【#今旬コレクション】アンジェラ芽衣「桃月なしこから“あなたのうるささは才能だよ”と褒め言葉をもらいました」

特集・インタビュー
#今旬コレクション
2023年01月29日

【#今旬コレクション】アンジェラ芽衣

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。記念すべき第50回は『仮面ライダーサーベラ&仮面ライダーデュランダル』に出演中のアンジェラ芽衣さんが登場です。

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」アンジェラ芽衣

◆『仮面ライダーサーベラ&仮面ライダーデュランダル』の制作が決まったときの心境はいかがでしたか?

とにかくうれしかったです。本編の撮影中から、お兄様と呼ばせていただいている庄野崎(謙)さんと「いつか私たちのスピンオフをやりたいね」と話していたので“ついにきた!”と。ありがたいことにいつも応援してくれている皆さんからも「神代兄弟のスピンオフが見たい」という声をたくさん頂いていたので、情報解禁前は「早くみんなに言いたい!」とウズウズしていました(笑)。

◆庄野崎さんとも喜びを分かち合いましたか?

はい。「やったじゃん! イェーイ!」って(笑)。スピンオフが決まったこと自体うれしかったのに、庄野崎さんと一緒に撮影ができて喜び倍増でした。庄野崎さんとは本編を撮影していたときから本当の兄弟のような関係性で、いつも相談に乗ってもらっていたんです。落ち込んだり悩んだりしてしまいがちな私を何度も励ましてくれて、その優しさにたくさん救われましたし、「ここはいいところだから自信持って」「やり方は一つじゃないから大丈夫だよ」などと声を掛けてくれたおかげで、今回も気負い過ぎず伸び伸びやれたような気がします。

◆本作は玲花が兄の凌牙(庄野崎)から結婚を勧められるという予想外の始まりでした。メーンビジュアルのウエディングドレス姿もおきれいですね。

ありがとうございます! ビジュアルと同じように劇中でもドレスを着てヒールを履いた状態で撮影したのですが、アクションシーンが特に大変でした。

◆すごくカッコよく決められていた印象ですが…。

いやいや。撮影前に、スーツアクターの(宮澤)雪と森(博嗣)君が付きっきりで教えてくれたおかげです。二人から提案してもらった動きを私が実践すると、どこかどんくさく見えてしまって全くスマートにできなかったんです。そういうときも「じゃあこれはどう?」と新たな形を提案してくれて。たくさん試行錯誤してもらったおかげで運動神経が悪い私でも何とか形になりました。ほかにも爆破の中を駆け抜けたり、何度も撮影できないような緊迫感のあるシーンが多くて本当に貴重な経験をさせていただいたなと思います。

◆あらためて見どころを教えてください。

ひと言では言い表せない、笑いあり涙ありのストーリーになっています。私たちの思いだけでは実現しなかった作品ですし、皆さんが神代兄弟への愛を語ってくれたり、イラストを描いて送ってくれたりしたからこそのことだと思っていますので、感謝の気持ちでいっぱいです。本編では描かれることのなかった神代兄弟の新たな魅力が詰まっていますので、ぜひご覧ください!

【#今旬コレクション】アンジェラ芽衣

◆ではここからはプライベートについてお伺いさせてください。まず先程動画内の「自分を動物に例えると?」という質問で「ニワトリ」と答えていたのが気になったのですが。

以前友達と「お互いを動物に例えると何だと思う?」という話をしたときに、私だけ何も当てはまらなくて。試しにネットで動物診断をしてみたら小鹿だったので「かわいいじゃん♪」と思っていたら「それはない」と否定されてしまって…(笑)。特徴を挙げながら考えていったら“うるさい”“よくしゃべる”“すぐに忘れる”という点がニワトリにぴったりだったらしく、それ以降ニワトリっぽいと言われることが多くなりました。自分でも納得しています(笑)。

◆嫌なことも忘れてすぐに切り替えられるタイプですか?

それが嫌なことだけは忘れられないんです(笑)。一度気分が沈むと、しばらく引きずってしまいます。なので細かく言うと“繊細なニワトリ”ですね。

◆なるほど(笑)。弊誌で行っていた『仮面ライダーセイバー』の連載当時からたくさん話してくださって、明るい印象があったので少し意外でした。

よくギャップがあるとは言われます。最初は少し人見知りしてしまうので静かな面もあるのですが、慣れるといっきに話すようになるのでその温度差にびっくりされるのかなと(笑)。それこそ庄野崎さんも「最初に会ったころは、クールであまり人と慣れあわない感じの人だと思ってた」と言っていました。話すのが好きなのでずっとしゃべっているんですよね。控室でもよくうるさいと言われます(笑)。でも、同じ事務所の(桃月)なしこから「あなたのうるささは才能だよ。いるとその場が明るくなる」という褒め言葉をもらって。なしこは普段あまり褒めたりしない人だからこそ、本当にそう思ってくれているんだなと思えてうれしかったです。

【#今旬コレクション】アンジェラ芽衣

◆ちなみにお休みの日は何をしていますか?

基本ベッドの上にいます(笑)。寝すぎて体が痛くなるくらい。ごろごろしながら携帯でSNSを見たりゲームしたりして、何もせずに一日が終わることもよくありますね。でも、そうじゃないと休んだ気にならなくて。例えば二日間お休みがあったら、一日は外に出て遊んで一日はだらっと過ごしていたいんです。もちろん、友達に誘われたときは出掛けるんですが、基本的に一人でどこでも行けるタイプなので自分発信で人を誘うことはないかもしれません。

◆インドア派なんですね。では最後に今後女優として演じてみたい役や出演してみたい番組について教えてください。

女優としては、殺人鬼などとことん悪い役を演じてみたいです。玲花を演じる中で学んだミステリアスな部分を生かせる役どころに挑戦できたらいいなと。あと、以前『ドッキリGP』(フジテレビ系)に出演させていただいたのですが、今後もいろんなバラエティに出てみたいですし、動物が好きなので動物番組にも興味があります。私は毎年「去年より絶対に飛躍してやるぞ!」という気持ちで過ごしているので、今年も昨年以上に羽ばたけるように精いっぱい頑張っていきたいです。

PROFILE

●あんじぇら・めい…1997年4月29日生まれ。埼玉県出身。O型。主な出演作は『仮面ライダーセイバー』『ゼロイチファミリアは褒められたい』など。

●photo/中村 功 text/矢嶋咲良