伊藤万理華&富田望生インタビュー「スタッフさんにもこんな仲良かったんですねって驚かれて」『旅するサンドイッチ』

特集・インタビュー
2022年09月23日
『旅するサンドイッチ』
『旅するサンドイッチ』©テレビ東京

9月23日(金・祝)に放送されるスペシャルドラマ『旅するサンドイッチ』(テレビ東京系 正午~午後1時)で主演を務める伊藤万理華さんと幼なじみ役として共演する富田望生さんにインタビュー。5年前に共演して以来、仲がいいというお二人に作品についてのお話だけでなく、プライベートでのお話も聞きました。

群馬県高崎市とタッグを組み、日本の地域創生を目指した番組づくりの一環としてこれまでもバラエティやドラマを制作してきたテレビ東京。本作は、高崎市の農業の魅力に焦点を当てた地域創生バラエティ番組『畑そのまんまレストランにする。in高崎』(2020年9月放送)、ドラマ『農家のミカタ』(2021年10月放送)に続く第3弾となる。

本作は地元の恵みを使ったサンドイッチを提供するフードワゴンを営む主人公たちが、群馬県高崎市で出会った農業を営む家族と交流するストーリー。各地を放浪するフードワゴン「旅するサンドイッチ屋」を営む主人公・榎本くるみ役を伊藤さんが演じるほか、ともに「旅するサンドイッチ屋」を営むくるみの幼なじみ・今村かえで役を富田さんが演じる。

『旅するサンドイッチ』
『旅するサンドイッチ』©テレビ東京

◆台本を読んだ印象はいかがでしたか。

伊藤:以前、ドラマでご一緒した畑中(翔太)さんのオリジナル脚本ということで楽しみにしていました。ロードムービー作品に憧れがあり、ワゴンで旅をするというストーリーにとてもワクワクしました。望生ちゃんと一緒にお芝居ができることもうれしかったです。

富田:なんて優しい物語なんだろうというのが最初の印象でした。脚本から食材を切った時の音とか香りとかそういうものが想像できたので、読んだ瞬間やりたい!と。それに私自身、テレ東さんのおいしい料理が登場するグルメドラマのファンだったのでワクワクしました。

◆撮影ではサンドイッチはもちろん、さまざまな食材もいただいたそうですが、特に印象に残っている食べ物はなんですか。

伊藤:たくさんの野菜やフルーツをいただきました。特に果樹園でいただいたプラムがおいしくて印象に残っています。畑のそばでいただいたので環境も含めてよりおいしさを感じられました。

富田:私もプラムはお土産用に買って帰りました。あと、私はトウモロコシも印象に残っています。トウモロコシを生で食べたことがなかったので、生で食べるとどんな味なんだろう…と、ちょっとドキドキして。でもかめばかむほど旨味が出てきて、衝撃的なおいしさでした。

伊藤:トウモロコシおいしかったね! ピーマンも生で食べたよね! こういう機会でないと採れたてのものはなかなか味わえないので。

富田:食材をいただくシーンは、監督が私たちのリアルなリアクションを撮りたいと仰ってくださったので、実際に本番で初めて食べました。素直なリアクションをしているので、そういった部分も注目していただきたいです。

◆群馬県高崎市での撮影はいかがでしたか。

伊藤:ファームフェスタのシーンでは、地元の皆さんにエキストラとしてご参加していただいて、すてきな景色を見ながらサンドイッチをいただきました。高崎市の素晴らしさが詰まった作品を象徴するシーンだと思います。そのほかのシーンでも農家や市役所の方々、地元の皆様にご協力いただいたおかげで出来上がった作品です。

富田:万理華ちゃんも言ったように、高崎の皆さんがいたからこそ生まれた作品です。また、撮影中は雨や曇りの日もあったんですけど、その土地のリアルな天候が映せたことによって、農産物がどうやって育つかやどうしておいしくなるのかということが、より一層伝わるものになったんじゃないかと思います。

◆劇中でお二人はサンドイッチを手際よく調理されていますが、普段から料理はされるんですか?

伊藤:人並みがどのくらいか分からないのですが多分、人並みには…(笑)。それこそサンドイッチが好きなのでよく作ります。鯖缶を使っためちゃくちゃおいしいサンドイッチを自分で開発しました!これは本当に自信があるので、いつか望生ちゃんに食べてもらいたいです。

富田:食べてみたいなー。私も料理は人並みです。最近は休みの日にちょっとするくらいなんですけど、先日、野菜の自動販売機で買ったナスで作った煮びたしを作りました。

『旅するサンドイッチ』
『旅するサンドイッチ』©テレビ東京

◆お二人は映画「あさひなぐ」以来、5年ぶりの共演ですね。 

富田:5年前に共演したときに「また一緒にお芝居やりたいね」って話していたので、幼なじみという役どころで再会できたのは本当にうれしかったです。幼なじみを演じる上で気を遣わずに相談し合える関係というのは大事だと思うので。

伊藤:以前、共演したときから望生ちゃんは波長が合うなと感じていたので、こうして再び共演できて本当にうれしかったです。5年前も望生ちゃんの仕事へ向き合う姿勢は勉強になることばかりでしたが、久しぶりにお会いした望生ちゃんは人としてさらに輝いていました。

◆お会いしたのも5年ぶりですか?

富田:共演は5年ぶりになんですけど、映画のあと、プライベートではよく会っていました。でも、コロナ禍ということもあり、ここ2年くらい会えていなくて…。なので、顔合わせはただの近況報告みたいな感じで盛り上がっちゃいました。スタッフさんにもこんな仲良かったんですねって驚かれて(笑)。

◆本当に仲がいいんですね!

伊藤:会うのは約2年ぶりだったので、今の望生ちゃんをもっと知るために本読み後、勢いで「ドライブに行かない?」と誘いました。車で温泉へ行って、望生ちゃんの家に泊まらせてもらいました。その時に立ち寄った神社でてるてる坊主のお守りを買って現場に持って行ったので、もしかしたら劇中に登場するかもしれません。あと、私たちが3年前くらいに遊んだ時の写真なども小道具として使っていただきました。

◆ドライブいいですね。劇中でもおふたりはワゴンでさまざまな場所を巡るという役どころですが、今後2人で行ってみたい場所はありますか?

富田:いっぱいあります!(笑)

伊藤:それこそ、今回乗ったサンドイッチワゴンで実際にいろんなところを巡りたいです。

富田:都会でも山奥でも万理華ちゃんとならどこでも楽しめると思うので、2人で行けるならどこでもいいです(笑)。

◆劇中では、主にかえでが運転しますが、ドライブの時の運転はどちらが運転されたんですか?

伊藤:私が免許を取りたてだったので練習に付き合ってもらいました。乗ってみてどうだった?

富田:上手だった! 外で運転するのは数回目って言ってたのに、駐車もぴったり止めてたし。全然怖くなかったです!

◆今回の撮影の中でお互いについて新たな一面を感じた場面はありましたか?

伊藤:新たな一面というより、5年間いろいろな体験をしてきた望生ちゃんの成長を感じました。以前から本当にしっかりしていたのですが、今回の現場ではスタッフさんやほかキャストの方とも積極的にコミュニケーションを取っていて、何かあればビシッと言ってくれました。

富田:以前、共演したときは万理華ちゃんはまだグループにいたんですけど、その時からお芝居に興味があって、作品作りが好きな方なんだなと感じていました。なので、そんな万理華ちゃんが女優さんとして活躍していることがうれしかったです。

PROFILE

『旅するサンドイッチ』
『旅するサンドイッチ』©テレビ東京

伊藤万理華
●いとう・まりか…1996年2月20日生まれ。神奈川県出身。O型。

富田望生
●とみた・みう… 2000年2月25日生まれ。福島県出身。

番組情報

『旅するサンドイッチ』
テレビ東京系
2022年9月23日(金・祝)正午~午後1時

配信:広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP・TVer)にて見逃し配信
放送直後からParavi、Amazon prime videoにて配信

出演:伊藤万理華、富田望生、遠藤雄弥、マギー、宮崎美子、寺島進
監督:アベラヒデノブ
原案・脚本・プロデュース:畑中翔太(dea/BABEL LABEL)
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)、山田久人(BABEL LABEL)
制作:BABEL LABEL
製作著作:テレビ東京/BABEL LABEL

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/tabi_sandwich/
公式Twitter:https://twitter.com/tabi_sandwich

©テレビ東京

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