=LOVE・≠MEインタビュー「みんなちがってみんないいんだな~となる、温かくて不思議なお話です」『もしも、この気持ちを恋と呼ぶなら。』

特集・インタビュー
2022年09月23日
(左から)川中子奈月心、蟹沢萌子、冨田菜々風、野口衣織、佐々木舞香、諸橋沙夏
(左から)諸橋沙夏、佐々木舞香、野口衣織、冨田菜々風、蟹沢萌子、川中子奈月心

指原莉乃さんが描き下ろした歌詞をベースとしたオリジナルドラマ『もしも、この気持ちを恋と呼ぶなら。』(ABCテレビ)が9月23日(金)に放送される。出演するのは指原さんがプロデュースするアイドルグループ=LOVEと≠MEからオーディションで選ばれた10人。今回は野口衣織さん、冨田菜々風さん、佐々木舞香さん、蟹沢萌子さん、川中子奈月心さん、諸橋沙夏さんにご自身が演じた役柄やオーディション時の裏話などについて聞きました。

◆女子高を舞台に、バドミントン部のエース・有希(冨田)と二番手の日南(野口)を中心とした登場人物たちの想いが交差する中で、予想外のストーリーが展開していく本作。まず、それぞれの役柄について教えてください。

諸橋沙夏:私が演じた穂乃果は生徒に人気の保健の先生です。個人的に保健室の先生のイメージが穂乃果そのものだったので、私自身もみんなから好かれる存在でいたいなと考えていました。今回共演したメンバーは全員年下ということもあって、一歩引いたところで見守るようなイメージで演じることができたような気がします。

佐々木舞香:奈緒はツンデレで基本的にみんなにツンツンしているけど、ときどきデレの部分が垣間見えるところがかわいい女の子です。不器用なところも人間らしくていいなと感じました。

蟹沢萌子:あおいはバドミントン部を引っ張る部長です。台本を読んで、部員全員のことを温かく見守っているからこそ(川中子演じる)後輩の小夏、共に頑張る奈緒、有希&日南ペアなどとそれぞれに見せる姿があるなと感じて。その違いを出せるように演じようと心掛けたので、ぜひ注目していただきたいです。

野口衣織:私が演じた日南はバドミントン部の二番手。思っていることを口に出すことが苦手でちょっぴり奥手なので、守りたくなる女の子らしさが出せるようにぼそぼそしゃべることを意識して演じました。ナレーションやモノローグも多いので、そのときの声にも耳を傾けていただきたいです。

川中子奈月心:小夏はこの中で唯一の後輩。人なつっこい末っ子キャラで、先輩たちとすごく仲がいいんです。周りの人たちから愛されている印象を受けたので、演じる上でも皆さんに愛してもらえるように、明るく元気に笑顔で演じました!

冨田菜々風:有希ちゃんはバドミントン部のみんなから慕われているエースです。エースらしさを出すための見せ方は常に意識していて、リュックの背負い方をみんなとは変えてみたり細かい部分も気を付けました。あと、バドミントンもすごく頑張ったんです! いろいろな現場にラケットを持ち歩いて練習したので、その成果が表れていたらいいなと思いますし、部活中のカッコいいシーンと普段のギャップを楽しんでいただけたらと思います。

◆バドミントンの練習も大変だったと思いますが、いかがでしたか?

蟹沢:事前に先生に指導していただいて、個人的にもラケットとシャトルを持ち帰って練習しました。中でも落ちたシャトルをラケットですくい上げる動きが難しくて…。ものすごく苦戦したのですが、キメ顔でやると成功率が上がるということに気づいてからはだんだんとうまくいくようになりました(笑)。

蟹沢以外:そうだったの!? 知らなかった!

佐々木:私は先生に教えていただいたときに「うまいね!」と言ってもらえたんですが、唯一シャトルをすくい上げる動作だけができなくて。合間にみんなで練習をしたものの、最後までずっとできないままでした(笑)。

冨田菜々風、諸橋沙夏
冨田菜々風、諸橋沙夏

◆2グループで一緒にドラマに出演するのも、これまでの=LOVEと≠MEになかった新たな試みですよね。あらためて出演が決まったときのお気持ちを聞かせてください。

蟹沢:いつかドラマに出てみたいという憧れがあったので、率直にうれしかったです。オーディションを通して演技の楽しさをあらためて感じましたし、尊敬する=LOVEさんとご一緒できることもありがたいなと感じました。

諸橋:合格したメンバーには連絡が来ることになっていたんですが、もともと学生役を決めるオーディションだったということもあり、内心年齢的に難しいかなと思っていたんです。でも連絡が来たので「私で大丈夫かな?」と心配になりました(笑)。後日、台本を開いたら先生役で「なるほど!」と納得して(笑)。ドラマでは現実と空想の世界の二つの時間軸が描かれていくのですが、見てくださる皆さんにもきっといいなと思っていただけるストーリーだと思います。私自身演じていてすごく楽しかったです。

野口:私もです。台本を読んで胸がいっぱいになって思わず「うわー」と声を上げてしまうほどでした。ドラマだからこそ描ける世界観がすごくすてきで。ドラマの台本としてだけでなく、長編小説としても読んでみたいなと思いました。

◆オーディション当時を振り返って、印象的な出来事などはありましたか?

冨田:私は歩きながら長ぜりふを言うシーンで苦戦してしまって。でもせっかくいただいた貴重な機会なので楽しめたらいいなと思いながら参加しました。オーディションが進むにつれてリラックスできて、最後は楽しく終わることができたと思います。

川中子:すごく楽しみだったのですが、緊張もしました。最後の審査は台本がなく、それぞれに与えられた設定のみで演じる形で。その動画がYouTubeで公開されたときは恥ずかしかったです(笑)。

蟹沢:事前に準備したものをどう受け取ってもらえるんだろう?というドキドキ感はありましたね。私たちのためにドラマを作ってくださって、オーディションをしていただいたことも感謝の気持ちでいっぱいです。

野口:ノイミーちゃん(≠ME)と一緒に何かをするというのは、『イコノイジョイ 2022』以降になかった経験なので新しいチャレンジだなと思いましたし、張り切って頑張ろうという思いで挑みました。オーディションの当日はいろんな占いを見まくって。個人的に好きな二つの占いに書かれていたラッキーカラーがたまたま両方とも黄色だったんです! その結果を信じて、黄色のワンピースを着て行ったのもいい思い出ですね。

佐々木:私は普段緊張があまり顔に出ないみたいで。審査員の方に「緊張されてますか?」と聞かれて「してます、してます!」と言ったら、それもちょっと軽かったのか「本当にしてますか?」と疑われました(笑)。でも本当にドキドキしていたから、長ぜりふで思い切りかんでしまって…。緊張していない顔をしてるのに盛大にかんでしまう自分が面白くて印象に残っています(笑)。

諸橋:逆に私は全く緊張しませんでした。オーディションのときは衣織ともう一人のメンバーと一緒だったのですが、二人が緊張している中私は一人で差し入れのお菓子を食べていて(笑)。そこにあった「オモシロクナ~ル」というお菓子を食べて挑んだら、審査員の方から「今日一番面白かったよ!」と言っていただけて「効果あるんだ!」と感動しました(笑)。今日は食べてないのであんまり面白くないと思います(笑)。

◆(笑)。ではタイトルの“恋”というワードにちなんで、今隣に座っているメンバーの好きなところを教えてください。

全員:え~! どうしよう?

冨田:絶対照れるやつだ!!

諸橋:じゃあ私から!萌ちゃん(蟹沢)はナチュラルなところ。いい意味で昔から変わらないんです。あと昔から萌ちゃんのダンスが好きで注目して見ていたんですが『イコノイジョイ 2022』で披露した「祝祭」のサビ前の決めがすごくカッコよくて。もともと上手だけど、最近はステージで映えるダンスになっているなって思います。見ていて楽しいです!

蟹沢:すごくうれしいです! 私は憧れの存在として普段から=LOVEさんのことを隅々まで見させていただいているんですが、まさか自分のことも見ていてくれているとは思わなくてびっくりしました。

蟹沢萌子、野口衣織
蟹沢萌子、野口衣織

◆では蟹沢さんから野口さんへ。

蟹沢:衣織さんの一番好きなところは、カッコイイもかわいいも儚いもきれいも全部表すことのできる表現力の高さです。パフォーマンス中も、ついつい目で追ってしまいます。あと、衣織さんは普段からすごく細やかな気遣いをしてくださるんです。私は普段自分から先輩に対して積極的に話し掛けられないタイプなのですが、衣織さんはそんな私にも「これどう思う?」などと答えやすいように話を振ってくださって。醸し出している雰囲気からしてすてきな先輩だなって思います。

野口:ええ~! そうなんだぁ…(照)。後輩にこんな近くで褒めてもらう機会がないので恥ずかしいですね、すごく。じゃあ私から菜々風へ。菜々風は存在が青春だなと思っていて。ステージに立っているときも、曲の主人公が菜々風に見えるときがあるんです。今回のドラマにもその青春感がすごく表れているなと思います。あと青春と言えば汗だと思うんですが、菜々風は汗が似合うんです! 試合のシーンなどで汗をかく姿を見て「水も滴るイイ女だな~」とニヤニヤしてしまいました。

冨田:汗は滝のようによくかきます(笑)。でも衣織さんにそう言ってもらえたからには、これからも汗が似合う人でいられるように頑張ります!

◆既に隣の川中子さんからは期待の笑顔が見られます。

冨田:(笑)。奈月心は見ての通り手足がすごく長いんですよ。パフォーマンス映えするのでうらやましいですし、すごく引き込まれるんです。あと、いるだけでその場を和ませてくれます。

佐々木・諸橋:“なご”だけに??

野口:私も言おうと思った!(笑)

冨田:はい、なごだけに(笑)。いるだけで空気が一段階明るくなる感じがするんです。もちろん明るい性格もあると思うんですけど、不思議な力を持っているなと思います。パワースポット的な!

川中子:あはは! 恥ずかしくてどんな顔したらいいか分かんない(笑)。そう思ってくれる人がいると思うとうれしいです。私は舞香さんの思いっきり笑った顔が好きだなって。舞香さんって、すごく美人じゃないですか? いつもきれいだなと思っていたんですけど『イコノイジョイ 2022』のリハ中に見た笑顔がすごく美しくて、思わず「はあ、舞香さん…! 尊い!」という気持ちになったんです。

野口:尊い!(笑)

川中子:ごめんなさい、ファンみたいな発言しちゃいました(笑)。

佐々木:うれしいよ。かわいい~。ありがとう? さなつん(諸橋)は年相応の大人な部分もあるし、無邪気で子供っぽい部分もあっていい意味で多面性があるんですよね。中でも一番好きなのは、うそを言わないところ。褒めるときは心から褒めてくれるし、ダメなところはこうしたほうがいいと思うよっていうのをストレートに言ってくれる。だから信用できるんですよね。あとさなつんのソロ曲「My Voice Is For You」も大好き。癒やしボイスで心にしみるんです。

諸橋:(顔を手で覆いながら)え~! うれしい。ありがとうございます! 確かに舞香は私の隣に来て「Ha~~」って歌ってくる(笑)。

佐々木:歌っちゃうほど好きなんです!

野口:それはもう、恋だね~。

佐々木舞香、川中子奈月心
佐々木舞香、川中子奈月心

◆では最後に本作の見どころと併せてメッセージをお願いします。

冨田:有希はもちろん、日南や奈緒をはじめ、ほかのどの登場人物もそれぞれいろんな気持ちを持っていて、考えれば考えるほど深い作品です。有希と日南の関係性の波がどう動くのか、ぜひ視聴者の皆様にもいろんな角度から見ていただけたらなと思います。

野口:みんなちがってみんないいんだな~となる、温かくて不思議なお話です。ありふれた日常の中の非日常、この作品でしか感じられない、愛と私の甘酸っぱい青春の物語をたくさんの方に楽しんでいただけたらうれしいです。

(前列左から)野口衣織、冨田菜々風(後列左から)諸橋沙夏、佐々木舞香、蟹沢萌子、川中子奈月心
(前列左から)野口衣織、冨田菜々風(後列左から)諸橋沙夏、佐々木舞香、蟹沢萌子、川中子奈月心

PROFILE

野口衣織
●のぐち・いおり…2000年4月26日生まれ。茨城県出身。O型。

冨田菜々風
●とみた・ななか…2000年7月17日生まれ。鹿児島県出身。A型。

佐々木舞香
●ささき・まいか…2000年1月21日生まれ。愛知県出身。A型。

蟹沢萌子
●かにさわ・もえこ…1999年10月25日生まれ。神奈川県出身。B型。

川中子奈月心
●かわなご・なつみ…2005年9月26日生まれ。東京都出身。A型。

諸橋沙夏
●もろはし・さな…1996年8月3日生まれ。福島県出身。B型。

番組情報

『もしも、この気持ちを恋と呼ぶなら。』
ABCテレビ 9月23日(金)深夜0・24~

番組公式ホームページ:https://www.asahi.co.jp/moshikoi/
イコラブ ノイミー ニアジョイ チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCWHh6SdvJWrPuf1oJrHbX3A

●photo/徳永 徹 text/矢嶋咲良

野口衣織さん、冨田菜々風さん、佐々木舞香さん、蟹沢萌子さん、川中子奈月心さん、諸橋沙夏さんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!

=LOVE・≠MEインタビュー

<応募方法>
TV LIFE公式Twitterをフォロー&プレゼント告知ツイートをRTしていただいた方の中から抽選で1名に野口衣織さん、冨田菜々風さん、佐々木舞香さん、蟹沢萌子さん、川中子奈月心さん、諸橋沙夏さんのサイン入り生写真をプレゼント!

当選者には、TV LIFE公式TwitterアカウントよりDMでお知らせいたします。

TV LIFE公式Twitter(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

<応募締切>
2022年9月30日(金)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

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