目黒蓮&佐野勇斗が明かす“むちゃぶり”で築いたタッグのリアリティ『トリリオンゲーム』インタビュー

特集・インタビュー
2023年07月01日
『トリリオンゲーム』©TBS

7月14日(金)スタートの金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分/※初回15分拡大)で、主人公のハルを演じる目黒蓮さんと、ガクを演じる佐野勇斗さんにインタビュー。本作は“世界一のワガママ男”のハルと、“気弱なパソコンオタク”のガクという正反対の2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世の全てを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメント。目黒さんと佐野さんに初対面の印象やお互いに聞いてみたいことなどを聞きました。

◆本作が初共演ですが、お互いの印象を教えてください。

目黒:佐野君がガクをやるっていうのを知ったときに、佐野君のことを調べたんです。そうしたら、Instagramが出てきて。

佐野:うわ…。

目黒:佐野君がキッチンでインスタライブをしていたんです。すごく流ちょうにしゃべっていて、すごく面白い方なんだろうなと思いました。実際にお会いしてみて、佐野君のビジュアルを見て、ガクっぽかったです。ただ、ガクより流ちょうにしゃべっているなという印象でした。

佐野:今初めて聞きました。なかなか深いところに初めから入りましたね(笑)。

目黒:調べていたら一番に出てきて。面白かったです。

佐野:僕は原作も目黒さんのことも知っていて、この世代でハルをできるのは目黒さんしかいないなと思っていたので、聞いたときにぴったりだなと。実際にお会いした印象としては、役としてはぴったりですが、僕にすごくむちゃぶりが多いんです(笑)。SNSの告知用に写真や動画を撮るときとかに、「バズらせるために頑張ろう」みたいな感じだったので「何を言ってくださるんだろうな」と思って聞いていると、「佐野君、よろしく」みたいな感じで8割ぐらい僕に丸投げをしてくるんです(笑)。 でもとても真面目で礼儀正しい方だなと思います。学ぶことがすごく多いです。

◆2人のコンビとしての関係性は出来上がってきていますか?

目黒:僕的に、今まで自分がやらせてきてもらった役柄が、結構物静かな感じだったりという役が多かったので、なんとなく現場でもそういうふうにいた方が、僕はお芝居が入っていきやすいタイプで。今回は、今までとは全然違う役柄なので、自分が撮影に入っていきやすいように、自然とハルに近い自分で裏からいるのか、佐野君にもちょっとむちゃぶりをしてみたりとか、接し方がハルに全部つながっているのかなと。裏でも役に近い関係性で入れたら、本番もやりやすいなと自分は思っています。

佐野:この短い期間の中で、目黒さんは裏でも、「お互いに関係性が大事だよね」と言ってくださっていて。休憩中もお話させてもらうのですが、その感じが芝居にも出始めてるというか、アドリブでもハルが主導でガクを困らせることがすごく多くて、それはすごく考えてやってくださっているので、まだ序盤ですが、今この関係性が出来上がっているってことは、これからがさらに楽しみだなと思います。

◆お互いの役どころで、ここがハマっているなというところを教えてください。

目黒:さっきもちょっと言いましたけどSNSを撮るときとかに、ちょっとむちゃぶりとかしたときの困った感じの顔とかは、そのままガクに直結していくのかなっていう。本番中もいきなりアドリブを言ってみて、それに役としてちょっと困った、あたふたしているようなガクの表情は、もうリンクしているなって思います。

佐野:それで言うと、僕が困っている顔を見たときの目黒さんの顔はハルだなって思ってます(笑)。すごく笑ってくださるので、僕もやりやすいですし、大爆笑している感じがとてもハルっぽいなって思いますね。

◆ご自身が演じるキャラクターについて、どのようにアプローチされていますか?

目黒:ハルの性格的な部分は本来の自分の素の性格とは反対なので、だからこそ、そこに挑戦する意味があるなと。ただ、ハルと共通点が全くないわけではないんです。内面的な部分は一旦置いておいたとしても、ハルとガクが駆け上がっていく感じは、自分の人生も最初は何もないところから、「さすがにこれは無理じゃないか」と思うことをたくさんやってきたし、登っていく感じはリンクする部分があるなって思っています。そういう共通する部分を探して演じています。

◆ハルにはノリが軽いせりふもありますが、そういうテンション感はいかがですか?

目黒:そういうところも自分とは違います。原作を読んだ感じだと、やっぱりすごく面白いんです。そのテンション感は、その原作に合わせるのかどうかなど、監督含め3人で話をして、どう表現するかいろいろ研究してやっています。

◆佐野さんはいかがですか?

佐野:僕もガクとは違うタイプ。パブリックイメージで言うと、ハルに近いのかなと思います。インスタライブなどを知ってくださっている方は、ノリの軽い兄ちゃんみたいだと言われるので、ハルに近いイメージを抱いている方が多いかもしれないなと。ただ僕もガクに対して同じだなと思うことも多かったりするんです。僕も意外と人見知りなところがあったり、そういうところは自分の中でリンクしてるので面白いなというか、うまく折り混ぜながら演じようかなと思っています。

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