10月26日(木)にスタートする『木7◎×部』(フジテレビ系 毎週木曜 午後7時~8時 ※初回は午後7時~9時)の取材会が行われ、MCを務める相葉雅紀とレギュラーメンバーとして出演するえなりかずきが出席した。
この番組は、学校にはない“部活”を芸能人が立ち上げ自ら挑戦するバラエティ。初回2時間SPでは、スタジオゲストに松本まりかとバナナマンの日村勇紀が登場。親友同士でもある相葉とえなりがタッグを組み、松本、日村と共に各ジャンルで活躍する芸能人たちの挑戦を見守りながら熱いエールを送る。
◆初回収録を終えた感想をお願いします。
相葉:えなり君、(松本)まりかちゃん、日村さんと収録して、前からやっていたような雰囲気でできたのが、僕はやっていて楽しかったです。
えなり:相葉さんが部活の総合顧問というポジションで。僕はスタジオで部活を見つつ、今後一プレゼンターになっていく予定です。相葉さんのリアクションを横で見ながら、顧問はこういうのがお好きなんだ、と常に観察して(笑)。
相葉:やらしいよね~(笑)。
えなり:人の表情を見つつ芸能界を生きてきたので(笑)。
相葉:大先輩!(笑)
えなり:相葉さんにビシッとふれる部活を僕もプレゼンしていきたいと思います。初回の収録は本当に全部相葉さんのいいところに刺さっていたみたいで…。
相葉:本当に楽しかったですね。「あかぬけて人生を変えたい」学生をメークで大変身させる「青春!あかぬけメイク部」っていうのがあって。今の時代、女性も男性もメークをするし、メークって外に向けたものだけではないんだと。メークをした学生さんたちがすごく明るくなってたんです。表情も変わるし、一歩踏み出したみたいな感じが、僕はすごく良かったと思いましたし、感動しました。あと、僕が部長を務める「一筆啓上部」。
えなり:13文字の手紙でお互いの絆を確かめ合う「一筆啓上部」の初回では、手紙を頼りに受取人が差出人と会えるかを試すんですよね。差出人からのヒントを頼りに受取人がある場所を探すんですけど、その中で、おそらく相葉さんは自分では話さないだろうなっていうカッコ悪いエピソードがいっぱい語られるんですよ。
相葉:やめろやめろ(笑)。このコーナーはカッコ悪いエピソードがたくさん出てくるんですよね…。「一筆啓上部」の初回ゲストは二宮(和也)君なんですけど、二宮君が間違えれば間違えるほど僕の恥ずかしいエピソードがまき散らされるっていう(笑)。
えなり:2人の場所も離れてるから今みたいにやめろやめろとも言えないし(笑)。
相葉:そうそう(笑)。それと、ダンスに不向きな名曲にオリジナル振付を考案する「覆面振付バトル部」も印象に残ってますね。部員が覆面をして踊って、誰の振り付けが一番好きかというのを競うんですけど、ダンスをする上で顔ってすごく大事だと思うんです。表情も振り付けの一つだと思いますし。でもそれを消して、動きだけで誰が一番いいねをもらえるか競うっていう。
えなり:それで言うと、僕が今後提案していきたいなと思ったことがあるんです。今回はプロの踊りの戦いでしたが、もっとクラスを落として、プロの部もあればアマチュアの部もあっていいのかなっていうのもあって。僕も出てみたいなと。
相葉:えなり君が覆面してもすぐ分かると思う(笑)。
えなり:そこをなんとか隠せるような練習量とか…。
相葉:洋服もダボっとしてね。
えなり:そうですね。プロが本当の踊りを追求するドキュメンタリーもあれば、アマチュアだとどんどんうまくなるっていうドキュメントもできるかなと思います。
相葉:学校にない部活を作るっていうのは幅が広いですよね。番組の幅の広さを初回で認識しました。
◆初回の「一筆啓上部」では、相葉さんが二宮さんを指名したとのことですが、その理由をお聞かせください。
相葉:一緒の思い出を共有している時間が多い方が、いろいろなところで迷うとも思うし、でも一緒にいたから分かってほしいっていう僕の願望もあったりして。家族よりも長い時間ずっと一緒に生活をしてきた二宮君に1回目はやってほしいなということでオファーをしたら、受けてくださいました。
◆「一筆啓上部」初回収録の思い出や印象に残っていることはありますか?
相葉:一緒に巡ってたら制すことができたんですけど一人にしてるから…。まじで何でも言うなみたいな(笑)。1回目なのでやり方が分からなかったです(笑)。13文字で伝えるっていうのは、本当に分かりやすいものだと分かって当然だよねってなるし。2回目3回目ってやっていく上で、そのあんばいが楽しいんじゃないかと思います。
◆えなりさんがもし「一筆啓上部」で誰かを指名するとしたらどなたがいいでしょうか?
えなり:相葉さんからは角野卓造さんと言われています。でも5歳の時からお世話になっているので、相葉さんの初回を見ると、あぁいろんなことをしゃべられるなぁと(笑)。今後やる方の指名も変わってくるかもしれないですね(笑)。
相葉:関係が薄い人になっていくかも(笑)。
◆プライベートでも仲が良いお二人ですが、以前はドラマで共演されて、今回バラエティだからこそ見えた顔、一面はありましたか?
えなり:相葉さんは視野が広くていろいろなところを見てるなと思いました。スタッフさんや共演者の表情、ちょっとした動きまで。総合顧問でスーパーバイザーというか。
相葉:持ち上げすぎなんだよ、怖いよ(笑)。
えなり:でも本当に思いました!(笑)ドラマはやっぱり台本に縛られるところもあって、僕は台本があると、もう台本通りに進行していきたい(笑)。ガチガチに縛られちゃうし、それが好きなんですけど、バラエティは流れがあって、スタッフさんからのカンペをいい意味でスルーするところもあれば、さっき出ていたカンペに戻ったり。臨機応変に対応されているところはさすがだなと思いますし、ベテラン感がすごいです。
相葉:僕は、バラエティだからこそえなり君にいろいろ言えるようにもなりましたし、こういうところはやめて、ってえなり君への苦情を放送中に言ったりしました(笑)。あいさつする時の角度とかすごいよ(笑)。おはようございますっ! ってすごいおじぎして。俺がしもべつけてるみたいじゃん(笑)。
えなり:それはもう、子役の頃から…(笑)。おじぎをする時に頭頂部を見せると人の目を見てないって言われたり、浅すぎると図が高いって言われたり(笑)。微妙な角度があるんですよ。
相葉:すごい世界だ…。やっぱり、こういうところ尊敬するんですよね。35年芸能界にいらっしゃるから大先輩だし、なのに腰低いし、尊敬します。
◆今後番組を続けていく上で、お互いにお願いはありますか?
相葉:えなり君がやりたい部活がまだロケに出ていないから、出てほしいですね。
えなり:一応打ち合わせでは言ってるんですけどね。今後に期待です。
◆相葉さんがえなりさんにやってみてほしい部活はありますか?
相葉:すごいなと思うのが、えなり君って一人でどこでも行けるんですよ。
えなり:この前は、ジョージアという国に一人で行ってきました。
相葉:「一人旅部」とかいいんじゃないかな。一人でカメラも回してもらって、映像だけこっちに送ってくれれば(笑)。俺一人でチケットすら取れないと思うよ。すごいよね。
えなり:自分で撮って自分で編集して(笑)。最近はロケ隊が出るって言ってもスマホでも良かったりするんですよね。画質がいいから。
相葉:そういうのやってもらいたいですね。
◆えなりさんから相葉さんへお願いだったりやってほしいことはありますか?
えなり:相葉さんは普段から運動もされているしダンスも踊られるのでアクティブなんですけど、そんな中でもワイルド系な、森の中…、登山とか。
相葉:今後もしかしたらそういう系もあるかもしれないですよね。
えなり:火起こしする相葉さんとかね。
相葉:本当?(笑)誰が見たいのそれ(笑)。
◆もし2人で部活を立ち上げるとしたらどんな部活がいいですか?
相葉:えなり君は車が大好きで、僕も車が大好きなので、車を作りたいですね。廃車されてるやつから2人の車を作ったら楽しそうですよね。海外で廃車になったものをよみがえらせるみたいな番組けっこう見ちゃうんです。面白そう。
えなり:夢がありますね。ぜひやってみたいです。
◆『VS嵐』が木曜午後7時枠になってから相葉さんはこの枠への出演が15年目に入りますが、そこに対する思いはいかがでしょうか?
相葉:『VS嵐』は、僕ら嵐がいろいろな方に認知していただけるようになった、すごくお世話になった番組で。嵐の休止のタイミングで、後輩たちと一緒に『VS魂』という番組で枠を盛り上げようと2年半やってきましたが、僕の力が足りず後輩たちには申し訳ない思いもさせてしまいましたし、後ろめたい気持ちもありました。今回番組が新しくなるということで、後輩たちに申し訳なかったね、というお話もさせてもらいましたが、みんな全然前向きに捉えてくれてて、次の番組も頑張ってと言ってくれたので、今までの思いも継ぎながらやりたいです。番組は全然違うしスタッフの方たちも違うので、新しい番組ではあるんですけど、気持ちとしては、この枠をやってきた思いが乗っかった『木7◎×部』に僕はなっているので、みんなのためにも頑張りたいなと思います。15年って相当だと思うんですよ。それだけ何度もチャレンジさせていただいているフジテレビさんにも本当に感謝しかないですね。なので僕らはスタッフの皆さんと、1回1回全力を出し切るということに集中してやっていきたいと思います。
えなり:相葉さんが大きい思いを持ってやっていらっしゃるというのはすごく分かっているつもりなので、相葉さんがたくさん活躍される横で僕はもうそれ以上にフルスイングをしていく覚悟でやっていかないとなって思っています。
相葉:空振りでもいいからフルスイングでね(笑)。
えなり:ゴールデンタイムって僕はそういうイメージで。置きにいくとだめっていう。
相葉:そうだよね。ヒット狙いじゃだめってことだよね。
えなり:はい。僕はせめてアウトでもいいからと思って打っていく覚悟でフルスイングしたいと思います。
◆『VS魂』のときは『VS嵐』のリニューアルという意味合いもありましたが、今回は全く新しい番組ということで、意気込みはいかがですか?
相葉:正直、この枠をまたやらせてもらえると思っていませんでした。こうしてお声を掛けていただいた時は、もちろんみんなに申し訳ないという気持ちはありながらですが、すごくうれしかったです。みんなの分も頑張らなきゃなともう一度気合が入りましたね。僕にできることは全力でやりますとスタッフさんたちにお伝えもしているので、僕もフルスイングでやりたいと思います。
◆視聴者の方にメッセージをお願いします。
相葉:いろいろな部活があるし、その中には感動するものもあったり、ただただ笑える部活もあったり。幅広く番組を続けていけるように、えなり君が言っていたように僕らは1回1回フルスイングして、皆さんに楽しんでいただけるような番組になったらいいなと思っておりますので、ぜひご覧いただけたらと思います。よろしくお願いします。
えなり:いろいろな映像媒体も出てきて、サブスクなんかもあって。皆さんの時間を頂くという意味ではテレビと競合でもありますよね。そんな中で自分もテレビ何見ますか、と言われたら、大きくスイングして勝負に出ている番組から優先的に見ていくなと思います。せっかく「学校にはない部活」という大きなテーマがあるので、新しいね、初めてだね、こういう切り口あったんだ、と皆さんの心に引っかかる部活を僕もプレゼンしていきたいなと思いますし、皆さんに届けたいなと思うので、頑張ります。ぜひ見てください!
番組情報
『木7◎×部』
フジテレビ系
2023年10月26日(木)スタート
毎週木曜 午後7時~8時
(初回は午後7時~9時の2時間SP)
MC:相葉雅紀
スタジオレギュラー:えなりかずき
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/mokushichi/
公式X(旧Twitter):@moku7marubatsu
公式TikTok:@mokushichimarubatsubu
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