8月8日に新メンバー4人が加わり9人体制となった、メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急。そんな彼らが主演を務めるモキュメンタリーSFドラマ『超特急、地球を救え。』(テレビ東京ほか 毎週火曜 深夜0時30分〜1時)が現在放送中だ。そこで、グループとして本作で主演を務める超特急の皆さんにインタビュー。撮影での思い出や印象的な出来事をお聞きしました。
◆本作はモキュメンタリー作品ということで、みなさんの思いがリアルに詰め込まれていますが、作品の土台を作る上ではどのように携わられたのですか。
ユーキ:ドラマをやるにあたってプロデューサーさんや監督さんと打ち合わせのお時間をいただいたので、僕たちの今までの活動などをお話しさせていただきました。僕たちについて知っていただいた上で台本を組んでくださっているので、超特急のこれまでが物語の中にインプットされている作品になっています。
◆実際に台本を読んだときは、どのように感じられましたか。
リョウガ:本人役を演じるというのが初めてだったので、演じる上で作品をどう捉えていくのかが難しいなという思いもあったんですけど、本人役でここまでのストーリーを作れるのかと単純に感動しました。超特急に寄り添ってくださっているなと。
◆自分役を演じるというのはいかがでしたか。
カイ:自分が普段、どういうふうに話しているのかとか考えることが多くて、難しかったです。でも、自分だったらもう少し違う言い方をするなと思ったセリフとかは、監督やプロデューサーの方に相談して言いやすい言い回しに変えさせてもらったりしたので、楽しくやれました。
ユーキ:僕はドラマというもの自体がほぼほぼ初めてだったので、新鮮な経験をさせていただきました。初めのほうは緊張で自分を見失ったり、噛んじゃったりとかしてみんなに迷惑をかけてしまったんですけど、徐々に現場の雰囲気にも慣れて、ナチュラルに演じられるようになった感覚があったので、そういった僕自身の成長を視聴者の方にも見せられていたらいいなと思う撮影期間でした。
タカシ:僕は普段、関西弁なのでセリフも関西弁にしてくださったんですけど、それが新鮮で。あと、作中には本音を話すアドリブのシーンがあるので、どこが本音でどこがセリフなんだろうなと思わせるのがこの作品のポイントだなと思いながら演じました。
シューヤ:ドラマ自体が初めての経験だったので緊張したんですけど、自分役を演じるということだったので、作品を通して自分の人間性を伝えられるように演じました。
ハル:素の自分でいる部分と作られた自分を演じる部分があったので、その切り替えが難しかったです。素の自分を演じるところでは、ナチュラルにお芝居できたのかなと思います。
◆タクヤさんは現在、『みなと商事コインランドリー』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜0時30分〜)にも出演中ですが、撮影で何か違いは感じましたか。
タクヤ:やっぱり、メンバーがまわりにいてくれているのは安心感がありました。それと、この作品ではメンバーそれぞれが自分役を演じたので、いろいろな発見もあり、普段とは違う視点から見られたのでよかったです。
◆撮影を通して、オリジナルメンバーの皆さんは新メンバーについて何か発見はありましたか。
タクヤ:超特急に加入して3週間くらいなのに、ドラマの撮影現場でしっかり仕事ができているということが感動的でした。右も左も分からない状況では普通、あたふたしてしまうと思うんですけど、4人とも堂々としていて強いなと思いました。
ユーキ:僕は休憩中にマー君(マサヒロ)が満面の笑みですごくおいしそうにお弁当を食べている姿に癒されました。かなりおいしかったらしく、持って帰ったりもしてて(笑)。
◆新メンバーのみなさんから見たオリジナルメンバーはいかがでしたか。
シューヤ:僕たちよりオリジナルメンバーは厳しいスケジュールで撮影していたんですけど、現場に来ると疲れを感じさせないのがすごいなと思いました。それに長ぜりふもさらさらと言っていて、やっぱりプロだなと…。
リョウガ:確かにスケジュール的に厳しいなとは思ったんですけど、疲れを感じさせない現場の楽しさがあったので。スタッフの方々に支えられました。
◆作中にはせりふではなく、みなさんの言葉で語るシーンがありますが、事前に何を言うか考えて臨まれていたんですか。
タクヤ:これを言おうとかはあまり決めずに挑みました。その場で出た言葉や、こいつがこれを言ったから自分はこう言おうみたいに臨機応変にその場で考えながら、という感じで。
◆作中で本音を語るというのはあまりないことだと思うのですが、難しさはありましたか。
リョウガ:言葉自体はすらすら話せたんですけど、ドラマなのでいろんな角度から何度も撮るので、アドリブで出た言葉を何度も言わなければいけないという点では大変でした。
◆撮影中で印象に残っている出来事はありますか。
タクヤ:超特急のマネジャー役として大迫一平さんが出演されているんですけど、日を追うごとに本性が明らかになって(笑)。最終日にちょっと緊迫したシーンの撮影があったんですけど、そのときに大迫さんのせりふで僕が笑っちゃったんですよ。そこから味をしめたのか、僕たちを笑わせようとしてきて。僕が一番NG出しちゃいけない立場だなと思っていたのに、一番笑っちゃいました。
マサヒロ:撮影中でもリョウガくんは普段のおもしろさが出ていて尊敬の意味を込めて、素でおもしろいんだなと思いました。変顔するシーンがあるんですけど、迫力があっておもしろかったです。
リョウガ:そんなこと言うな(笑)!
◆本作には「超特急に必要な人」として先輩ゲストの方々が登場されますが、みなさんが個人的にアドバイスをもらいたい方や会ってみたい方はいらっしゃいますか。
タカシ:僕は所ジョージさんみたいに周りから頼られたり、頑張りすぎない精神で生きれるようになりたいので、どうやったら所さんみたいになれるのかお聞きしたいです。
シューヤ:男としてもボーカリストとしても尊敬しているONE OK ROCKのTakaさんにお会いして、Takaさんの人生論をお聞きしてみたいです。
マサヒロ:僕はすごくテレビっ子なんですけど、その中でも福田雄一さんの作品がすごい好きなので、いつかご一緒できたらなと。
タクヤ:ジャルジャルのお二人に会いたいです! 昔から大ファンなので、いつか一緒にコントを作ってみたいです。
アロハ:ブルーノ・マーズさんにお会いしたいです。パフォーマンスにおいてすべてが完璧なので、お話しして、いろいろ技を盗みたいなと!
リョウガ:YouTuberのわいわいさんにもう1回会いたいです!
ハル:事務所の先輩でもある佐野勇斗さんです。以前、バックダンサーとして全国を一緒に回ったことがあるですけど、佐野さんはドラマの撮影などもあり、かなりハードなスケジュールだったにも関わらず、大変そうな姿を見せずに場を盛り上げてくださって。僕もそういうふうになりたいです。
ユーキ:シナモロールに会ってとにかく癒されたいです。サンリオでお仕事をしたときに必死でがんばっている姿に守ってあげたくなるようなかわいさを感じました。また一緒に幸せな時間を共有したいです。
カイ:ゲームクリエイターの増田順一さんにお会いしたいです。僕は誰よりも「ポケモン」のファンである自信があるので、ファンが待ち望む「ポケモン」を一緒に作らせていただきたいです!
PROFILE
超特急
2011年12月25日に結成、2012年6月10日にCDデビューしたメインダンサー&バックボーカルグループ。2022年に結成10年を迎え、同年4月から約3年ぶりとなる全国ホールツアー 『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022 Progress 』を決行。同年8月8日の「8号車の日」に、追加の新メンバー4名を発表し、新体制の9名となった。
カイ
●1994年9月27日生まれ。神奈川県出身。2号車。
リョウガ
●1994年10月23日生まれ。神奈川県出身。3号車。
タクヤ
●1994年11月24日生まれ。東京都出身。4号車。
ユーキ
●1995年1月2日生まれ。徳島県出身。5号車。
タカシ
●1996年9月23日生まれ。大阪府出身。7号車。
シューヤ
●1995年3月25日生まれ。埼玉県出身。11号車。
マサヒロ
●1998年9月15日生まれ。山口県出身。12号車。
アロハ
●2000年10月26日生まれ。神奈川県出身。13号車。
ハル
●2005年3月31日生まれ。熊本県出身。14号車。
番組情報
『超特急、地球を救え。』
テレビ東京ほか
毎週火曜 深夜0時30分~1時
テレビ大阪
毎週金曜 深夜1時40分~2時10分
配信:広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer、GYAO!)にて見逃し配信
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/drama_bullettrain
公式Twitter:https://twitter.com/tx_bullettrain
公式Instagram:https://www.instagram.com/tx_bullettrain/
©「超特急、地球を救え。」製作委員会
この記事の写真
●text/梅山織愛