひとりに物語があって、ドラマを経て映画になったときにどうなっているのか、またそこに直人がどのような経緯を持って入居してくるのか、どう二星ハウスの住人たちと関わっていくのかが見どころだと思います。そしてとにかくネコちゃんたちがかわいいので、ぜひ見て癒やされていただけたらうれしいです!
コラム
◆連載タイトル「#今旬コレクション」にちなんで。金子さんがコレクションしているものは?
小学校に上がるぐらいから『ウルトラマン』と『仮面ライダー』のフィギュアや関連グッズをずっと集めています。中でも初代仮面ライダーの食玩のジオラマ、武器、ベルトは宝物。今は『ウルトラマン』に出ていた三面怪獣ダダの120センチほどあるクッションをベッドの横に置いて寝ています(笑)。量が多すぎて部屋に飾り切れないので、段ボールに入れて倉庫で保管しているほどです。
PROFILE
●かねこ・しゅんや…1999年11月27日生まれ。神奈川県出身。O型。ドラマ『ウルトラマントリガーNEW GENERATION TIGA』に出演。現在ドラマ『彼女、お借りします』(テレビ朝日系)、バラエティ『沼にハマってきいてみた』(NHK Eテレ)に準レギュラー出演中。
作品情報
「劇場版 ねこ物件」
2022年8月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
出演:古川雄輝、細田佳央太、上村海成、本田剛文(BOYS AND MEN)、松大航也、金子隼也、山谷花純、長井短、竜雷太
監督・脚本:綾部真弥
<あらすじ>
2匹の猫、クロとチャーと暮らす二星優斗(古川雄輝)、30歳。唯一の肉親である祖父・幸三(竜雷太)が亡くなったことから始めた“猫付きシェアハウス・二星ハイツ”には、それぞれの夢を持つ4人の同居人が住んでいたが、みな次のステージへと巣立っていった。不動産会社の有美(長井短)から、かつての入居者たちの活躍を聞かされ、二星ハイツの再開を促されるが気乗りがしない。しかし、祖父が遺した手紙に書かれていた、幼いころに離ればなれになった弟の存在を思い出して、探し出すことを決意する。その方法とは、“猫付きシェアハウス”と自分の存在を全国に知らしめて、再び住人を募ることだった。そんな優斗をサポートしようと入居者だった、修(細田佳央太)、毅(上村海成)、丈(本田剛文)、ファン(松大航也)の4人が二星ハイツへと帰ってきた。そんなある日、加納直人と名乗る人物が入居希望者として現れたのだが―。
公式サイト:https://neko-bukken-movie.com/
配給:AMGエンタテインメント
©2022「ねこ物件」製作委員会
●photo/田中和子(CAPS) text/星野彩乃
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当選者には、TV LIFE公式TwitterアカウントよりDMでお知らせいたします。
TV LIFE公式Twitter(@tv_life):https://twitter.com/tv_life
<応募締切>
2022年8月12日(金)午後11時59分
※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。