アジアを舞台に活躍する、日本・韓国・中国の3つの国から集められた6人から成るグローバルユニットCROSS GENE。およそ2か月間にわたり日本各地でプロモーション活動を行ってきたメンバーたちにお話を伺いました。
応援してくれるファンのみなさんが頑張った結果(タクヤ)
――テレビ東京系TVアニメ「デュエルマスターズVSR」エンディングテーマに起用された「Love&Peace」。そしてフジテレビ系ドラマ「それでも僕は君が好き」主題歌となった「sHi-tai!」の両A面シングルがオリコンウイークリー第2位を獲得しました! おめでとうございます。
セヨン ありがとうございます! 皆さんの力で2位に輝いたという感謝の気持ちでいっぱいです。たくさん力をもらったので、今度は僕たちが皆さんに力をあげたいです。
ヨンソク 今年は本当に皆さんのお陰で良い結果も出て、こうして日本で全国をまわりながらファンの皆さんと会えて、うれしい時間を過ごせました。
サンミン まだまだ信じられないです、2位を獲得した、ということが(笑)。本当に皆さんのお陰だと思います。これからも頑張ります。
タクヤ 前回の結果を上回りすごく感動しました。結果も大切ですが、今年はファンの皆さんと一緒にいる時間が本当に多くて。僕たちも頑張りましたが、応援してくれる皆さんと一緒に頑張れた結果だと思うので、逆に皆さんに「ありがとう」と言いたいくらいです。
キャスパー 2位という結果にすごく驚きました。僕たちも一生懸命頑張りましたが、ファンの皆さんが応援してくださったので、それが本当にありがたかったです。ファンの皆さんを失望させないように、これからももっと頑張りたいと思います。
シン いつも僕たちを支えてくださるファンの皆さんが本当に一生懸命応援してくれた結果だと思います。みんなが言っているように感謝の気持ちでいっぱいなので、恩返しがしたいです。今回のプロモーションは全国を車で周ったんですが、スケジュールを組んだり、車を運転してくれたり、イベントを運営してくれるスタッフさんとか…。いつもそばで僕たちのためにひとつひとつ頑張ってくれた努力が僕たちにも伝わって、僕たちもスタッフさんの気持ちに負けちゃダメだな、と思ってすごく頑張れました。
――通常版に収録された「MIRACLE」は、メンバー全員で作詞に挑戦されました。「奇跡」がテーマだそうですが、どんなイメージを持って作詞されましたか?
シン 「奇跡」というテーマはもちろんですが、ファンの皆さんとの「絆」を強くイメージして作詞しました。
ヨンソク 自分たちの母国語でファンの皆さんとの絆をイメージして、それを作詞家さんがまとめて作ってくれたんです。この場所はこの人が書いた、ということではなく、みんなの思いが1つになって出来た、という感じです。
キャスパー 僕が一番最後に、その場で感じたことを一気に書き上げました。ファンの人たちに会ったときに感じることや、伝えたいことを頭に思い浮かべながら考えました。実はラップの中にすべての言葉を込めきる、というのはなかなか難しいことで、それでも分かりやすく、理解していただけるように考えたつもりです。
近くで触れ合えて、ファンの方々のあたたかさを感じました(サンミン)
――地方都市でも活動ができた今回のプロモーション。ファンの反応はいかがでしたか?
シン 日本デビューして3年が経ちましたが、今回は仙台や岩手や熊本など初めての所も多かったのですが、すごくたくさんの方が集まってくださって、感謝しています。ファンの皆さん以外にもいろんな地方のテレビ番組に出演させて頂き、夢みたいな2か月間でした。
サンミン 地方のファンとも触れ合えるのって、すごくいいですね。ステージよりも近い場所で、仲良い感じがして。何よりあったかい感じがしました。
キャスパー 本当に近距離で触れ合えたよね。お互いの気持ちを分かり合いながら理解し合いながら…。日本のファンはそんなイメージがあります。
ヨンソク とにかく日本のファンも親切でした。ただ、国は違うけど韓国のファンも日本のファンも、CROSS GENEを愛する気持ちは同じだと思うので、うれしいです。
セヨン 違うのは言葉だけだよね。
――皆さんは普段、何語で会話されているんですか?
タクヤ 僕たちは韓国語でコミュニケーションを取っています。日本で取材があってもみんな日本語が上手で、ちゃんと受け答えができるので、昔は僕が助けていましたが、今は全然必要ないです。
シン そんなタクヤに僕は日本語を教えたことがあります。
タクヤ たまにね、日本語が出ないときがあるんですよ…(笑)
シン この間教えてあげたのは「組み合わせ」。
タクヤ ちゃんと事情があるんですよ!(笑)。その状況に一番しっくりくる言葉が韓国語だったんです。でもその言葉が日本でのインタビューで、ぱっと出てこなくて…。「これなんだっけ?」って言ったら「組み合わせだよ」って(笑)。
TAKUYAは努力のアイコンです!(ヨンソク)
――そんなタクヤさんは韓国のバラエティ番組で大人気なんですよね。
タクヤ そう言ってもらってうれしいですけど、緊張はしますよ…。
ヨンソク 本当?
タクヤ やっぱり僕にとっては外国語なので緊張します。以前出演させていただいたバラエティ番組だと、討論をする、結構真面目な番組だったので、僕の言葉ひとつひとつが、日本を代表する言葉になってしまうんです。なので、言葉選びや内容は慎重にやってました。
シン あの頃はすごかったんですよ。日本のことをよく分からない韓国人のコメントで「タクヤのお陰で日本に興味を持った」って言う人たちがたくさんいましたし。タクヤは本当に頑張って、番組の収録がある一週間前からずっと資料などを自ら調べたり、すごく頑張った結果が反映されたんだと思います。
タクヤ かなりメンバーには助けてもらいました。収録の前に事前に質問や討論するお題を頂き、それをメンバーに聞いたり、スタッフさんに聞いたりして収録に臨みました。でもサンミンには聞きませんでした(笑)。
サンミン そんなこと言われてますが、僕タクヤさんが出る番組は結構見ますよ(笑)。
まぁ僕がアドバイスしなくても、タクヤさんはいつも頑張るから…。
ヨンソク タクヤは努力のアイコンです。
――個人の活動といえば、dTVで配信されたドラマ「シークレット・メッセージ」にはシンさんが出演されました。
シン 僕が出演しているシーンでは、主演の上野樹里さんとほとんど一緒のシーンです。樹里さんは今までも何度か、CROSS GENEのライブに来てくれて。その時は大先輩がライブに来てくれたからすごく緊張していたんですけど、ドラマの撮影中はそういうことがありませんでした。芝居のことを教えてくれたり、楽な感じで話しくれたり、すごく楽しかったです。
W主演のもう1人でT.O.P from BIGBANG チェ・スンヒョンさんはワンシーンだけの共演でしたが、僕がすごく話しかけました。大好きですって(笑)。僕たちのCDも渡しました。あとは、中学のときに買ったBIGBANGのCDがあります、とか(笑)。共演できてうれしかったです。
――キャスパーさんは台湾映画「17歳」に初主演。当時のお気持ちをお聞かせください。
キャスパー 映画の単独での出演は初めてでした。中国語での作品、さらには主演で嬉しかったです。映画の現場ではスタッフさんたちと仲良くさせていただいて、皆さんすごくよくしてくださって、とてもいい経験になりました。それがどこであろうと何であろうと、全て自分の心を込めて真実を伝えていくということをやれば、いろんなことに役立つんじゃないかな、と感じました。もう1つは、一生懸命やることって、いろんな人に伝わるじゃないですか。それは人生においてもそうすることによって、偽りのない人生をやっていけるんじゃないかと思います。
ヨンソク 個々の活動を見ていると、やっぱり影響を受けますね。メンバーが頑張っていることに感謝します。それによってCROSS GENEがより広まってくれるのでうれしいです。
サンミン 刺激になるよね。僕も頑張らなきゃ…と(笑)。僕としては、今年はブラジルも行ったし、台湾も個人で行ったし、CROSS GENEでもっと広く活動したいですね!
シン CROSS GENEとしてまだ行ってないのは南米、あとヨーロッパ、それからアフリカも。これからはアフリカツアーとヨーロッパツアーをしたいですね。ロシア、ジャマイカ、アイルランド…もっともっと幅広く活躍したいです。
世界中どこでも行って、僕たちの音楽を届けたい(シン)
――2016年1月2日(土)には「CROSS GENE JAPAN LIVE 2016」が決定しました!
シン 年明けなので、ファンの皆さんが良い年になれそうな気分にさせようと話していています。今回の2か月のプロモーション活動でたくさんの愛をもらったので、僕たちがそれを音楽でお返しする、という形がいいと思うし、お正月なので、家族と過ごしたい方もたくさんいるはず。ぜひ家族、親戚、友達で楽しめる、そんなライブにしたいと思います。
タクヤ 新年が明けてすぐのライブなので、皆さんがハッピーに過ごせるように、いい1年のスタートを切れて、元気を与えられるライブになるようにしたいです。皆さんとひとつになれるようなあったかいライブになったらいいですね。
シン あったかいんだからぁ~♪
タクヤ 今は「やっべーぞ!」だから(笑)
シン タクヤはキングオブコントで優勝する前からコロコロチキチキペッパーズさんを応援していたんですよ! 昔から推してたので、この芸人さんたちがこの記事を読んでくれたらうれしいです!
――では、来年の抱負をお願いします。
シン 今年は日本やブラジル、台湾、韓国など、いろんな国で活動したので、来年はより幅広くヨーロッパ、アフリカ、そして南米ツアーなど、CROSS GENEが幸せを届けられるところだったらどこでも行って、僕たちの音楽を聞かせたいです。
PROFILE
●CROSS GENE…クロスジン
日本、韓国、中国の3つの国から6つの遺伝子が集結したアジアグローバルユニット。メンバー6名それぞれに“GENE/遺伝子”を象徴したキャッチフレーズを持つ。
2012年6月に韓国でデビューを果たし、2013年3月には「Shooting Star」で日本デビューし、アジア各国で活動中。
2016年1月2日(土)に初のZepp DiverCity Tokyoで、単独ライブ「CROSS GENE JAPAN LIVE 2016 BE HAPPY TOGETHER ~New Year Luv Luv Night~」を控えている。
CASPER(キャスパー)1991年3月20日生まれ 中国出身
SEYOUNG(セヨン)1990年2月8日生まれ 韓国出身
TAKUYA(タクヤ)1992年3月18日生まれ 日本出身
SHIN(シン)1991年10月23日生まれ 韓国出身
SANGMIN(サンミン)1992年7月7日生まれ 韓国出身
YONGSEOK(ヨンソク)1993年1月8日生まれ 韓国出身
ライブ情報
CROSS GENE JAPAN LIVE 2016
BE HAPPY TOGETHER ~New Year Luv Luv Night~
会場:Zepp DiverCity Tokyo
http://hall.zepp.co.jp/divercity/
公演日程:2016年1月2日(土)
OPEN 16:30 START 17:30
チケット
料金 ¥7,500(税込)※オールスタンディング
詳細:公式HP https://www.crossgene.jp/
●取材/田代良恵