今、SNSを中心に話題となっている「きつねダンス」。このダンスは、プロ野球の北海道日本ハムファイターズの公式チアリーダー・ファイターズガールが、試合のイニング間に踊っているダンスのこと。そこでファイターズガールのキャプテン・濱野亜里紗さんと、サブキャプテン・滝谷美夢さんに、先月行われたオールスターでのきつねダンスの感想や、今年のファイターズの注目プレーなどを聞きました。8月31日(水)発売の「TV LIFE」では、きつねダンスを踊るコツや、衣装のポイントなどについても。ぜひ誌面もチェック!
◆福岡PayPayドームで行われた「マイナビオールスターゲーム2022」第1戦では、パ・リーグのチア全員できつねダンスをパフォーマンスされました。踊ってみていかがでしたか?
濱野:憧れのオールスターの場で、パ・リーグパフォーマーの皆さんと一緒にきつねダンスをパフォーマンスさせていただけたことがとてもうれしかったです。プロ野球ファンの皆さまも私たちと一緒に踊ってくださり、チームを越えた球場の一体感を感じた瞬間に、うれしさと感動が込み上げてきました。
滝谷:きつねダンスを始めたときは、まさかパ・リーグパフォーマーの皆さんとダンスコラボで球場全体を一つにできるとは思っていなかったので、本当にうれしかったです。福岡PayPayドームにきつねダンスの曲が流れた瞬間に、ドーム全体が「わぁっ!」と沸いてくださったのをすごく感じたので、ファンの方も楽しみにしてくれていたのかなと思い、感激しました。
◆先日の甲子園でも、札幌大谷高校の応援団がきつねダンスで応援した様子も話題となりました。他にも、芸能人の方々もダンス動画を上げています。そのあたりはどう思われていますか?
濱野:私たちがイニング間のパフォーマンスとして行っているダンスが、プロ野球界だけではなく、野球をあまり知らない方々にまで届いていることに驚きとうれしさを感じています。チーム内でもきつねダンスを取り上げていただくたび話題になり、「すごいね…うれしいね」と喜びながら、活動をしていく活力になっています。
滝谷:きつねダンスを踊ってくださっている動画を見つけたりするとメンバー内で共有し合ったりして、「すごいね!!」といつもみんなで喜んでいます。きつねダンスの振り付けはキャッチーで簡単に踊れることが魅力の一つだと思うので、これからもぜひいろんな方にきつねダンスを踊っていただきたいと思っています。
◆中毒性のある音楽とダンスで、SNSの流行語ランキングにもランクインするなど、今年の流行語としても呼び声も高いですが、目標や意気込みをお願いします。
濱野:きつねダンスをきっかけに、プロ野球やプロ野球チアに興味を持ってくれる方、そしてファイターズやファイターズガールを知って応援してくださる方が増えることを目標に、笑顔のパフォーマンスをお届けしていきます。
滝谷:私自身も「2022年はきつねダンス尽くしの1年だった!」と思えるほど、まだまだきつねダンスを踊りたいと思っています。もっとたくさんの人にきつねダンスの沼にハマってもらえるよう、引き続き全力でパフォーマンスしていきますのでこれからの私たちにも注目していただけるとうれしいです。
◆きつねダンスの他にも「ここも注目してほしい!」というものがあれば教えてください。
濱野:試合中のパフォーマンスだけではなく、試合前に行っているオープニングダンスにも注目していただきたいです。その日の試合が盛り上がってほしいという気持ちを込めて、一足先に私たちがグラウンドを温める思いでパフォーマンスしています。
滝谷:ファイターズガールは全27人で活動していて、個性豊かなメンバーがそろっています。メンバーによって得意なダンスのジャンルも違いますし、ダンスだけでなくMCが得意だったり、さまざまな特技を持ったメンバーがいます。場面によってそれぞれの得意分野を生かし、切磋琢磨し合いながらいろんなカラーを出せることがファイターズガールの良さだと思っています。メンバーそれぞれの持ち味をぜひ発見していただきたいです!
◆今シーズンのファイターズの注目プレーは?
濱野:今シーズンのファイターズは、ホームランがたくさん出ているので、ファイターズ攻撃時は豪快なホームランを見逃さないように注目です!
滝谷:走塁に注目していただきたいです。今シーズンは特に、チャンスのときにはそのチャンスを拡大させるためにランナーを積極的に動かすようなプレーが多く見られます。常にチャンスをものにしようとする、ファイターズの前のめりな熱いプレーにぜひご注目ください。
◆ファイターズガールとして5年活動されてきて、これまでに印象的だった試合はありますか?
濱野:接戦の場面で投手、打者、チームのみんなでつないで勝ち抜いた試合はチームもファンも一つになれる、最高にうれしい瞬間です。
滝谷:2019年に行われた田中賢介選手の引退試合は印象に残っています。スタンドが賢介選手のイメージカラーであるピンクで埋め尽くされ、札幌ドームに響き渡る「賢介コール」は球場が割れるほどの大歓声でした。そのあと賢介選手がヒットを打った時には、私たちの応援が届いたのをすごく実感した瞬間でもありましたし、鳥肌が立ちました。
◆最後に、読者にメッセージを!
濱野:きつねダンスを通して、球場に足を運んでいただいたり、ファイターズを応援していただけるきっかけになるとうれしいです。ぜひ私たちと一緒に楽しく踊りましょう!
滝谷:きつねダンスは球場全体が一つになれる瞬間でもあり、私たちは毎試合楽しみにしています。そして点数が入ったときや勝利したときは、さらにみんなの気持ちが一つになる瞬間です。そこには球場でしか味わえないうれしさや感動もあります! 札幌ドームに来て一緒にファイターズを応援しませんか? もちろん! きつねダンスもノリノリで一緒に踊りましょう!
PROFILE
●はまの・ありさ…在籍5年。キャプテン。
●たきや・みゆ…在籍5年。サブキャプテン。