PSYCHIC FEVERが“夢”へと駆ける序章「思い描く世界に不可能はなく、いつかそれはきっと現実に」1st EP『PSYCHIC FILE I』

特集・インタビュー
2023年05月17日
PSYCHIC FEVER

2022年7月13日にデビューアルバム『P.C.F』でデビューし、同年9月から約半年間、活動拠点をタイに移して武者修行に挑んだPSYCHIC FEVER。日本はもちろん、世界に通用するグローバルアーティストを目指し、“ビルボードチャートグローバル1位”の目標を実現するべく、挑戦を続けている。

そんな彼らが、5月17日(水)に1st EP『PSYCHIC FILE I』をリリース。収録楽曲それぞれの魅力やリード曲「BAKU-BAKU」のMV撮影時のエピソード、6月にスタートする国内初単独ツアー「P.C.F」の注目ポイントなどをお聞きしました。メンバー同士で“BAKU-BAKU”なポイントを語り合ってもらったSPECIAL TOPICも要チェックです!


◆「TV LIFE web」初登場ということで、まず自己紹介をお願いします。

小波津 志:ボーカルを担当していて、低い声以外は基本的に何でもこなせます!

WEESA:同じくボーカルを担当しています。ロートーンでメローな歌い方が得意です。

剣:ラップを担当していて、グループの中では最年長です。色黒七三です!(笑)

中西椋雅:僕もラップを担当しているのと、世話好きなのでメンバーのお世話係を担当しています(笑)。チャームポイントはえくぼです。

渡邉 廉:ラップと、グループ唯一のビートボックスを担当しています。 あと、曲によってはボーカルを担当していて、今回のEPでも歌っているのでぜひチェックしてください!

JIMMY:ラップを担当しています。低い声がアピールポイントなので、ぜひ今回のEPでも堪能してください。

半田龍臣:ラップを担当しています。僕のアピールポイントは、ダンスと見た目からは想像のつかないラップです。よろしくお願いします!

◆1st EP『PSYCHIC FILE I』収録楽曲について

・「BAKU-BAKU」
WEESA:このEPのリード曲で、アーティストとしての僕たちの表と裏を描いています。ステージ上でパフォーマンスしている僕らはきらびやかに見えるかもしれませんが、ときには不安や緊張、葛藤でバクバクしている、そんな姿を表現していて。それでも自分たちを信じて、全力で前に突き進もうという思いを込めています。また、MVにもそういったメッセージが反映されていて、僕たちがこれまで経験してきた要素がいくつも詰め込まれているので、ぜひ歌詞とMVを照らし合わせて楽しんでいただけたら。また、サビの振付もすごくキャッチーなので、ぜひ一緒に歌って踊っていただけたらうれしいです。

・「Highlights」
JIMMY:僕とWEESAと廉の3人で制作させていただいた、この実験的なEPにふさわしい楽曲になっていると思います。テーマは「Highlights」というタイトルの通り、僕らがステージ上で輝いている姿だったり、パーティーしている瞬間をイメージしていて。僕ら史上初となるジャージークラブというジャンルを取り入れ、それをPSYCHIC FEVERなりに解釈して作り上げています。パーティーソングでダンスブレイクもあり、今度のツアーで初披露しようと思っているので、僕らがどういうパフォーマンスをするのかもぜひ楽しみにしていてください。

・「アシンメトリー」
小波津:この楽曲はボーカル曲で、すれ違う思いを描いたラブソングです。歌詞にある「6時間半のフライト」というのが日本とタイのフライト時間で、それぞれの国のファンの皆さんに宛てた楽曲にもなっているのかなって。「“BAKU-BAKUだよ”心臓」などの言葉遊びも詰まっている、アップテンポで聞き心地のいい楽曲です。そして、僕は中学1年生のときにWEESAと初めて会ったのですが、当時は声のトーンも似ていて、いわばシンメトリーな関係だったと思うんです。そこから同じグループになり、ボーカルとして2人でやってきて、いい意味でアシンメトリーになってきているんじゃないかなって。そんな僕とWEESAだから表現できると思っている、思い入れのある楽曲です。

・「Nice & Slow」
中西:「ForEVER」と同様に僕ら全員で作詞をさせていただいたのですが、今の僕らの感情や時代、SNSをテーマにしています。“焦らず、自分たちのペースでゆっくり進んでいこうよ”というメッセージを込めているので、皆さんにもぜひラフに聞いていただけたらなって。なので、サウンドも時と場所を選ばず、いつでも聞いてもらえるテイストになっていると思います。この楽曲から僕たちの思いを感じていただきたいというのと、皆さんの日常において共感してもらえる部分もあると思うので、ぜひ聞いてもらえたらうれしいです。

・「Up and Down」
半田:いつもの僕たちとは違い、先にコレオグラフィーからできた楽曲で、振付をJIMMY君が作ってくれました。「Up and Down」というフレーズはサビにも出てくるのですが、実は他にも候補がいろいろあって、どうしたらライブを見に来てくださる皆さんと一緒に盛り上がれるかな、何が分かりやすいかなという話をして。サビの振付も簡単な動きなので、ダンスは苦手という方も、ぜひ一緒に踊って盛り上がっていただけたらうれしいです。あと、日本の伝統的な楽器も使っていたりして、そういう面でも面白い、今までにない僕たちの表現をお見せできるのかなと思っています。

・「To The Top feat. DVI」
渡邉:タイで半年間修行していた際に制作した楽曲で、タイで活躍されているプロデューサーのNINOさんという方に作っていただきました。全編英語という僕たちとしては初めての試みで、T-POPグループのDVIさんとコラボレーションさせていただいています。全編英語ということで難しさもあるのですが、みんなで歌詞の意味を調べてどういうふうに伝えていくか話し合ったり、たくさん歌って試行錯誤した、思い出深い楽曲です。歌詞も前向きなフレーズが多く、聴いてくださる皆さんの背中を押しながら一緒にトップを目指していこう、と。明るく、いつ聞いてもテンションの上がるような楽曲になってるので、ぜひそういうメッセージも感じていただけたらうれしいです。

・「ForEVER」
剣:僕たちはデビューして1か月くらいでタイに行かせていただくことになり、不安も大きかったのですが、そんな中で心の支えになっていたのがファンの方々の存在と、皆さんから頂いたお手紙だったんです。宝物のようなお手紙を読み返すことで、いつも“僕らも明日も頑張ろう”と励まされていて。この楽曲に僕たちが詰め込んだ言葉というのもそんな皆さんから頂いた言葉で、この曲を通じてコミュニケーションを取っているような、ファンの皆さんとの楽曲ですね。時代やシチュエーションによって聞こえ方が変わってくるのもこの楽曲の面白いところで、ぜひ歌詞と照らし合わせながら聞いていただけたらと思います。

◆リード曲「BAKU-BAKU」の振付とMVについて

剣:振付をs**t kingzのshojiさんにしていただいたのですが、昔からダンスをしてきた僕らにとっては本当に憧れの存在で、イベントやショーなどでずっと拝見していたんです。shojiさんが振付をしてくださると聞いたときは驚きましたが、夢が1つかなってうれしかったですし、もうリハーサルの段階からすごく楽しくて。僕らの思いを受け止め、それぞれの個性も引き出していただきました。MVでは、自分の頭の中の現実の世界とサングラス越しに夢見ているバーチャルな世界を描いているのですが、自分の思い描く世界に不可能はなくて、いつかきっとそれは現実になるよ、という思いも込めています。歌詞の世界観に加えて、映像ならではの新たな表現も楽しめる、僕らも大好きなMVです。

◆MVリアクション動画も話題ですが、あらためてMVを初めて見た際の印象は?

JIMMY:CGを使っての撮影というのが、僕らは今回が初めてだったんです。サビの部分の雲の中でのシーンも監督さんから事前に“こういうふうになります”と絵コンテを見せていただいていたのですが、当日はグリーンバックに小さな八角形のステージだけでやっていたので、まさかあそこまでの映像美になっているとは想像もつかなくて…。なので、あの動画はもう本当にリアルなリアクションです!(笑)

剣:今考えれば、あの雲に座ってみんなで休憩してたもんなぁ(笑)。

JIMMY:あの絵を合わせたらめちゃめちゃ面白そう(笑)。

◆そんなMV撮影時の思い出は?

WEESA:僕はバスの上でも撮影したのですが、バスに登ることはなかなかないので新感覚でしたね(笑)。しかも、意外とバスの上って柔らかいんですよ!(笑) その高さにちょっと怖さを感じながらも何テイクか撮影をやったのですが、皆さんにバクバクしていただける映像が撮れたんじゃないかなと思います。

小波津:でも、僕が撮影したビルの屋上もめっちゃ高かったんです。もう下を見られないぐらいの場所だったんですけど、あの青空はCGではなくそのままの映像なので、あの日にあの場所で撮れて良かったなって。あのビルのシーンでひとつ孤独感も表現できているんじゃないかなと思っているのと、僕は2番の自分のシーンが大好きです!(笑)

◆約半年間に及ぶ、タイでの武者修行期間の楽しかった思い出は?

半田:タイならではという感じでゾウに乗ったり、タイ料理を作ったりもしたんですけど、今までメンバーと一度も一緒に行ったことのなかったプールに撮影で行かせていただいたのが一番楽しかったかもしれないです。グループが結成されてから、日本でもみんなと一緒にプールに行ったことがなかったので…。

全員:メンバーだからってプール一緒に行く? 行かないよね?(笑)

半田:僕はみんなとプールに行きたかったんです!(笑) 撮影という形ではあったのですが、プライベートな感じで楽しめて、日本にはないような滑り台があったり、映画作品とコラボレーションしているアトラクションがあったりと、海外ならではだなっていうのを感じて。今度はプライベートで、また全員でゆっくり行きたいです!(笑)

渡邉:あと、修行期間の終盤で、あらためてタイの文化を感じようとみんなでピンクのガネーシャ像を見に行ったんですけど、仕事以外で観光をする機会があまりなかったので、それもいい思い出になったなって。もちろんこれからもタイには行かせていただくのですが、この約半年でタイのことをたくさん知ることができましたし、楽曲制作をはじめいろんな経験をさせていただいて、本当にタイに行けて良かったなと、感謝の気持ちでいっぱいです。

◆武者修行期間を経て、新たに見えたグループの魅力は?

中西:これまではみんなで雰囲気をそろえたり、同じことをしてグループ感を出していこうと話すこともあったのですが、タイに行って、1人ひとりが輝ける場所が全然違うなって、逆にそれがいいなって感じる瞬間がたくさんあったんです。僕らはみんな見た目も考え方もやりたいことも違いますが、その個性が強みなんだな、と。それぞれが目標に向かって自分を磨いていくことで、PSYCHIC FEVERとして1つになってステージに立ったときにファンの皆さんに感動を与えられるのではないかなと思っているので、これからもっともっと高め合って頑張っていきたいです。

◆6月13日(火)に開幕するライブツアー「P.C.F」の注目ポイントを教えてください!

小波津:今回は『PSYCHIC FILE Ⅰ』の収録楽曲がもちろん目玉になってくるのですが、どれも挑戦的な楽曲なので、ぜひ会場で僕らの新たなアプローチを感じていただきたいです。僕らはグループを結成してすぐにコロナ禍がやってきて、ライブやイベントなどでファンの皆さんの声を聞くことができずにいたのですが、タイから戻ってきて、ようやく少しずつ声を聞けるようになって…。そんな中で、僕らの夢の1つであった初の国内単独ライブツアーができることが本当にうれしいです。これまで培ってきたものをそこで発揮したいですし、来てくださる皆さんには、その時間だけは不安や悩みを忘れていただいて、幸せや勇気を与えられるよう、全力で臨ませていただきます!

PSYCHIC FEVER

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Q. 隣の席のメンバーの“BAKU-BAKU”(ときめく)ポイントは?

・JIMMY to 中西
椋雅君は本当に面倒見が良くて、僕らが疲れているときに気が付いて声を掛けてくれたり、差し入れをしてくれたりするんです。ブログやSNSも自分のことだけではなく、読んでくださっている皆さんに対してのメッセージがあったり、そういう思いやりが自然とできるところにバクバクするなって。こういったインタビューなどでも人の気持ちに寄り添った発言ができるのが、すごくすてきだなと思います。

・中西 to WEESA
WEESAはグループ最年少なのもあって、きょうだいで言う末っ子感が強いんです。なので、ふとしたときに「これなんですか?」とか「ここ教えてください」とちょっと甘えられると、かわいいなぁとバクバクしますね(笑)。ファンの皆さんはWEESAにカッコいいイメージを持っている方が多いと思うのですが、実はかわいい一面も多いので、そういう部分にも気づいてもらえたらいいなと思います。

・WEESA to 小波津
志君はやっぱりその歌声にバクバクさせられますね。志君とは小学生のころからずっと一緒にいますが、常に発見があるといいますか、毎回楽曲を頂くごとに新たな志君が出てくるんです。僕らの楽曲はもちろん、志君がいろいろな楽曲をカバーしている映像もSNSやYouTubeで見ることができるので、ぜひ1人でも多くの方に志君の歌声を聞いていただいて、バクバクしてもらえたらいいなと思います。

・小波津 to 半田
龍臣は美容男子で、ブログやSNSにも特化しているんです。写真もよく投稿しているのですが、昔とは違う角度で撮ったりといろいろ工夫していて、「おっ、いいじゃん」と毎回ワクワクしますし(笑)、龍臣の魅力があふれているなと。それでいて、さっき自分でも言っていましたが、ちょっと太めのラップをやったり、ワイルドなパフォーマンスを披露したりとギャップもあるので、 そこがバクバクポイントなのかなと思います。

・半田 to 渡邉
廉君は同じ神奈川出身で、メンバーの中でも昔から一緒にいる時間が長くて。僕の2個上の先輩なんですけど、すごく優しくて、一緒にご飯に行くと先に払ってくれていたり、僕の面倒くさい絡みにも構ってくれるんです。僕、ときどき変なボケをしちゃったりもするんですけど、それにも唯一ツッコんでくれるのが廉君で、遠いところにいても大声でツッコんでくれて…(笑)。なので、そういう意味では割と常に僕はバクバクさせられています!

・渡邉 to 剣
剣君は基本的にクールなのですが、時折見えるおちゃめな部分にすごいバクバクするんですよ。例えば、剣君はハットをたくさん持っていたりと私服がおしゃれなのですが、家にいる時は短パンにピチピチのTシャツなんです(笑)。いつまでも少年心を忘れない、そんな剣君に僕は毎日バクバクしています。どんなにカッコいい姿を見ても、家での剣君の姿が思い浮かぶので(笑)。

・剣 to JIMMY
JIMMYとは昔からずっと一緒にいて、2人で踊ることも多かったので、“つるジミ”と呼ばれていたりもします。JIMMYは髪型やファッション、音楽のセンスが当時からカッコよくて、僕それがすごく好きで。でも、なによりバクバクするのが、その実力。僕はダンスやラップが今ほどできていなかったころのJIMMYも知っているので、そこから人知れず努力を続けてここまでたどりついたJIMMYを見ていると同じグループで良かったなと思いますし、一緒にステージに立っているときは特にバクバクします!

PROFILE

小波津 志
●こはつ・こころ…2000年11月9日生まれ。沖縄県出身。O型。

WEESA
●いーさ…2004年2月26日生まれ。愛知県出身。O型。


●つるぎ…1997年4月9日生まれ。兵庫県出身。A型。

中西椋雅
●なかにし・りょうが…1998年6月8日生まれ。兵庫県出身。O型。

渡邉 廉
●わたなべ・れん…2000年2月8日生まれ。神奈川県出身。血液型不明。

JIMMY
●じみー…2000年2月26日生まれ。愛知県出身。A型。

半田龍臣
●はんだ・りゅうしん…2001年12月1日生まれ。神奈川県出身。A型。

公式HP:https://m.tribe-m.jp/artist/index/262

RELEASE INFORMATION

1st EP『PSYCHIC FILE I』
2023年5月17日(水)リリース

初回生産限定盤(CD+BD+24P PHOTO & LYRIC BOOK)4,000円(税込)
初回生産限定盤(CD+DVD+24P PHOTO & LYRIC BOOK)4,000円(税込)
通常盤(CD)1,650円(税込)
購入URL:https://ldh.lnk.to/PSYCHIC_FEVER_0517_CD

[The documentary] 180 days of Heat PSYCHIC FEVER
2023年5月17日(水)深夜0時~配信開始

トランプケース風パッケージ(映像ダウンロードカード)3,850円(税込)
LDH Records Digital Store(ビデオクリップ+限定メッセージ動画)3,300円(税込)

配信URL:https://ldh.lnk.to/PSYCHIC_FEVER_documentary

●photo/徳永 徹 text/片岡聡恵

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<応募方法>
TV LIFE公式Twitterをフォロー&プレゼント告知ツイートをRTしていただいた方の中から抽選で1名様にPSYCHIC FEVERさんのサイン入り生写真をプレゼント!

当選者の方には、TV LIFE公式TwitterアカウントよりDMでお知らせいたします。
TV LIFE公式Twitter(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

<応募締切>
2023年5月24日(水)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。